「商品の保管・注文処理・配送・返品対応までAmazonに代行してもらえる!」と、人気を集めているAmazon FBA。
Amazonを使って出品している方のなかには、FBAの利用を検討している方もいるのではないでしょうか。
「FBA納品の規定サイズを知りたい」
「規定サイズのおすすめはある?」
「サイズや重量を守らなかったらどうなる?」
手探りのなかで、こういった疑問が浮かんだ方もいるかもしれませんね。
そこで今回は、Amazon FBA納品における規定サイズや重量、禁止事項を詳しく解説いたします。
なお、2026年6月15日より、Amazon FBAでは日本における大型商品・特殊大型商品の分類方法が変更されています。
特に大型商品・特殊大型商品を扱う場合は、これまでのサイズ・重量基準と異なる点があるため、最新のルールを確認したうえで納品準備を進めることが大切です。
ぜひ、配送準備の参考にしてくださいね。
Amazon販売手数料やFBA手数料について解説した記事もありますので、良かったらご覧ください。
『Amazon販売手数料を1ページで詳しく解説!』
『FBAサービス・手数料を全て解説』
ちなみに、Amazon販売と相性が良い仕入れ先は中国だということはご存じでしょうか?
売り上げ拡大のために仕入れ先を広げていくのも、Amazon販売戦略のひとつです。

目次
Toggle【2026年6月15日以降】大型・特殊大型の商品サイズ分類が変更
2026年6月15日より、Amazon FBAでは日本における大型商品・特殊大型商品の分類方法が変更されています。
今回の変更は、FBAネットワーク全体の配送時間と効率の向上を目的としたものです。なお、FBA手数料に変更はありません。
変更後の主なポイントは以下の通りです。
| サイズ区分 | 2026年6月15日以降の基準 |
|---|---|
| 小型・標準商品 | 変更なし |
| 大型商品 | 最大重量18.9kg、最大の合計寸法160cm未満 |
| 特殊大型商品 | 重量18.9kg〜50kg、または最大の合計寸法160cm〜400cm |
これまで大型商品として扱われていた商品のうち、重量が18.9kgを超える商品は、2026年6月15日以降、特殊大型商品に分類される可能性があります。
また、2026年6月15日以降に作成された納品については、新しい商品サイズ分類に基づいて配送先が決定されます。納品時は、必ず配送ラベルに記載されているフルフィルメントセンターへ発送しましょう。
6月15日より前に作成された納品については、変更後のサイズ分類と一致しない場合でも、指定された配送先に基づいて出荷でき、Amazon側で受領可能とされています。
特に、大型商品や重量のある商品を扱っている場合は、納品プラン作成時にセラーセントラル上で最新の配送先・サイズ区分を確認しておくことが大切です。
参照:Amazonセラーセントラル|6月15日に実施するFBA在庫分散の商品サイズ分類の変更について
FBA納品の際の規定ダンボールサイズ
FBAでは、納品する際の輸送箱(ダンボール)サイズを以下のように明記しています。
画像引用元:Amazonセラーセントラル|Amazonへの個口配送
*通常、輸送箱(ダンボール)サイズは、「長さ〇㎝+幅〇㎝+高さ〇㎝=〇〇㎝」で求めます。
合計が60㎝以内であれば「60サイズ」、80㎝以内であれば「80サイズ」、120㎝以内なら「120サイズ」となります。
FBA納品では、「商品そのもののサイズ区分」と「納品時に使用する輸送箱(ダンボール)のサイズルール」を分けて考える必要があります。
商品が標準サイズに該当する場合でも、輸送箱のサイズや重量がAmazonの規定を超えていると、受領拒否や返送の対象になる可能性があります。
この記事では、小型・標準サイズ、大型サイズ、特殊大型サイズの考え方と、納品時に注意したい輸送箱のルールを解説します。
小型・標準サイズ
小型・標準サイズの場合、3辺が「長さ50㎝×幅60㎝×高さ(深さ)50㎝」より小さく、「重さ30㎏以下」であることを満たしている必要があります。
くわえて、「長さ18.1㎝×幅10.0㎝×高さ2.5㎝」より大きく、「重さ0.15㎏以上」ある必要があります。
ダンボールサイズ上では、小型・標準に該当するサイズは、最大160サイズまで。
しかし、1辺の長さに注意が必要です。
小型・標準サイズの場合、「50㎝×60㎝×50㎝」それぞれの長さも守らなければなりません。
「30㎝×40㎝×90㎝」や「40㎝×40㎝×70㎝」のように、1辺ごとの長さが異なる輸送箱を使用すると、納品拒否されてしまいます。
以上を踏まえると、小型・標準サイズ商品のダンボールは80サイズ~120サイズがおすすめといえます。
また、重量にもご注意を。
本類や液体系、鉄系などの商品の場合、重量オーバーになりやすい傾向があります。
たとえば、「液体洗剤」を想像してみてください。
商品のサイズ自体は小さくても、重さは意外とありますよね。
箱いっぱいに詰め込んでしまうと、規定の重量を超えてしまう可能性が高いです。
商品をギリギリまで詰めたり、ダンボールをカスタマイズ(ダンボールを切って大きさを変更すること)したりせず、サイズ・重量を守って納品しましょう。
大型・特殊大型サイズ
2026年6月15日以降、FBAでは大型商品と特殊大型商品の分類方法が変更されています。
大型商品は、最大重量が18.9kg、最大の合計寸法が160cm未満の商品が対象です。
特殊大型商品は、重量が18.9kg〜50kg、または最大の合計寸法が160cm〜400cmの商品が対象となります。
小型・標準サイズの商品分類に変更はありませんが、大型商品や特殊大型商品を扱う場合は、これまでと分類が変わる可能性があります。
また、2026年6月15日以降に作成された納品については、新しい商品サイズ分類に基づいて配送先が決定されるため、配送ラベルに記載されたフルフィルメントセンターへ納品するようにしましょう。
商品のサイズ区分
商品のサイズ区分は以下のようになっています。
画像引用元:Amazon 商品のサイズ区分
標準サイズは、商品を完全に梱包した状態で、以下の範囲内に収まる商品を指します。
・長さ:45cm以下
・幅:35cm以下
・高さ:20cm以下
・重さ:9kg以下
上記の基準を超える商品は、大型商品または特殊大型商品に分類されます。
2026年6月15日以降は、大型商品・特殊大型商品の分類基準が変更されているため、
特に重量が18.9kgを超える商品や、3辺の合計寸法が160cmを超える商品を扱う場合は注意が必要です。
FBA納品用ダンボールはどうやって入手する?
FBAに納品するためのダンボールはどうやって入手するのが良いのでしょうか?
選び方もあわせてご紹介します。
ドラッグストアなどでもらう
FBA納品用のダンボールを入手する方法のひとつは、「ドラッグストアやスーパーマーケットから無料でもらう」ことです。
レジの近くに「ご自由にお使いください」などとダンボールが置いてあったりしますよね。
それを使わせてもらう方法です。
無料なのでコスト削減になるのがメリットですが、使用済みのものになるので品質が良くない場合もありますし、欲しいサイズがいつでも手に入るとは限りません。
FBAで納品不備になってしまうと、返送料がかかったり在庫補充が遅れて機会損失を起こしたりしますから、リスクのある方法だと認識していただくと良いと思います。
ホームセンターやネットショップで購入する
安心・安全なのは、資材としてダンボールを購入することです。
ダンボールはホームセンターなどにも売っていますし、専門のネットショップもあります。
利用しやすいのはネットショップでしょう。
ホームセンターだと「買いに行ったけど欲しいサイズがなかった…」ということもありえますが、ネットショップであればいつでも欲しいサイズを欲しい分だけ購入することができます。
ダンボールはとてもかさばるので、ネットショッピングだと自宅まで届けてもらえるのもメリットですね。
160サイズのダンボール購入時は「50㎝×60㎝×50㎝」サイズに近いものを
ダンボールにはさまざまなサイズがありますが、「160サイズ」のダンボールを検討している場合は、購入するのがおすすめです。
その際、できるだけ「50㎝×60㎝×50㎝」サイズに近いものを選びましょう。
「ギリギリ150サイズで…」と少しでも小さなサイズを選びたくなるかもしれませんが、150サイズは、ヤマト運輸や佐川急便で「規格外サイズ」となっています。
そのため、160サイズぴったりを探すなら、通販サイトでの購入が確実です。
もし、自分が過去に購入した商品のダンボールが規格を満たしているなら、それを再利用するのも一つの手段かもしれません。
FBA納品における重量超過の注意点
重量超過の注意点は2点あります。
・オーバーする場合は「重量超過」ラベルを貼る
・運送会社の重量制限も考慮する
オーバーする場合は「重量超過」ラベルを貼る
注意点の1つめは、重量超過ラベルの添付です。
FBA納品時、輸送箱の重さが15kgを超える場合は、外箱に「重量超過」と明記する必要があります。
15kgを超えたら納品できないという意味ではありませんが、Amazonの規定内であっても、重量超過ラベルの貼付が必要です。
重量超過ラベルは、外箱の天面と側面の両方に貼付しましょう。
また、商品サイズ区分や輸送箱の上限重量は変更される可能性があるため、納品前にはセラーセントラル上の最新情報も確認しておくと安心です。
運送会社の重量制限も考慮する
注意点の2つめは、運送会社の重量制限です。
重量制限は、各運送会社によって異なります。
| 運送会社 | 重量制限 | 備考 |
|---|---|---|
| ヤマト運輸 | 30kgまで | 160サイズは25kgまで。180・200サイズは30kgまで |
| ゆうパック | 25kgまで | 25kg超〜30kg以下は「重量ゆうパック」で発送 |
| 佐川急便 | 30kgまで | 30kg超は「飛脚ラージサイズ宅配便」で発送 |
Amazon FBA側の規定を満たしていても、利用する運送会社のサイズ・重量制限を超えていると発送できない場合があります。
FBA納品前には、Amazonのルールだけでなく、利用予定の運送会社の最新ルールも確認しておきましょう。
ここまで読んだ方のなかには、「FBAは大変そうだから自分で発送(自己発送)しようかな」と思った方もいるかもしれません。
FBAと自己発送のどちらが良いかについては、こちらの記事も参考にしてください。
FBAの送料のほか、佐川急便、ヤマト運輸、日本郵政の3社での自己発送の送料を比較しています。
『Amazon FBAと自己発送を徹底比較!』
FBA納品の禁止事項
次に、FBA納品の禁止事項についてまとめます。
FBA納品の禁止事項とは?
FBAでは「受領不可」となる輸送箱として、次のような例を紹介しています。
・破損や汚れのある輸送箱
・複数まとめられている輸送箱
・強度の弱い輸送箱
・ガムテープが多重に貼られている輸送箱
・商品内容と関係のないメーカー名・商品名・ロゴなどが大きく印字された輸送箱
・ダンボールを切り貼りして、大きく(または小さく)カスタマイズした輸送箱
・麻袋で納品されたもの
画像引用元:Amazon出品大学|FBA納品不備をなくそう
破損やカスタマイズしたダンボールのほか、複数の箱を束ねたり、麻袋や紙袋などで発送したりするのも禁止となっています。
そのため、規格のダンボールまたはメーカー純正箱で発送しましょう。
また、FBAでは、適正な輸送箱の大きさ・緩衝材についても記載されています。
輸送箱は適切な大きさのものを使用してください。適切でないと破損につながります。輸送箱が大きすぎる場合は、箱の中身を守るために緩衝材を使用してください。内容量に対して輸送箱が小さすぎると、輸送中に負荷が増して箱が破損する場合があります。
引用元:Amazonセラーセントラル|Amazonへの個口配送
使用可能な緩衝材は、クッション、エアキャップ、紙。
とうもろこしの梱包材や、しわ加工されたラップ、シュレッダー済みのペーパーなどはNGですので気をつけましょう。
強度の弱いダンボールや、適正ではないサイズのダンボールの使用は、輸送時の強い衝撃でダンボールの破損はもちろん、中の商品まで被害が及ぶケースもあります。
特に、無料でもらったダンボールを再利用する場合は注意が必要です。
汚れやにおいが残っている箱、強度が弱くなっている箱、食品名やメーカー名が大きく印字された箱は、FBA納品には適さない場合があります。
送料を抑えようとして不適切な箱を使うと、受領拒否や返送によって、結果的に余計なコストがかかる可能性があります。
FBA納品不備となる例
仮に「商品箱が破れてしまった」としましょう。
すると、次のようなペナルティが発生します。
画像引用元:Amazon出品大学|FBA納品不備をなくそう
このような場合、廃棄もしくは返送の依頼手続きを行わない限り、手数料がかかってしまうので早急に対応しましょう。
また、万が一、受領されて配送されたとしても、購入者からトラブルやクレーム対象になることも考えられますね。
破損した商品が送られてきた場合、「この人から購入するのは、もうやめよう」と思われかねません。
出品者にとって、購入者が減るということは、売上減少に直結するということ。
梱包作業もしっかりとおこないましょう。
商品を破損から守るためにも、機会損失をしないためにも、適切なサイズかつ強度のあるダンボールを使用して梱包することが大切です。
在庫保管手数料や配送代行手数料といった「手数料」については、こちらの記事をご確認ください。
『Amazonの販売にかかるさまざまな手数料』
FBA規約違反のまま納品した場合は?
もしかすると、「少しくらい大丈夫」と規約違反のまま納品している方もいるかもしれません。
実際、規約違反をしていても受領拒否にならない場合もあります。
しかし、ルール違反を繰り返しているといつかはバレますし、場合によっては受領拒否や着払い返送では済まされず、FBAへの納品停止といったペナルティが科せられる可能性もあります。
規定重量を超えると受領拒否の可能性がある
先に解説しましたが、もっとも注意が必要なのは重量超過です。
サイズの規格を満たしている場合でも、Amazonが定める上限重量を超えていると、受領拒否の対象になる可能性があります。
また、15kgを超える輸送箱については、規定重量内であっても「重量超過」ラベルの貼付が必要です。
規定外のダンボールは返送対象になることも
規格外のダンボールで納品した場合、受領拒否や返送の対象になる可能性があります。
再度納品する場合は、初回納品送料・返送費用・再納品送料がかかることもあるため、
結果的に大きなコスト負担につながります。
再度納品しようと思うと、以下3つの送料がかかってきます。
・初回納品送料
・返品送料
・再納品送料
通常の3倍も送料がかかるのは負担が大きいため、できれば避けたいところ。
「少しくらい変更してもバレないだろう」と規格外のダンボールで納品するのはやめましょう。
また、事故として起こりうる可能性があるのが、「カッターやハサミなどの刃物の混入」です。
たとえ自分が入れたつもりがなくても、梱包作業中に誤って輸送箱のなかに混入してしまうケースもあり得ます。
刃物が混入してしまった場合の出品者への影響は以下のとおりです。
混入が発見された時点で受領は停止、商品は着払い返送となり、出品者様に再発防止策を提出いただくまで納品制限の対象となります。
引用元:Amazon出品大学|納品不備をなくそう
つまり、「再発予防策の提出」をしない限り、納品が制限されてしまいます。
たった1度の混入でも納品制限の恐れがあるので、最終チェックは怠らず、すみずみまで行いましょう。
FBA納品はルールを守り規定サイズで配送しよう
FBA納品では、商品サイズ区分と輸送箱サイズの両方を確認する必要があります。
小型・標準サイズの商品分類に変更はありませんが、2026年6月15日以降、大型商品・特殊大型商品の分類方法が変更されています。
大型商品や特殊大型商品を扱う場合は、重量や3辺の合計寸法によって配送先が変わる可能性があるため、納品プラン作成時には必ず最新の情報を確認しましょう。
また、輸送箱が15kgを超える場合は、外箱の天面と側面に「重量超過」と明記する必要があります。
サイズ・重量・梱包ルールを守らずに納品すると、受領拒否や返送、納品制限につながる可能性があるため注意が必要です。
FBA納品にはほかにも細かなルールがあるので、「正直面倒だな…」と思った方もいるかもしれません。
しかし、規約違反をして受領拒否になったりすると、機会損失を起こしたり、不必要な出費が増えてしまうので、FBAを利用するならそこは避けたいですよね。
「FBAがお得そうだから」という理由でFBAを利用している方は、本当にFBAの利用が最適なのかを考えてみても良いかもしれません。
FBAは賢く使うのが、利益を残すための近道です。
ちなみに、FBA納品の梱包や発送などを代行している業者もあります。
中国輸入の商品をAmazonで販売する場合、中国から一度自宅や事務所に商品を送って、検品・梱包・ラベル貼付を行い、さらにFBA倉庫へ発送する方法もあります。
しかし、商品数が増えるほど、検品や梱包、納品ラベルの貼付、FBA倉庫への発送作業は大きな負担になります。
中国仕入れ代行サービスのCiLELでは、中国での検品・梱包からFBA直納までサポートしています。
FBA納品の手間を減らし、Amazon販売を効率化したい方は、ぜひ一度CiLELまでご相談ください。
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- CiLEL編集部
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