中国輸入サイトと言えばアリババやタオバオを思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、実はほかにもたくさんのサイトがあります。
日本にいながら個人で気軽に購入できるサイトもあります。
今回は中国輸入できる20のサイトをご紹介し、その中から中国輸入&日本国内転売におすすめの仕入れサイトを3つ厳選してそれぞれの特徴や用途を比較していきます。
ぜひ最後までお読みいただき、中国輸入のサイト選びに活かしてくださいね!
商品リサーチセミナー(オークファン編)
【 参加無料 】 2021年1月26日(火)21:00〜
申込受付中
※本記事の情報は2021年1月6日時点のものです。
目次
中国から輸入する方法
最初に、中国から輸入する方法について簡単にご説明します。
個人で輸入する
「輸入」と聞くと難しいイメージを持たれる方が多いと思いますが、サイトによっては簡単に中国商品を購入(輸入)することができます。
例えば、この記事でのちほどご紹介する「AliExpress(アリエクスプレス)」は、日常のオンラインショッピングとして利用している方が既にたくさんいます。
個人の購入を目的としているサイトは、ユーザーが利用しやすいような仕組みが整っていますから、「輸入」を意識することなく購入ができる場合も多いでしょう。
現地のパートナーと契約をする
個人輸入が難しいサイトから購入する場合、現地(中国)のパートナーと契約するという方法もあります。
既に繋がりがある方の場合は別ですが、ゼロからパートナーを探すのはとても大変ですし、信頼関係を築いていくにも時間がかかります。
個人輸入が難しい場合には、輸入代行業者の利用をおすすめしています。
輸入代行業者を利用して輸入する
中国国内向けのECサイトから購入したい場合や、転売目的で大量の商品を購入したい場合は、輸入代行業者を利用して輸入をおこないます。
輸入代行業者は輸入のプロですから、代行手数料はかかりますが安全かつ確実に輸入をおこなうことができます。
たくさんの代行業者がありますので、利用される際はご自身に合った代行業者を吟味して選びましょう。
アリババで通販!アリババ系列の中国輸入サイト7つ
中国のEC市場で圧倒的なシェアを持っているのがアリババグループが運営するサイトです。
ここではアリババ系列のサイトをまとめてご紹介します。
1688.com(アリババ)
中国輸入をおこなう人が必ず利用するのが1688.com(アリババ)です。
中国国内の業者向けの卸売りサイトで、ロット単位での購入となりますが価格はとても安いです。
工場の直営店も出店しているので、OEMに対応してくれるショップもあります。
アリババから個人輸入するのは非常に難しいので、輸入代行業者の利用が必須となります。
淘宝網(タオバオ)
アリババと並んで中国輸入の代表的なサイトと言えるのが淘宝網(タオバオ)です。
タオバオは個人向けのECサイトで、一般消費者同士の取引ができるプラットフォームです。
取り扱いの商品数が非常に多いのが特徴で、その数は10億点とも言われています。
個人で利用することもできますが、手間がかかりますしトラブル時の対応も大変なので、輸入代行業者の利用をおすすめします。
天猫(TMALL)
アリババ、タオバオの次によく聞くのが天猫(TMALL)ではないでしょうか。
TMALL:https://www.tmall.com/
TMALLはタオバオと同じく個人向けのECサイトですが出店基準が厳しく、品質は良いですが値段が高いです。
百貨店のイメージを持っていただければ良いと思います。
ちなみに天猫の読み方は「ティエンマオ」です。
閑魚(シェンユー)
閑魚(シェンユー)は中古品を取引する中国最大のプラットフォームで、イメージとしては中国版メルカリです。
中国国内では非常に人気が高く、特に若い世代でよく使われているようです。
中国国内向けのアプリなので輸入したい場合は代行してもらう必要がありますが、閑魚(シェンユー)の代行に対応している業者は少ないです。
一淘网(イータオ)
一淘网(イータオ)は日本でいうと価格.comのようなサイトで、商品の価格比較ができます。
アリババやタオバオとは検索結果が異なるので、仕入れではなくリサーチとしてのぞいてみても良いかもしれません。
ちなみに、ここまでご紹介した下記のサイトは、タオバオのアカウント登録さえおこなえばすべて同じアカウントが使えます。
・1688.com(アリババ)
・淘宝網(タオバオ)
・天猫(TMALL)
・閑魚(シェンユー)
・一淘网(イータオ)
タオバオのアカウント登録については『タオバオ(淘宝)新規アカウント登録方法』をご覧ください。
AliExpress(アリエクスプレス)
AliExpressはアリババグループが運営する中国国外向けのECサイトです。
AliExpress:https://ja.aliexpress.com/
日本語で利用でき、クレジットカードで簡単に購入することができるので、輸入代行業者は不要です。
1688.comと比較すると価格は高く、取扱商品数は少ないですが、「まずは中国商品を見てみたい」という方は最初の仕入れ先として利用してみても良いかもしれません。
Alibaba.com
Alibaba.comは中国国外業者向けの卸売りサイトです。
Alibaba.com:https://www.alibaba.com/
閲覧には複数の言語が選択でき、日本語と日本円で商品を探すことができます。
日本から直接購入することもできます。
アリババ系列以外の中国輸入サイト5つ
ここからはアリババ系列以外の中国輸入サイトをご紹介します。
Amazon.cn
Amazon.cnは天下のAmazonの中国サイトです。
Amazon.cn:https://www.amazon.cn/
日本版のAmazonと仕様が似ているので見やすいですが、実は中国国内のEC市場でのシェアは1%にも満たないそうです。
ご参考程度にしてください。
京東商城(JD.com)
京東商城(JD.com)は、アリババグループのライバルであるテンセントグループが運営しているECサイトです。
中国国内のBtoC市場ではTMALLに続き2位のシェアを獲得しています。
もともとはPC機器専門のECサイトとしてスタートしており、電化製品やガジェット系に強いです。
当当网(dangdang)
当当网(dangdang)は1999年から存在するECサイトで、実はアリババ系列の各サイトよりもずっと歴史が古いです。
書籍や文房具に強いです。
日本から中国語の原書を購入する際に利用している方もいるようです。
義烏購(yiwugo.com)
義烏購(yiwugo.com)は買付市場として有名な義烏(イーウー)の商品を取り扱っているサイトです。
日本の100円ショップで売られている商品の多くは義烏で仕入れがおこなわれており、日用雑貨やアクセサリーなどを主に取り扱っています。
仕入れサイトとして利用するよりも、実際に義烏に買い付けに行く前のリサーチとして活用する方が多いようです。
蘇寧易購(suning.com)
蘇寧易購(suning.com)は家電量販店大手の「蘇寧電器」が運営するサイトです。
家電はもちろん、スポーツ用品や衣料品、食品なども取り扱っています。
取扱商品に特徴がある中国輸入サイト5つ
中国のECサイトはまだまだあります。
ここからは取扱商品に特徴があるサイトをご紹介していきます。
AKF
AKFは主に女性向けの水着やランジェリーを取り扱っていて、ターゲットは日本の業者です。
価格を見るためには会員登録が必要ですが、日本語で閲覧することができ、電話で問い合わせることもできます。
輸入代行会社を介せずに仕入れることができます。
PandaHall
PandaHallはハンドメイド素材に特化しているECサイトです。
PandaHall:https://jp.pandahall.com/
日本語で閲覧することができ、代行業者を介さずに個人で仕入れることができます。
日本語以外でも閲覧することができ、世界中のハンドメイド作家が利用しているサイトです。
Cmall
Cmallはアパレル商品やアクセサリーなどに特化した卸しサイトです。
Cmall:https://www.cmall.co.jp/
こちらも日本語で閲覧することができ、1点から購入することができます。
輸入代行業者は不要です。
唯品会(VIP.com)
唯品会(VIP.com)は天猫・京東と同じくBtoC向けのサイトです。
主に女性向けのアパレル商品を取り扱っています。
「フラッシュセール」と呼ばれる期間限定のセールを頻繁におこなっているのが特徴です。
Gearbest
Gearbestは主に中国ブランドのガジェット系(スマホ・タブレット・パソコンなど)を扱っている通販サイトです。
Gearbest:https://www.gearbest.com/
言語指定をすれば日本語で閲覧することができます。
2019年には日本向けのサイトもオープンされました。
https://jp.gearbest.com/
商品リサーチセミナー(オークファン編)
【 参加無料 】 2021年1月26日(火)21:00〜
申込受付中
個人でも簡単に中国商品が買えるサイト3つ
CHINAMART
CHINAMARTの運営元は輸入代行業者です。
CHINAMART:https://chinamart.jp/
アリババやタオバオやTMALLの商品を日本語で検索することができ、そのまま購入することができます。
日本のECサイトと同じ感覚で気軽に利用できるのが特徴ですが、価格は割高です。
Wish
Wishは世界中に利用者がいる通販アプリで、FacebookやGoogleのアカウントを持っていればすぐにログインできます。
運営しているのはアメリカの会社ですが、出品されているのは中国商品が大半です。
輸入代行業者を介せず気軽に購入することができますが、不良品が届く場合もあるようです。
LightInTheBox
LightInTheBoxは中国とアメリカを本拠地とする通販サイトで、主な取扱商品の分野はガジェット・アパレル・ホーム&ガーデニングです。
LightInTheBox:https://www.lightinthebox.com/ja/
日本語で閲覧することができ、比較的簡単に検索&購入することができます。
おまけ~中国以外の安い海外輸入サイト~
転売におすすめな中国輸入サイトをご紹介する前に、中国以外の安い海外輸入サイトについて少しだけご紹介します。
高級ブランドファッションを安く海外輸入するなら「Farfetch(ファーフェッチ)」です。
Farfetch:https://www.farfetch.com/jp/
Farfetchは日本語のみで買い物をすることができ、常時セールが開催されています。
アメリカで人気のファッション通販サイト「Shopbop(ショップボップ)」も日本から購入することができます。
Shopbop:https://www.shopbop.com/
ShopbopはAmazonの傘下で運営されている通販サイトです。
世界中にユーザーがいる「eBay(イーベイ)」も気軽に海外商品を購入することができます。
eBay:https://www.ebay.com/
eBay認証の日本公式サービスである「eBay Direct Shop」なら日本語で利用できます。
転売におすすめなのは断然アリババ・タオバオ・TMALL
さて、ここまでたくさんのサイトをご紹介してきました。
中国から輸入をして日本国内で転売をしようと考えていらっしゃる方は「結局どこがいいんだ!」と思っていらっしゃるかもしれません。
実は、転売することを目的に中国から輸入する場合には、アリババ・タオバオ・TMALLの3つをおさえていれば十分です。
最後に、アリババ・タオバオ・TMALLで十分な理由をお伝えし、各サイトの特徴をご紹介します。
アリババ・タオバオ・TMALLで十分な理由
あなたが中国商品を購入したい理由は何ですか?
個人的にお得な買い物をするためでしょうか。
おそらく違いますよね。
中国から安く商品を輸入して日本国内で転売して利益を出す(=稼ぐ)ということを目的にしていらっしゃるはずです。
ここで必要なのは「その目的を達成するためにどのサイトを選ぶか」という視点です。
中国から輸入して日本国内で転売し、しっかりと利益を残していく「ビジネス」に取り組んでいきたいのならば、中国輸入においては輸入代行業者を利用するのが必須です。
この記事ではたくさんの中国ECサイトをご紹介しましたが、すべての中国ECサイトについて輸入代行業者が代行に対応しているわけではありません。
アリババ・タオバオ・TMALLはすべてアリババグループが運営しており、どれもとても有名なサイトです。
商品数も利用者数も申し分なく、実際に中国輸入ビジネスの上級者も使用しているサイトです。
そして、この3サイトの代行に対応していない輸入代行業者はないと言って良いでしょう。
今はたくさんの輸入代行業者があり各社がそれぞれの強みを持っています。
どの輸入代行業者でも代行に対応しているアリババ・タオバオ・TMALLで商品を探し、ご自身と相性の良い輸入代行業者を利用して中国輸入ビジネスを展開させていくのがおすすめです。
アリババ・タオバオ・TMALLの比較
最後に、アリババ・タオバオ・TMALLの比較を簡単におこないます。
それぞれのサイトを比較すると下の図のようになります。
タオバオとアリババの違いについて詳細を知りたい方は『タオバオ、アリババは何が違う?特徴を知って仕入れに活かそう!』で詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
CiLELでおすすめしているのはアリババでの仕入れです。
アリババでのリサーチ方法などはCiLEL無料WEBセミナーでもご説明していますので、中国輸入ビジネスに興味のある方はぜひ一度のぞいてみてくださいね。