アマゾン販売において欠かすことのできないものが「リサーチツール」です。
中国輸入仕入れ×Amazon販売をされている方のなかでも、商品数が増えると商品リサーチにあまり時間がかけられない。
でも、商品リサーチの重要性は理解しているから効率的に商品リサーチを行いたい!
と思っている方は多いと思います。
この記事では、Amazonで効率的に販売していくには欠かせない情報を調べることができる「リサーチツール」について書いています。
2020年度最新版!
徹底比較をしていきますので、是非最後までお読みください。
※2020年11月20日現在の情報です。
目次
Amazonで必要なリサーチツールとは?
アマゾンセラーが知りたい情報が得られるもの
リサーチツールでは何ができるのでしょうか。
「Amazonで何が売れているか?」「購入者に何というキーワードで検索されているか?」などのAmazonセラーが知りたい情報を得ることができます。
ツールを使わずに手動でもデータは出せますが、時間がかかります。
ランキングや価格、出品者数の推移などをツールがデータを出してくれるため、Amazonセラーのかたがご自身で細かくデータを出す手間が省けるのです。
何の情報が知りたいかはセラーのかたの状況によって変わるかと思います。
例えば、仕入れのタイミングでは「価格の情報」や「前月の販売数」などが必要になるかもしれません。
そしてツールで得た情報を元に「どの価格帯の商品を仕入れるか」「仕入れの個数はどうするか」を判断します。
新しい商品カテゴリに挑戦したい場合は「ニーズはあるのか」「ライバルの売れ行きはどうなのか」が気になることがあると思います。
新しいことを始めるときに何も情報がないと不安になりますね。
仮説を立てるためにデータが欲しいと思うこともありますね。
多く売るために仕入れを多くしたいのは当然ですが、売れなければ赤字です。
物販をやっていく中で仕入れが重要ですが、仕入れにはもちろんリスクがあります。
そのリスクを最低限にするために手がかりとなる情報を得ることができるのがリサーチツールなのです。
商品リサーチセミナー(オークファン編)
【 参加無料 】 2021年3月9日(火)21:00〜
申込受付中
Amazon商品カタログ作成セミナー
【 参加無料 】 2021年3月12日(金)21:00〜
申込受付中
無料のAmazonリサーチツール
リサーチツールの良さはわかったけど、経験不足の状態で使うことになるとせっかくのツールの機能を十分に生かし切れないかも・・・・。
なるべく無料のツールがいいと思っているかたも多いと思います。
無料で使えるツールはあるのでしょうか?
モノレート →2020年6月30日でサービスを終了
モノレートは無料(会員登録・ダウンロード不要)で、「出品者数」「販売価格(新品・中古)」「ランキング」の推移をグラフで表示できるサービスでした。
ですが、2020年6月30日でサービスを終了となってしまいました。
中国輸入に限らず、Amazonで販売しようとした(もしくは販売したことがある)人なら一度は聞いたことがあるかもしれないというくらいかなり有名なウェブサイトです。
そのため、サービス終了で困ってしまったアマゾンセラーのかたも多いのではないでしょうか。
過去3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月と出品されてから現在までの全部の「出品者数」「販売価格(新品・中古)」「ランキング」の推移をグラフで表示してくれるため、多くのAmazonセラーから支持されてきました。
ですが、残念ながらサービス終了となってしまいました。非常に残念です。
Keepa
KeepaはGoogleChromeの拡張機能です。
価格変動を追跡するためのツールですので、登録した商品が●●●●円になったら通知してくれるなど一部のみ無料で使えます。
Keepaも以前までは、無料でランキングや価格・出品者数の推移をグラフで表示させることができました。
また、最初は無料だったkeepaが有料化したことによって他のサービスへのデータ提供が終わってしまった結果、AMZ Seller Browser、モノサーチ、ショッピングリサーチャーなどでランキングなどのデータが表示されなくなりました。
ランキング以外にも色々な機能はあるのですが、ことAmazon販売においてランキングは非常に重要な情報になるので、それが表示されないとなるとあまり使う意味がありません。
ということで、無料で充分な機能が使えるリサーチツールは2020年11月現在では見つかりませんでした。
そのほかでは、機能としてAmazon検索キーワードと同時に検索数を出す拡張アプリなど、欲しいデータが限定的であれば無料の拡張アプリなどを探してみてもいいかもしれません。
売上げを上げるためにデータを参考にしたいけど・・・どのデータを参考にすればいいかもまだわかっていないからという場合は、いろいろなデータを取得できる有料ツールのほうがリサーチ方法習得までの近道にはなりそうです。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.keepa.mobile&hl=ja&gl=US
有料のおすすめamazonリサーチツール4選比較!
ここからは有料のリサーチツールについてお伝えします。
それでは各有料ツールについて紹介していきます。
Amazonリサーチツール:あまログ
【主な機能】
ランキング、価格の推移等の基本リサーチも可能、価格、ランキング、ブラウズノード等詳細な絞り込み、日別週別月別の販売数&金額表示、キーワードの抽出機能他
【料金】
月額4,980~14,800円(登録後30日間無料)
月額14,800円のゴールドプランでは、タオバオ画像検索が利用可能です。
これは、あまログで取得した商品画像を使いアリババの販売ページを表示することができるのです。
この商品を仕入れる場合の金額が、アリババのページでそのまま確認できるということです。
仕入れを中国輸入しているかたにとっては使い勝手がよく、効率よくリサーチすることができます。
上位商品はあまログに自動登録されていますので、各カテゴリごとに人気商品の検索でしたら解析時間はかからず解析済みのデータを取得するだけでできます。
相乗りでのライバルの在庫状態とともに商品の状況を確認したいかたにとっては使いやすいツールです。
Amazonリサーチツール:Ama速
【主な機能】
ライバル店舗リサーチ、自社商品への相乗り出品通知機能、自社商品へのレビュー通知機能、中国輸入セラーのAmazonIDが定期的に届く、Ama速限定のLINEで質問や交流ができる
【料金】
月額5,400円(登録後7日間無料)
Ama速も中国輸入仕入れ×Amazon販売のセラーのかたに使いやすいサービスとなっています。
相乗り商品の在庫や、ライバルのセラーの取り扱い商品や在庫などのデータが取得できます。
ライバルの状況を知りたいかた!公式ホームページは少しわかりにくいですが確認してみてください。
Amazonリサーチツール:アマテラス
【主な機能】
キーワード検索順位追跡機能、低評価、相乗り通知、スーパーURL作成、販売個数追跡、販売状況分析機能、競合セラー追跡(新商品通知)他
【料金】
月額9,800~19,800円 (30日間無料)
2019年頃までは月額4,980円のプランがあったのですが、2020年11月現在では月額4,980円のプランがホームページには見当たりません。
プランは月額9,800円(アドバンスプラン)と月額19,800円(プロプラン)の2種類です。
アマテラスでは、キーワード検索順位追跡ができます。
相乗りではなくOEMなどでオリジナル商品を新規出品にするセラーさん向けではあります。
オリジナル商品で勝負したいけど、ライバルが多くAmazon商品検索結果でなかなか上位に表示されないので悩んでいるなど。
順位を上げるための手がかりになるデータが欲しいと思っているかた、AmazonSEOを強化したいかたにおすすめです。
Amazon検索上位(SEO)対策に強いこともあり、他のリサーチツールと比べると若干上級者向けです。
Amazonリサーチツール:在庫チェッカー
【主な機能】
セラーの在庫チェック機能、1ヶ月の売上予測、Amazon本体が参入している商品のリサーチ、バリエーション毎の在庫チェック、CSV出力他
【料金】
42,900円(買い切り)
こちらは月額料金がかかるタイプではなく、買い切りです。
高く感じるかもしれませんが、2年使えば月額にして1,800円程ですので2年間使った場合は、他のツールと比べると格安です。
短期間で使うのをやめてしまうと割高ですね。
もちろん、指定したASINコードでの在庫確認など、不良在庫を減らすための仕入れに役立つデータは取得できます。
リサーチはしたいけど、コストは抑えたいかた向けです。
2020年11月現在では、販売は一時的に停止しているようです。
ホームページには再募集未定という記載があります。
過去にも販売停止後に再販を行っているようですので、今後再販される可能性はあるかと思うのですが日程は未定のようです。
失敗しない!Amazonリサーチツールを選ぶポイント
有料ツールは上手く使えば非常に便利で役に立つものです。
しかし、冒頭に書いたように使いこなせないと宝の持ち腐れとなり、せっかくの費用も無駄になってしまいます。
どうせ利用料を払うのであれば、やはり自分に合っていて役立つツールを使いたいですよね。
今回ご紹介した有料ツール以外にもたくさんの有料ツールがありますが、そんな中から失敗せずにツールを選ぶポイントをお伝えしていきます。
価格
当然ですがまずは「価格」です。一回払って終わりの買い切りのもの、毎月継続して支払うものがあります。
どちらが良いということはありませんが、その料金を払ってたとしても利益でペイ(回収)できるかをまず考えてください。
例えば、毎月の利益が5,000円しかないのに、月額10,000円のツールを使うのは現実的ではありませんし、買い切りでも50,000円であればペイするのに10か月もかかります。
その有料ツールを使えばこれくらい利益が上がると思う、はあくまで「取らぬ狸の皮算用」でしかありませんので、まずは「現状の利益」で考えましょう。
マーケティング機能
次に基本的な商品リサーチ以外に「キーワードツール」や「通知機能」など「マーケティング機能」が備わっているものがベターです。
ツールを使う目的は利益の出る商品を仕入れることではなく、その商品を販売し育てていってより大きな利益を出していくことなので、こういった「マーケティング機能」があるのは重要なポイントのひとつです。
今回ご紹介した有料ツールはどれも「マーケティング機能」が含まれていますので、その点は安心です。
ツールの開発者
最後に、ツールの開発者や運営者が「中国輸入販売の現役プレーヤー」であればベストです。
現役のプレーヤーであれば自分の経験に照らしてプレイヤーが必要なもの、あると便利なものしっかり認識していますし、頻繁に行われるAmazonの仕様変更にも対応してくれる可能性が高いためです。
逆に開発者・運営者が現役プレーヤーでない場合は不必要な機能がごちゃごちゃついていたり、肝心の機能がAmazonの仕様変更に対応しておらず使えない、といったことになりかねませんので注意が必要です。
これを見分けるためにはやはり直近の仕様変更について対応していますか?と直接確認してみたり、仕様変更の履歴を確認するのが一番ですね。
Amazonリサーチツールを選ぶポイントをまとめると、
1.ペイできる価格
2.マーケティング機能がある
3.現役プレーヤーが運営している
の3点が有料ツールを選ぶポイントです。
商品リサーチセミナー(オークファン編)
【 参加無料 】 2021年3月9日(火)21:00〜
申込受付中
Amazon商品カタログ作成セミナー
【 参加無料 】 2021年3月12日(金)21:00〜
申込受付中
一番気になる!リサーチツールを使うと稼げるの?
効率的な中国輸入販売を行う上で今や必須ともいえるリサーチツールですが、中にはツールを使いさえすれば楽に稼げると勘違いをしてしまう人がいます。
こういった人は現在の自分のレベルでペイできない高価格のツールであっても「これを使えば稼げるはずだ」と登録してしまい、結果的にペイできず最も大事な資金繰りを悪化させてしまいます。
もちろんツールを使うのは稼ぐためですが、ツールを使えば必ず稼げる訳ではありません。
ツールはあくまでも仕入に際して正しい判断をするための情報を集めたり、より効率的に販売していくために必要な情報を集めるためのものです。
いくら正しい情報があってもそれを活かせないのでは宝の持ち腐れです。
今の自分のレベルをしっかり認識し、せっかくの手数料を無駄にしないために、自分のレベルに合わせたツールを選んでいきましょう。
CiLELでは中国輸入ビジネスの方法やAmazonの使い方、最新の情報を発信しているので、是非一度セミナーにもご参加ください。