中国輸入サイトと言えばアリババやタオバオを思い浮かべる方がほとんどだと思いますが、実はほかにもたくさんのサイトがあります。
こちらの記事では、稼げる中国輸入サイト20選を輸入仕入れのプロであるCiLEL(シーレル)が解説します。
商品に特色のあるサイトや、ショッピング感覚で中国輸入できるサイトなど、さまざまな特徴を持つ20のサイトのご紹介です。
さらに、輸入仕入れのプロである弊社コンサルタントが「実際にお客様におすすめしている仕入れサイトはその中のどのサイトなのか?」まで紹介します!
「通販感覚で中国商品が買えるサイト」も案内していますので、ビジネスではなく海外通販に興味をもっている方にも参考にしていただけるかと思います。
ビジネスとして「売れる商品」を輸入したい方は、どのサイトから仕入れるかを決めるより先に「何を仕入れるか」を決める必要があります。
CiLEL(シーレル)では「売れる商品」の探し方を熟知した、10年以上のキャリアを持つプロセラーによる“超”実践型商品リサーチ講座「manable(マナベル)」を毎月開講していますので、最短で仕入れ商品を決めたい方はぜひご参加ください。
約1ヵ月のカリキュラムで受講料は32,780円(税込)なので、今から中国輸入仕入れを始める方のスタートダッシュにおすすめです。
※本記事の情報は2023年2月時点のものです。
目次
Toggle中国から輸入する方法
最初に、中国から輸入する方法について簡単にご説明します。
個人で輸入する
「輸入」と聞くと難しいイメージを持たれる方が多いと思いますが、サイトによっては簡単に中国商品を購入(輸入)することができます。
例えば、この記事でのちほどご紹介する「AliExpress(アリエクスプレス)」は、日常のオンラインショッピングとして利用している方が既にたくさんいます。
個人の購入を目的としているサイトは、ユーザーが利用しやすいような仕組みが整っていますから、「輸入」を意識することなく購入ができる場合も多いでしょう。
現地のパートナーと契約をする
個人輸入が難しいサイトから購入する場合、現地(中国)のパートナーと契約するという方法もあります。
既に繋がりがある方の場合は別ですが、ゼロからパートナーを探すのはとても大変ですし、信頼関係を築いていくにも時間がかかります。
個人輸入が難しい場合には、輸入代行業者の利用をおすすめしています。
輸入代行業者を利用して輸入する
中国国内向けのECサイトから購入したい場合や、販売目的で大量の商品を購入したい場合は、輸入代行業者を利用して輸入をおこないます。
輸入代行業者は輸入のプロですから、代行手数料はかかりますが安全かつ確実に輸入をおこなうことができます。
たくさんの代行業者がありますので、利用される際はビジネス規模や必要なサービスからご自身に合った代行業者を吟味して選びましょう。
こちらの記事も参考にしてください。
『おすすめ中国輸入代行業者12選と選び方のポイント』
初心者でも大丈夫!まずはこの3つアリババ・タオバオ・TMALL
まずは、すべての方にまず抑えていただきたい3つのサイトをご紹介します。
1688.com(アリババ)
中国輸入をおこなう人が必ず利用するのが1688.com(アリババ)です。
サイトリンク:アリババ
中国国内の業者向けの卸売りサイトで、ロット単位での購入となる場合が多いですが、価格はとても安いです。
工場の直営店も出店しているので、OEMに対応してくれるショップもあります。
アリババから個人輸入するのは非常に難しいので、輸入代行業者の利用が必須となります。
淘宝網(タオバオ)
アリババと並んで中国輸入の代表的なサイトと言えるのが淘宝網(タオバオ)です。
サイトリンク:淘宝網
タオバオは個人向けのECサイトで、一般消費者同士の取引ができるプラットフォームです。
取り扱いの商品数が非常に多いのが特徴で、その数は10億点とも言われています。
個人で利用することもできますが、手間がかかりますしトラブル時の対応も大変なので、輸入代行業者の利用をおすすめします。
天猫(TMALL)
アリババ、タオバオと並んでよく聞くのが天猫(TMALL)ではないでしょうか。
サイトリンク:天猫(TMALL)
TMALLはタオバオと同じく個人向けのECサイトですが出店基準が厳しく、品質は良いですが値段が高いです。
百貨店のイメージを持っていただければ良いと思います。
ちなみに天猫の読み方は「ティエンマオ」です。
仕入れにおすすめなのは断然アリババ・タオバオ・TMALLでの買い付け
まだまだたくさんのサイトをご紹介していきますが、実は、仕入れて販売することを目的に中国から輸入する場合には、アリババ・タオバオ・TMALLの3つをおさえていれば十分です。
ここでは、アリババ・タオバオ・TMALLで十分な理由をお伝えし、各サイトの特徴をご紹介します。
アリババ・タオバオ・TMALLで十分な理由
あなたが中国商品を購入したい理由は何ですか?
個人的にお得な買い物をするためでしょうか。
おそらく違いますよね。
中国から安く商品を輸入して日本国内で販売して利益を出す(=稼ぐ)ということを目的にしていらっしゃるはずです。
ここで必要なのは「その目的を達成するためにどのサイトを選ぶか」という視点です。
中国から輸入して日本国内で販売し、しっかりと利益を残していく「ビジネス」に取り組んでいきたいのならば、中国輸入においては輸入代行業者を利用するのが必須です。
この記事ではたくさんの中国ECサイトをご紹介しましたが、すべての中国ECサイトについて輸入代行業者が代行に対応しているわけではありません。
アリババ・タオバオ・TMALLはすべてアリババグループが運営しており、どれもとても有名なサイトです。
商品数も利用者数も申し分なく、実際に中国輸入ビジネスの上級者も使用しているサイトです。
そして、この3サイトの代行に対応していない輸入代行業者はないと言って良いでしょう。
今はたくさんの輸入代行業者があり各社がそれぞれの強みを持っています。
どの輸入代行業者でも代行に対応しているアリババ・タオバオ・TMALLで商品を探し、ご自身と相性の良い輸入代行業者を利用して中国輸入ビジネスを展開させていくのがおすすめです。
また、アリババや中国輸入などについて詳しく知りたい人は、こちらの記事もご確認ください。
アリババで中国から仕入れて転売!輸入ビジネスで稼ぐポイントを解説
アリババ・タオバオ・TMALLの比較
アリババ・タオバオ・TMALLの比較を簡単におこないます。
それぞれのサイトを比較すると下の表のようになります。
価格 | ロット | 品質 | 適合性 | |
1688.com(アリババ) | 低 | 大 | 低~中 | ◎ |
TMALL | 高 | 小 | 高 | △ |
タオバオ | 中 | 小~中 | 低~中 | 〇 |
CiLELでおすすめしているのはアリババでの仕入れです。
タオバオとアリババの違いについて知りたい方は『中国ECサイト「タオバオ」と「アリババ」の違いは?特徴を知って仕入れに活かそう!』で詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
この3つのサイトを押さえておくべき理由は理解していただけたでしょうか。
商品量が豊富なこの3つのサイトを押さえるだけで、仕入れ先に困ることは無いでしょう。
ここで気になるのが「売れる商品はどれか?」ですよね。
中国輸入は参入しやすい反面、豊富な商品の中から売れる商品を見抜く「リサーチ力」が成功の鍵となります。
初心者の方だけでなく中国輸入経験者の方にも役に立つ「manable講座」では、実績豊富なプロの講師が超実践方式で成功へのお手伝いをしています。
取り扱い商品に特徴のあるサイト
ここからでは、販売する商品の方向性が決まっている方に参考になるサイトの紹介です。
閑魚(シェンユー)
閑魚(シェンユー)は中古品を取引する中国最大のプラットフォームで、イメージとしては中国版メルカリです。
中国国内では非常に人気が高く、特に若い世代でよく使われているようです。
中国国内向けのアプリなので輸入したい場合は代行してもらう必要がありますが、閑魚(シェンユー)の代行に対応している業者は少ないです。
※以前は下記URLからWeb上でサイトを見ることができたのですが、現在は確認できなくなっています。
サイトリンク:閑魚
一淘网(イータオ)
一淘网(イータオ)は日本でいうと価格.comのようなサイトで、商品の価格比較ができます。
サイトリンク:一淘网
アリババやタオバオとは検索結果が異なるので、仕入れではなくリサーチとしてのぞいてみても良いかもしれません。
ちなみに、ここまでご紹介した下記のサイトは、タオバオのアカウント登録さえおこなえばすべて同じアカウントが使えます。
・1688.com(アリババ)
・淘宝網(タオバオ)
・天猫(TMALL)
・閑魚(シェンユー)
・一淘网(イータオ)
タオバオのアカウント登録については『タオバオ(淘宝)新規アカウント登録方法』をご覧ください。
※登録方法は変更になっている可能性もございます。
Alibaba.com
Alibaba.comは中国国外業者向けの卸売りサイトです。
サイトリンク:Alibaba.com
閲覧には複数の言語が選択でき、日本語と日本円で商品を探すことができます。
日本から直接購入することもできます。
京東商城(JD.com)
京東商城(JD.com)は、アリババグループのライバルであるテンセントグループが運営しているECサイトです。
サイトリンク:京東商城
中国国内のBtoC市場ではTMALLに続き2位のシェアを獲得しているとされています。
もともとはPC機器専門のECサイトとしてスタートしており、電化製品やガジェット系に強いです。
当当网(dangdang)
当当网(dangdang)は1999年から存在するECサイトです。
サイトリンク:当当网
書籍や文房具に強いです。
日本から中国語の原書を購入する際に利用している方もいるようです。
義烏購(yiwugo.com)
義烏購(yiwugo.com)は買付市場として有名な義烏(イーウー)の商品を取り扱っているサイトです。
サイトリンク:義烏購
日本の100円ショップで売られている商品の多くは義烏で仕入れがおこなわれており、日用雑貨やアクセサリーなどを主に取り扱っています。
仕入れサイトとして利用するよりも、実際に義烏に買い付けに行く前のリサーチとして活用する方が多いようです。
蘇寧易購(suning.com)
蘇寧易購(suning.com)は家電量販店大手の「蘇寧電器」が運営するサイトです。
サイトリンク:蘇寧易購
家電はもちろん、スポーツ用品や衣料品、食品なども取り扱っています。
唯品会(VIP.com)
唯品会(VIP.com)は天猫・京東と同じくBtoC向けのサイトです。
サイトリンク:唯品会
主に女性向けのアパレル商品を取り扱っています。
「フラッシュセール」と呼ばれる期間限定のセールを頻繁におこなっているのが特徴です。
Gearbest
Gearbestは主に中国ブランドのガジェット系(スマホ・タブレット・パソコンなど)を扱っている通販サイトです。
サイトリンク:Gearbest
言語指定をすれば日本語で閲覧することができます。
※2019年に日本向けのサイトがオープンしましたが、現在は確認できなくなっています。
輸入代行業者不要 ショッピング感覚で使えるサイト
ここからご紹介するのは、輸入代行業者を介さずに購入ができるサイトです。
個人的なショッピングに使えるサイトもあります。
AliExpress(アリエクスプレス)
AliExpressはアリババグループが運営する中国国外向けのECサイトです。
サイトリンク:AliExpress
日本語で利用でき、クレジットカードで簡単に購入することができるので、輸入代行業者は不要です。
1688.comと比較すると価格は高く、取扱商品数は少ないですが、「まずは中国商品を見てみたい」という方は最初の仕入れ先として利用してみると良いかもしれません。
SHEIN(シーイン)
SHEINはファストファッションを中心に化粧品やインテリアグッズを扱う通販サイトです。
サイトリンク:SHEIN
オンラインでの販売に特化しているのが特徴で、日本では10代・20代に人気のブランドです。
手軽な値段と流行商品の種類の豊富さが人気の秘密。
東京には実店舗もあります。
クレジットカードを使用し、日本語で簡単・手軽に購入できます。
Amazon.cn
Amazon.cnは天下のAmazonの中国サイトです。
サイトリンク:Amazon.cn
日本版のAmazonと仕様が似ているので見やすいですが、実は中国国内のEC市場でのシェアは1%にも満たないそうです。
ご参考程度にしてください。
AKF
AKFは主に女性向けの水着やランジェリーを取り扱っていて、ターゲットは日本の業者です。
サイトリンク:AKF
価格を見るためには会員登録が必要ですが、日本語で閲覧することができ、電話で問い合わせることもできます。
輸入代行会社を介せずに仕入れることができます。
PandaHall
PandaHallはハンドメイド素材に特化しているECサイトです。
サイトリンク:PandaHall
日本語で閲覧することができ、代行業者を介さずに個人で仕入れることができます。
日本語以外でも閲覧することができ、世界中のハンドメイド作家が利用しているサイトです。
Cmall
Cmallはアパレル商品やアクセサリーなどに特化した卸しサイトです。
サイトリンク:Cmall
こちらも日本語で閲覧することができ、1点から購入することができます。
輸入代行業者は不要です。
Wish
Wishは世界中に利用者がいる通販アプリで、FacebookやGoogleのアカウントを持っていればすぐにログインできます。
サイトリンク:Wish
運営しているのはアメリカの会社ですが、出品されているのは中国商品が大半です。
輸入代行業者を介せず気軽に購入することができますが、不良品が届く場合もあるようです。
LightInTheBox
LightInTheBoxは中国とアメリカを本拠地とする通販サイトで、さまざまなジャンルの商品を取り扱っています。
サイトリンク:LightInTheBox
日本語で閲覧することができ、比較的簡単に検索&購入することができます。
おまけ~中国以外の安い海外輸入サイト~
中国以外の安い海外輸入サイトについて少しだけご紹介します。
高級ブランドファッションを安く海外輸入するなら「Farfetch(ファーフェッチ)」です。
サイトリンク:Farfetch
Farfetchは日本語のみで買い物をすることができ、常時セールが開催されています。
アメリカで人気のファッション通販サイト「Shopbop(ショップボップ)」も日本から購入することができます。
サイトリンク:Shopbop
ShopbopはAmazonの傘下で運営されている通販サイトです。
世界中にユーザーがいる「eBay(イーベイ)」も気軽に海外商品を購入することができます。
サイトリンク:eBay
eBay認証の日本公式サービスである「eBay Direct Shop」なら日本語で利用できます。
中国輸入を始める前に知っておくこと
ここまで、具体的なサイトをたくさんご紹介してきました。
最後に、なぜ中国輸入にチャンスがあるのか解説します。
大企業に真似できないビジネスモデル
物が溢れかえり消費者ニーズが多様化する現代では、経費がかさむ大企業の組織構造では細かな消費者ニーズに対応しきれません。
フットワークの軽い個人事業主や小規模事業者にしか対応できないニーズが存在します。
輸入商品の規制とは
輸入ビジネスを始めるにあたっては、規制のかかった商品が存在することも知っておく必要があります。
「中国輸入規制品・中国輸入禁止品」の詳細については、下記の関連記事をご覧ください。
輸入代行業者の視点から、必要なポイントをまとめています。
関連記事:中国輸入規制まるわかり!
関税について
実際に自分で輸入手続きをおこなう機会はないと思っていても支障はありません。
しかし、ビジネスをするからには、関税の知識はあった方が良いので、基本的なことだけでも知っておきましょう。
この記事のポイント3つ
いかがでしたでしょうか。
最後に、この記事のポイントを3つお伝えいたします。
1. ビジネスでの中国輸入には代行業者の利用がおすすめ
2. おさえるべきは「アリババ・タオバオ・TMALL」
3. 個人の買い物には代行業者不要のサイトがお手軽
「中国輸入ビジネスで稼ぎたい!」という方は、アリババ・タオバオ・TMALLで商品を探して、輸入代行業者を利用して仕入れをおこないましょう。
中国輸入ビジネスをこれから始める方は、CiLELまでお問い合わせください。
2011年の創業以来、5,500社以上をご支援してきたCiLELが、丁寧にご説明いたします。
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