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03.今さら人に聞けない「代行業者」の常識

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03.今さら人に聞けない「代行業者」の常識


今回は、このコラムが掲載されている「シーレル」のサービスでもある「輸入代行業」についてです。輸入代行業は物流サービスのひとつなのですが、輸入でよく出てくるのは、シーレルのような輸入代行業者の他に「転送業者」というものがあります。この転送業者と輸入代行業者はいったい何が違うのか、そして代行業者ができることは何なのかを解説していきます。では、早速本題に入っていきましょう。

輸入代行業者と転送業者

まず、はじめに輸入代行業者とはどういった会社なのかと言うと、「輸入に係る手続きの代行を行う業者で、注文、支払い、通関、配送などの手配をサービスとして提供する企業」のことです。


それに対して転送業者とは、日本の購入者の代わりに業者が外国で荷物を受け取り、日本へ発送(転送)してくれるサービスのことです。



要は、代行業者は外国のショッピングサイトでの商品の注文から決済、配送までを請け負うのに対して、転送業者は商品の配送のみを請け負っていると言えます。ただ、外国といっても世界中で代行業者もしくは転送業者が必要になる訳ではありません。

例えば、代行業者はある国で注文や決済ができない場合にサービスをお願いしますので、アメリカなど日本からでも注文ができるような国では、注文などの作業が増える為手数料が上がりますので必要とされていません。逆に代行業者が活躍するのは主に中国です。

実は、中国から輸入しようと思っても中国のショッピングサイトは外国からの注文は非常にハードルが高いからです。中国のショッピングサイトの大手であるタオバオやアリババでは決済にアリペイというサービスを使うことが一般的となっていますが、アリペイを使うには中国の住所が必要になります。そのため個人では決済がほぼできないため代行業者に委託する、というかたちになります。

代行業者が個人の生き方を変えた

輸入ビジネスに欠かせない業者と言えば、このコラムで何度も登場していますが、乙仲やフォワダー、通関業者お思い浮かべる人もいるかもしれませんがそれはとはちがう立ち位置にいます。フォワダー、通関業者が輸入の手続きや物流に特化しているのに対して、代行業者は注文から決済も行いますので例え個人が注文するにはハードルが高い中国の商品も簡単に買えるようになりました。

また、フォワダー、通関業者は企業間の取引が殆どで個人ではなかなか取引をしてもらえません。取引量も一定以上が無いと経費などが合わなくなります。その点において代行業者は個人での取引でも大きな取引量でなくても取引をしてくれます。なぜなら個人とはいえ多くのお客様の荷物を扱うので、1人1人は少量でも集めれば大量になりスケールメリットが出るのでコスト削減ができるからです。

代行業者とのやり取りは基本的に日本語、日本円で行いますので手軽に簡単に輸入ができ小規模な事業者や個人でも輸入ビジネスが成り立つのも代行業社のおかげといえます。近年、中国輸入ビジネスで独立をする人が増えましたがその陰には代行業者の存在があったからとも言えます。

代行業者ができること

さて、輸入代行業者はあなたに代わって中国で商品を注文してそれを取りまとめて日本に送ってくれます。基本的には個人で使用するための輸入ではなく小規模事業者の輸入がメインになりますが、できるサービスはそれだけなのでしょうか。実は輸入に付帯する様々なサービスがあったり作業を行うことができます。

例えば、アマゾンで販売している人は主にFBA(Fulfillment By Amazon)というアマゾンが配送を代行するサービスを利用していると思いますが、代行業社によってはFBAへの直送もできます。基本的には買い付けた商品は自宅や指定された倉庫に送るのですが、時間短縮や経費削減、倉庫スペースの有効活用などの理由で中国からダイレクトにアマゾンの倉庫に納品します。このサービスを利用するには代行がアマゾンの管理画面に入れるなどいくつかの設定が必要ですが、FBAへの直送ができると販売者側としてはスピードも速くなり手間も減ります。

また、中国で商品を買い付けた場合に特にアパレル商品では洗濯タグを付ける必要があったり自店のオリジナルタグを付けたりするような加工や検針などの詳細な検品などもサービスとして提供しています。さらか中国の企業などとのパイプを生かしてOEM製品の作成などオリジナル商品の制作などを取継ぎも行っています。

さらに、シーレルでは物流や商品に関してだけではなく利益計算や在庫管理など会計に関することや商品ページ作成など販促活動のサポートも行っておりセミナーも開催しています。

最後に

代行業者とは、中国輸入ビジネスをする側にとって、最も身近なサポーターです。それも物流や商品に留まらず販売活動や会計、経営に至るまでとても広い範囲をカバーしてくれています。

昨今、中国輸入ビジネスで成功して独立をする人は増えましたが、多分に漏れずその人たちは代行業者と二人三脚でビジネスを展開し大きくなっていっています。今回で代行業者とは何か、どんなことができて自分にとってどのような存在になるのかはおわかり頂けたと思います。そのうえで、うまく代行業者と付き合いお互いにWin-Winの関係を築くことが自分の成長、成功に最も大事なことになります。

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