「転売ビジネスで稼ぎたい!」
「副業で転売をやってみたい!」
「うまくいけば独立したい!」
そんな気持ちでこちらの記事を見つけてくださったのではないでしょうか。
私たちCiLEL(シーレル)は2011年の創業以来10年にわたり、5,500社以上のEC事業者様を、主に仕入れの面からご支援してまいりました。
その中には転売から事業をスタートさせたEC事業者様も、多くいらっしゃいます。
こちらの記事では、EC事業者様をご支援するCiLELだからこそお伝えできる「転売ビジネスのやり方」「転売ビジネスのコツ」をたっぷりとお届けします。
具体的なノウハウではなく「まず知っておくべき大切な基本」について書いていますので、転売ビジネスをこれから始める方も、すでに始めている方も、ぜひ最後までお読みください。
目次
Toggle転売ビジネスで稼ぎたい!そもそも転売とは?
転売とは
転売とは、いわゆる「また売り」です。
広辞苑には「ある人から買い取ったものを、さらに他人に売り渡すこと。またうり。」と記されています。
転売をする人は転売ヤーと呼ばれたりします。
転売ヤーの買い占めにより商品が市場に出回らないなどの問題がニュースになることも多いので、悪いイメージを持たれがちな転売ですが、転売そのものは違法ではありません。
転売ビジネスとは
敢えて定義をするならば、転売ビジネスは「転売をビジネスとしておこない、利益を出して儲けていくこと」といったところでしょうか。
家庭に眠っている未使用の不用品を売ってお小遣い稼ぎをすることも転売と言えますが、それとは違い、しっかりとビジネスとして成立させていくイメージを持っていただくと良いと思います。
転売ビジネスは、安く仕入れて、高く売れるところで販売し、その差額で利益をとっていきます。
実際には販売するにあたりさまざまな手数料がかかることがほとんどなので、ぜひ下の式を「利益を残す仕組み」として頭に入れて、ここから先をお読みください。
販売価格>仕入れ値+諸費用
こちらの記事では、ビジネスとしての転売についてお伝えしていきます。
転売ビジネスに向く人・向かない人
「転売ビジネスは誰でもできる!」ということをこのあとお伝えするのですが、誰にでもできるからと言って誰にでも適しているというわけではありません。
転売ビジネスで結果を出しやすいのは、地道なひとり作業を楽しみながらコツコツ続けられる人です。
転売ビジネスを始めてしばらくは、ひとりきりで黙々と作業をする時間がとても多いです。
ひとつの商品が売れても利益はわずかですから、地道に売り続けて実績を積み上げていくのが転売ビジネスです。
なので、ひとりで地道にコツコツ続けられる人は、結果を出しやすいという意味で、転売ビジネスに向いていると言えるでしょう。
転売ビジネスを軌道に乗せるまではどうしてもひとり作業が多くなりますので、誰かと一緒に仕事をすることに喜びを感じるタイプの人は継続することが難しいかもしれません。
転売ビジネスは稼げる?
ここが一番気になりますよね。
結論としては、転売ビジネスは稼げます。
稼げるからこそ多くの人が取り組んでいますし、これほどたくさんのノウハウが世にあふれているわけです。
しかし、誰でも簡単に稼げるわけではありません。
稼ぐためには条件があります。
それは「明確な目標を設定し、正しいやり方で継続すること」です。
転売ビジネスはすでに成功者がたくさんいるビジネスですから、成功している人のやり方を真似しながら続けていくのが正しいやり方です。
ちなみに、「稼げる」ことと「ビジネスを成長させる」ことは別物だと認識した方が良いです。
その理由は、ぜひ最後まで読んで確かめてみてください。
転売ビジネスのメリット
まずは転売ビジネスのメリットを見ていきましょう。
「転売」という言葉にネガティブなイメージを持っていてはもったいないくらい、メリットがたくさんあります。
転売ビジネスは誰でもできる
転売ビジネスはとても気軽に始めることができます。
なぜなら専門知識がいらないからです。
転売ビジネスは「仕入れた値段よりも高く売れる場所で売る」という、非常にシンプルなビジネスモデルですから、やろうと思えば小学生だってできてしまいます。
「簡単」であることは転売ビジネスの大きなメリットと言えるでしょう。
転売ビジネスはすぐに始められる
転売ビジネスは「やろう!」と思い立ってすぐに始めることができます。
具体的には、メルカリやヤフオク!に家庭で使わない不用品を出品すれば、それが転売ビジネスの最初の一歩になります。
スマホがあればできちゃいますね。
しかも家庭にある不用品を出品するので、原価は0円です。
もちろん、ビジネスとして継続していくためには、いろいろなことを勉強したり挑戦したりする必要がありますが、始めるハードルがとても低いのは転売ビジネスのメリットです。
転売ビジネスは好きな時間にできる
転売ビジネスは、副業として始められる方がほとんどです。
大学生や主婦の方がお小遣い稼ぎとして始めるパターンも多いですね。
転売ビジネスをはじめる方に共通しているのは、「時間に何かしらの制約がある」ということではないでしょうか。
「制約があっても何とか自分の力で稼ぎを生み出したい!」という素敵な意欲のある方が、転売ビジネスを選んでいるように思います。
時間に制約のある方にとって、早朝や深夜でも自分の都合に合わせて仕事ができる転売ビジネスはとても魅力的です。
転売ビジネスのデメリット
ビジネスには、メリットがあればデメリットがあります。
転売ビジネスのデメリットもしっかり確認しておきましょう。
転売ビジネスはライバルが多い
転売ビジネスのメリットとして「誰でもできる」ことを挙げましたが、それは裏を返せばライバルの多さを意味します。
お小遣い稼ぎ程度に転売をする場合は気にしなくても良いのですが、ビジネスとして成長させていくとなると、ライバルの多さはかなりのデメリットです。
ひしめくライバルの中で利益を出し続けていくのが簡単でないことは、想像に難くありませんね。
違法な転売に要注意
冒頭で「転売そのものは違法ではない」とお伝えしましたが、「違法な転売」は存在します。
たとえばチケットの転売は「チケット不正転売禁止法」という法律で規制されています。
文化庁:チケット不正転売禁止法
2020年は、新型コロナウイルス流行の影響によって、マスクやアルコール消毒製品に転売規制がかかりました。
このように、一時的に規制される場合もあります。
規制商品を転売して逮捕…という実例もありますので、よくよく注意しなければいけません。
実例:『知らなかったでは済まされない「利益たった6千円で書類送検!?」の話』
転売だけをビジネスとして大きくするのは危険
さきほど「転売ビジネスはライバルが多い」というお話をしました。
転売はすでに商品として完成しているものを扱うわけですから、言わば「限られたパイをひたすらに奪い合うビジネス」です。
常に「今、売れる」商品を探し続ける必要がありますし、さまざまな外部要因で急に売上が落ち込むこともあります。
もちろん、転売ビジネスがダメというわけではないのですが、転売だけでビジネスを大きくしていくのはリスクが大きいので危険です。
転売ビジネスで稼ぐ4つのコツ
ここからは、転売ビジネスで稼ぐコツをご紹介します。
今から転売ビジネスを始める方も、すでに始めている方も、ぜひご覧ください。
「売りたい商品」ではなく「売れる商品」を売る
転売ビジネスは「売れる商品を売る」、つまり市場にニーズがある商品を売るのが鉄則です。
売れる商品を売るためには、綿密な市場調査(以下、リサーチ)が必須です。
リサーチのノウハウは巷に溢れていますのでこちらの記事では割愛しますが、リサーチが転売ビジネスの要だということは、ぜひ覚えておいてください。
リサーチに関しては、ツールを使ったノウハウがよく見られますが、大切なのはそれだけではありません。
あなたが販売する商品を購入するのは一般の生活者ですから、消費者目線を忘れないことも大切です。
普段何気なくコンビニに入るときに「この商品、なんで売れてるんだろう?」という目線を持って観察することも、立派なリサーチです。
【稼ぐ転売ビジネスのコツ1】
リサーチを常に怠らない
消費者目線と売れる商品を見つけるリサーチ力が備われば、成功は近づいてきます。
しかし、リサーチ力は我流で身につくものではありません。
CiLEL(シーレル)では、10年以上のキャリアを持つプロセラーが担当する”超”実践型商品リサーチ講座「manable(マナベル)」を毎月開講しています。
「売れる商品の探し方」を徹底解説します。
とにかく仕入れ値を抑える
記事の前半でお伝えした「利益を残す仕組み」は覚えていますか?
「販売価格>仕入れ値+諸費用」ですね。
同じ商品だったら少しでも安く買いたいのが消費者心理ですから、転売ビジネスで販売価格を上げるのは至極困難です。
では、少しでも多くの利益を残すためにどうするか?
仕入れ値を抑えるしかありません。
【稼ぐ転売ビジネスのコツ2】
1円でも安く仕入れる方法を貪欲に探し続ける
継続させるビジネスという自覚を持つ
転売をビジネスとして成立させて稼いでいくには、まず転売ビジネスを継続させなければいけません。
ビジネスを継続させることは想像以上に難しいものです。
その場しのぎではどうにもならない課題もたくさん発生しますので、未来を見据えた戦略が必要になります。
具体的な数字で目標を持つことも大切ですね。
【稼ぐ転売ビジネスのコツ3】
「これは小遣い稼ぎではない、ビジネスだ」という自覚を持つ
利益がどれだけ残っているかを把握する
あなたの転売は小遣い稼ぎではなくビジネスです。
一般企業にお勤めの方は肌感覚でおわかりかと思いますが、いくら売上が上がっても利益が残らなければ意味がありません。
例を出します。
Aさん:1ヶ月の売上100万円、仕入れ値+諸費用95万円
Bさん:1ヶ月の売上20万円、仕入れ値+諸費用5万円
AさんとBさんのどちらが「稼いでいる」かは明白ですね。
15万円の利益を残しているBさんです。
売上はとても大事です。
それは間違いないですが、稼ぐためには利益が必要なのです。
【稼ぐ転売ビジネスのコツ4】
利益がいくら残るかを常に計算する
稼ぐ転売ビジネスのやり方
転売ビジネスで稼ぐコツを押さえたら、いよいよ実践です。
転売ビジネスは低リスクで始められますので、興味がある方は「まずやってみる」のがおすすめです。
不用品の転売から始める
転売ビジネスで稼ぐには、とにかく1円でも多く利益を残し続けることが大切です。
なので、まずは不用品の転売から始めましょう。
あなたの家に眠っている不用品は、なんといっても原価が0円です。
販売価格がそのままほぼ利益になるなんて素晴らしいですね。
「断捨離ついでに不用品をメルカリで売ったらパートの月収を軽く超えた…!」という主婦の方がいるくらいですから、まずは不用品を販売してみましょう。
次は「仕入れて、売る」
不用品の販売で得た利益は、次のステップである「仕入れて、売る」に進むための軍資金になります。
いよいよ「売れる商品」をリサーチして、できるだけ安く仕入れて、できるだけ高く売ってみましょう。
転売の仕入れ先については、こちらの記事も参考にしてみてください。
『転売はどこから仕入れる?おすすめの仕入れ先』
どれだけリサーチを入念におこなっても、仕入れた商品のすべてが期待どおりに売れるわけではありません。
「売れるはずだ!」と確信して仕入れた商品が売れないとがっかりですが、ここで大切なのは「どうして売れなかったのか?」を徹底的に考え、分析し、次に生かし続けることです。
仮説検証を適切に繰り返すことができれば、転売ビジネスは徐々に軌道に乗っていくでしょう。
転売を更なるステップアップの経験値にする
記事の中ほどで「転売だけでビジネスを成長させていくのは危険」というお話をしました。
では、どうすればよいのでしょうか?
ひとつの答えは「オリジナル商品の販売へステップアップする」です。
すでに完成された商品を扱う転売ビジネスはライバルとの価格競争から脱することができませんが、自分だけのオリジナル商品なら、価格競争をする必要がなくなります。
ここで疑問になるのが「オリジナル商品はどうやって作るの?」ですよね。
オリジナル商品の販売へステップアップしたい方には、中国輸入仕入れがおすすめです。
中国から仕入れる
詳細は最後にお伝えしますが、中国からの輸入仕入れに慣れておくと、オリジナル商品販売へのステップアップが比較的容易になります。
そもそも中国は原価がとても安いので、転売の仕入れ先としてもおすすめですよ。
中国から輸入して仕入れる場合は、輸入代行業者の利用が必須となります。
輸入代行業者については、ぜひ現役物販講師が執筆した下記の記事をご覧ください。
『おすすめ中国輸入代行業者12選と選び方のポイント』
オリジナル商品なら中国輸入
最後に、中国輸入について少し詳しくご説明します。
国内転売から始めて、仕入れ先を中国に広げる方もたくさんいらっしゃいますので、ぜひ選択肢のひとつとして頭の片隅に置いてみてください。
オリジナル商品はOEMで作る
「転売ビジネスからステップアップしてオリジナル商品を販売したい!」という方はとても多いです。
数年前と違い、転売ビジネスがこれほどメジャーになった今では、最初からオリジナル商品の販売を見据えている方もたくさんいらっしゃいます。
今、一番簡単に(と言っても初心者には難しいですが)オリジナル商品が作れるのは、中国でのOEMでしょう。
OEMとは、Original Equipment Manufacturing(もしくはManufacturer)の略語です。
中国輸入では、オリジナルのタグを付けたり、ロゴを印刷したりするなど、簡易的なものもOEMに含めて語られることが多いです。
よくあるのは、すでに工場で作っているノーブランド製品に、オリジナルのタグをつけて 「自社ブランド品」 として販売するやり方です。
中国輸入のOEMについては下記の記事で初心者向けの解説をしていますので、ぜひ参考にしてみてください。
『中国輸入のOEM!3つの方法と本当のメリットデメリット解説』
OEMができる輸入代行業者を選ぼう
「転売ビジネスから始めて、いずれオリジナル商品を販売したい!」という方は、まずは中国輸入仕入れにチャレンジしてみると良いでしょう。
その際には輸入代行業者の利用が必須となるのですが、オリジナル商品の制作(OEM)を見越しているのであれば、最初からOEMができる輸入代行業者を利用するのがおすすめです。
中国輸入をおこなう場合、輸入代行業者はあなたのビジネスパートナーとなります。
途中で輸入代行業者を変更しても全然かまわないのですが、ビジネスパートナーとしての関係ができている状態でOEMを始めた方が、お互いにスムーズにビジネスを進めることができます。
OEMの詳細と輸入代行業者の選び方については、下記の記事をご覧ください。
『中国輸入でOEM!代行業者を使うメリットと代行業者の選び方』
これからOEMを始めてみたい方は、ぜひCiLEL(シーレル)にご相談ください。
CiLEL(シーレル)は、ゼロから中国輸入を始める方に多くご利用いただいております。
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まとめ
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
実際に転売ビジネスをはじめてみたい方は、ぜひ結果を出している人から正しいやり方を学び、愚直に実践してみてください。
中国仕入れに興味がある方は、CiLELがビジネスの立ち上げからサポートしています。
ぜひお問い合わせください。
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