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中国ECサイト「タオバオ」と「アリババ」の違いは?特徴を知って仕入れに活かそう!

中国輸入ビジネスは、タオバオやアリババなどから仕入れた商品を日本国内で販売するというものです。

その代表的な仕入れ先が、タオバオアリババです。

「そもそも中国輸入ビジネスって何だろう?」
「タオバオとアリババは何が違うの?」

そんな疑問をお持ちではないでしょうか。

こちらの記事は、これから中国輸入ビジネスを始める方や始めたばかりの方に向けて、中国輸入ビジネスについての簡単な解説と、代表的な仕入れ先であるタオバオとアリババの特徴や使い分けについてお伝えします。

ぜひ最後までお読みいただき、中国からの仕入れに挑戦してみてください!


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タオバオやアリババから仕入れる中国輸入ビジネスとは

まずは中国輸入ビジネスについて簡単にご説明します。

中国輸入ビジネスとは

中国輸入ビジネスとは、中国のECサイト(アリババやタオバオなど)から商品を輸入し、日本国内のECサイト(Amazonや楽天など)で販売するビジネスのことを指します。

商品を仕入れて売る、いわゆる物販ビジネスのひとつで、仕入れた商品をそのまま転売する形はもちろん、OEMなどでオリジナル商品を作って販売する形態も中国輸入ビジネスと呼ばれます。

具体的なやり方については、こちらの記事をご覧ください。
『【これが最短ルートだ!】7ステップではじめる中国輸入Amazon販売』

副業として始める方が多く、しっかりとビジネスを軌道に乗せて中国輸入ビジネスで生計を立てていらっしゃる方もたくさんいます。

インターネット環境の普及や越境EC拡大の流れの中、2010年代前半に急成長したビジネス形態です。

中国輸入にありがちなトラブル

中国輸入は輸入代行業者を介しておこなうのが一般的なので、「代金を支払ったのに商品が届かない」などのトラブルは少ないです。

しかし、
・サイトの画像と違う商品が届いた
・違うサイズの商品が送られてきた
・輸送中に商品が壊れてしまった
などのトラブルは起こります。

これらのトラブルも、信頼できる輸入代行業者をビジネスパートナーに選ぶことである程度は回避することができますが、そもそも中国輸入はトラブルが多いもの

仕入れてみたら8割以上が不良だった…ということは、本当によくある話です。

個人でタオバオから仕入れることもできますが、トラブル対応や輸入手続きの煩雑さを考えると輸入代行業者にお願いするのが良いでしょう

大切なのはリサーチ

中国輸入ビジネスに限らず、物販ビジネスは「売れるものを売る」のが鉄則です。

まずはしっかりとリサーチをおこない、売れる商品を仕入れましょう。

正しいリサーチ方法は、中国輸入を始めるにあたっての必須スキルともいえますが、「ちゃんと売れて、しっかり利益が残る商品」を探すには、ちょっとしたコツが必要です。

インターネットで検索したり、書籍を読むなどして独学で学ぶのも悪くないですが、個別にフィードバックをもらえる環境で誰かから教えてもらうのがおすすめです。

CiLEL(シーレル)でも、売れる商品のリサーチに特化した実践型の講座を開催しています。
短期間で確実にリサーチスキルを身に着けたい方は、ぜひご参加ください。

中国輸入の仕入れ先と言えばタオバオ、アリババ!

ここからは、中国輸入の仕入れ先として代表的なタオバオとアリババについてご紹介します。

タオバオって?

タオバオ

タオバオ

タオバオは、ジャック・マー氏が創業したアリババ・グループによって2003年に設立され、中国国内での圧倒的な支持を誇っています。

中国最大のオンラインモールであるタオバオは一般消費者同士の取引ができるプラットフォームで、 消費者が出店者や出品者と交流することができます。

「独身の日」など一気に売上が上がるタイミングでは日本でもニュースになっていますね。

“淘宝(タオバオ)”は「見つからない宝物はない、売れない宝物はない」という意味だそうです。

実際に「タオバオにないものはない」と言われるほどたくさんの商品が取り扱われており、その数はなんと10億点以上とも言われています。

アリババって?

アリババ1688.com

中国輸入ビジネスの仕入れに利用するアリババとは「1688.com」のことです。
アリババ

アリババも、タオバオと同様にアリババ・グループが運営するオンラインマーケットで、オンラインの卸売市場です。

卸売市場なので、利用するのは一般消費者ではなく小売業者になります。

取り扱っている商品は、アパレル、エレクトロニクス、工業用部品、農業用製品などさまざま。

ちなみに、「アリババ」と検索して下記のサイトを見つけた方もいらっしゃるかと思います。
Alibaba.com

こちらのサイトを利用すれば日本語でも購入することができますが、値段が高くなるので中国輸入仕入れでは使いません。

タオバオ、アリババ以外の仕入れサイト一覧

ちなみに、タオバオとアリババ以外にも仕入れに使えるサイトはあります。
一度覗いてみると良いと思います。


【天猫(Tモール)】

天猫(Tモール)

個人向けのサイトです。
タオバオと似ていますが出店者は法人です。
出店基準が高いので高品質で信頼があり、デパートのようなイメージです。


【アリエクスプレス】

アリエクスプレス

物販の仕入れとしてではなく個人で使用するために購入するのであれば、アリエクスプレスを利用している方も多いです。
クレジットカード決済ができるので気楽に買い物ができますが、値段は高いです。


【イーウーのサイト】

義烏(イーウー)

超巨大な卸売市場として有名な義烏(イーウー)のサイトもあります。

タオバオの特徴とメリット・デメリット

タオバオ

ここからは「中国輸入ビジネスの仕入れ先」という視点で、タオバオについてお話します。

タオバオの概要と特徴

タオバオは個人消費者同士が取引できるプラットフォームなので、個人の方も出店しています。

タオバオというオンラインショッピングモールを利用する感覚は日本でいうと楽天に近いですが、イメージとしては地元の小売店です。

それぞれの出店者が商品ページを持っているため、同じ商品が複数の出店者から販売されています。

リサーチしていただければわかりますが、同じ商品がたくさんのショップで販売されており、ショップによって価格が全然違います。

出店者の質もピンキリで、対応が良いショップもあればそうでないショップもあります。

支払方法はアリペイ(支付宝)という、中国の消費者に最も親しまれているモバイルペイメントアプリのひとつです。

ちなみにアリペイはタオバオの公式決済方法として生まれたものです。

タオバオで仕入れるメリット

メリット1:少ない数から購入できる

タオバオ自体が個人向けのサイトなので、1個や2個などの少量で仕入れることができます。
大量に仕入れて「売れない…」という状況はシャレになりませんので、少量で仕入れることができるのは大きなメリットです。

メリット2:とにかく商品の種類が豊富

他のモールに比べると、タオバオが取り扱う商品数は圧倒的に多いです。
欲しいものは必ず見つかると言って良いでしょう。

タオバオで仕入れるデメリット

デメリット1:価格が高め

個人の方も出店しているモールなので、卸売市場のアリババ(1688.com)に比べると価格は高くなります。
仕入れる価格が上がるということは、原価が上がるという意味なので、価格の高さはデメリットになります。

デメリット2:ショップの質がさまざま

実際に仕入れてみないことにはショップの質はわかりません。
ショップに当たり外れがあるのはタオバオのデメリットと言えるでしょう。

タオバオは個人でも仕入れることができる

中国輸入は輸入代行業者を介しておこなうのが一般的ですが、個人で仕入れることも可能です。

ですが、先ほどお話したように中国輸入はトラブルが多いので、個人輸入に特別なこだわりや事情がない場合は、輸入代行業者の利用をおすすめします。

規模の小さい個人輸入に対応している輸入代行業者もたくさんありますよ。

ビジネス目的であれば、最初のテスト仕入れからCiLELがお手伝いいたします。
中国仕入れをご希望の方は、無料の会員登録で専門のスタッフがしっかりサポートいたします。
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輸入代行業者については記事の最後でも触れます。

アリババの特徴とメリット・デメリット

アリババ1688.com

続いて、アリババについてお話します。

アリババの概要と特徴

アリババはオンライン卸売市場なので、ロット単位で購入するのが基本です。

ロットとは、この場合「購入できる最低数」を意味します。

卸売市場のため購入者は業者という前提なので、一定数以上でないと購入自体ができないことが多いです。

出品しているのは工場の直営店が多いので、たいていの商品価格はタオバオより安いです。

また、工場直営店ということでOEMに対応しているショップもあります。

アリババで仕入れるメリット

メリット1:価格が安い

価格が安いのが、アリババの最大のメリットです。
タオバオと同じ商品をタオバオよりも安く仕入れることができます。

メリット2:OEMができるところもある

工場直営だからこそできるのがOEMです。
オリジナルのロゴを印刷したりすることができるショップもあります。

アリババで仕入れるデメリット

デメリット1:問い合わせへの返答が遅いことがある

個人消費者向けのショップではないため、問い合わせに対する返答が遅いことがあります。
中国輸入ビジネスにスピードはとても大切なので、返答が遅いのはデメリットになるでしょう。

デメリット2:基本的に返品ができない

アリババは業者向けの卸売サイトですので、基本的に返品を受け付けていないショップが多いです。
そこを理解した上で利用するのが大切です。

タオバオとアリババの使い分け

わかれた矢印

タオバオもアリババも同じようなサイトに見えますが、こうして比較してみるとずいぶん違いますね。

中国輸入ビジネスでは、その違いを活かして仕入れをしていくことが重要です。

ここからは、タオバオとアリババの基本的な使い分けの例ついてお話します。

まずはタオバオでテスト仕入れ

取扱商品数で群を抜いているタオバオは、商品リサーチをする場所としても最適です。

まずはタオバオでリサーチをおこない、そのままテスト仕入れをしてみましょう。

テスト仕入れでは、同じ商品について単価の異なる複数のショップで購入してみます。

単価が少し上がるだけで品質がぐっと良くなったり、逆に単価が安いものと高いものでさほど差がなかったりするなど、テスト仕入れをしてみて初めてわかることがたくさんあります。

こちらの記事では実際のテスト仕入れをレポートしていますので、ぜひ参考にしてください。
参考:『中国輸入ビジネスでテスト仕入れが重要な理由!商品比較を徹底検証!』

安定して売れてきたらアリババで探してみよう

同じ商品が同じペースで売れ続けるとは限りませんので、売れるペースがつかめるまでは少量ずつタオバオで仕入れて様子を見るのも良いでしょう。

売れる傾向がつかめてくると、仕入れの計画が立てやすくなります。

売れ筋の商品が定まってきて、ある程度の販売予測が立てられるようになってから、価格の安いアリババで同じ商品を探してみると良いです。

安く仕入れることはとても大切ですが、いくら安く仕入れても在庫が余ってしまったら意味がありません。

売れる数だけ、できるだけ安く、仕入れるのがポイントです。

仕入れの効率化も意識しよう

記事の前半でもお話したように、中国輸入ビジネスにおいてはリサーチがとても重要です。

リサーチは時間のかかる作業ですが、ビジネスの要ですので、ぜひご自身でおこなうことをおすすめします。

売上が伸びてビジネスが軌道に乗り始めたら、リサーチを含めて仕入れを効率化できるよう、商品の発注や手配は外注を検討するのが良いでしょう。

リサーチを外注することもできますが、特に中国輸入ビジネスを始めたばかりの頃は、嗅覚を磨くという意味でもご自身でリサーチされると良いと思います。

慣れることで作業スピードが上がっていきますので、時間を効率よく使えるようになるでしょう。

リサーチを最速で身に着けたい方には、CiLELが随時開催している実践型商品リサーチ講座「manable(マナベル)」がおすすめです。

中国輸入ビジネスの仕入れには代行業者を使いましょう!

最後に、輸入代行業者の話をします。

個人で使用することを目的に中国から商品を購入するときは、アリエクスプレスなど個人で購入できるECサイトを利用するのが手軽で良いでしょう。

しかし、中国輸入ビジネスとして仕入れをおこなう場合は輸入代行業者を利用することを強くおすすめします。

輸入を素人がおこなうことがそもそも大変ですし、中国輸入はトラブルがとても多いので、すべてをひとりでやろうとすると大きな負担がかかります。

商品に関する問い合わせや不良品が出た時の対応なども代行業者がしてくれますので、ぜひご自分に合う代行業者を見つけて仕入れを効率的におこなってくださいね。

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