不用品を処分するとき、ものによって処分代がかかる場合もあります。
それが売れたらどうでしょう？
捨てようと思っていたものに買値がつけば嬉しいものですよね。
「不用品販売って聞いたことがあるけど、本当に売れるのかな？」と思っている方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
今回の記事は、ヤフオクで盛んに行われている不用品販売について解説します。
処分費がかかるどころか、収入になる方法をお伝えします。
ヤフオクとは？何が売れる？
ヤフオクとは？
ヤフオクは、いわゆるオークションサイトです。
インターネット上で、出品・落札のどちらでも、誰でもオークションに参加できます。
（出品側は落札手数料がかかります。）
メルカリと比較されることも多いですね。
メルカリとの比較についてはこちらの記事をご覧ください。
『メルカリとヤフオクは何が違う？違いや特徴を徹底比較』
ヤフオクは何でも売れる
「ヤフオクで不用品販売ができると聞きましたが、何が売れますか？」と聞かれれば、「何でも売れますよ」と答えます。
本来処分しようとしてたものなので、買ったときの値段は気にせず「元手0円」と考えて出品すれば、ほとんどのものは買い手がつきます。
今のあなたにとっては不用品でも、どこに需要が隠れているかは分からないからです。
ヤフオクは日本最大級のオークションサイトで、幅広い年齢層の支持があるだけでなくマニア志向の参加者も多くいるので思わぬ高値が付くことさえあります。
ただし、売るときに大事なポイントがあります。
そのポイントについてはのちほどお伝えします。
リサイクルショップに売るより得？
リサイクルショップに買い取り依頼を出すのは、半分正解で半分不正解といったところでしょうか。
ヤフオクの入札者が自己使用で買うのに対して、リサイクルショップは転売のための仕入れとして買い取ります。
次の購入者への販売時に少しでも利益が出るように、少しでも買値を安く抑えようとするのがリサイクルショップの買い取りになります。
また、リサイクルショップでは商品の種類や製造年によっては、買い取り対象外としている品目も案外たくさんあります。
ただ、その場で換金してくれるメリットもあるので、即金性を求めるならリサイクルショップがいいでしょう。
売れているものの特徴
自分にとっては早く処分したい不用品でも、他の人にとってはお宝商品になるのは、決して珍しいことではありません。
築数十年の自宅を改装時に、押し入れの奥や物置を整理していたら年代物の商品が出てきた…なんてことはありませんか？
ここでは、意外に高値で売れているものの共通点を紹介します。
高値で売れた不用品の共通点
■希少性の高いもの
レア物商品と呼ばれる商品で、なかなか手に入らない商品を指します。
代表例：昔のレコード
■今は製造されていないもの
今も販売されているが、モデルチェンジが繰り返されているような商品です。
代表例：年代物のカメラ
■販売当時しか手に入らないもの
高価なものではないが、継続的な販売をしていないものも売れます。
代表例：雑誌の付録や、当時の人気タレントが表紙のフリーペーパー
狙って仕入れることは難しいものばかりですが、もしかしたら自宅に眠っているかもしれません。
自宅にある古いものにどんな価値があるかわからないものです。
売ってはいけない禁止品
販売に許可が必要な商品や法に抵触するような商品は、いくら買い手がつきそうでも販売禁止です。
ここでは主なものを紹介しますが、実際に販売するときは、ヤフオクが明記する出品禁止品を必ずチェックしてください。
■医薬品
余った風邪薬や頭痛薬をはじめ、漢方薬や動物用の薬も出品禁止です。
■タバコ
「禁煙するので余ったタバコを売りたい」もアウトです。
国産・海外産も関係なく、ニコチンを含んだ電子タバコも出品できません。
■アダルトグッズ
無修正コンテンツや使用済みのアドルトグッズ、使用済みの下着、児童ポルノなどはもってのほかです。
他にも多数ありますが、「知らなかった」は通用しないので注意してください。
ヤフオクなら売れる！元手0円の不用品販売
過去に売れた実績のある元手0円の不用品を、具体的に紹介します。
自宅の中に似たものがないか、チェックしながら読んでください。
過去に高値販売された不用品
■英会話教材
使い終わった、買ったけど使わなかった英会話教材が残っていませんか？
ディズニーのキャラクター教材が高値で売れた記録が残っています。
■参考書
受験や資格試験に臨む人にとって、わかりやすい参考書は常に求められています。
使いやすかった点を解説して高値で売れた前歴が残っています。
■完成済のプラモデル
自分で作るのがプラモデルの醍醐味と思いがちですが、完成品の需要はかなりあります。
未開封の廃盤も高い人気を誇りますが、仕上げ度の高い完成品が定価の何倍もの値段で取引された前歴も残っています。
■ジグソーパズル
ジグソーパズルもプラモデル同様、完成品に需要があります。
額縁に入って見栄えが良くなると、さらに高価取引されるようです。
■中古のランドセル
特にブランド品でなくとも、意外な高値がつくことがある商品です。
■学生服
昔に比べて数が少なくなった「詰襟」タイプの学生服が高価取引されることがあります。
■電子辞書
スマホが普及している現代でも、電子辞書の人気は継続されています。
内容が大きく変わることはほとんどないので、新品より安ければ需要があるようです。
■絵本
子供が大きくなって、不要になった絵本も需要があります。
元々流行に左右されないので、名作といわれるような本が残っていれば、意外な高値も期待できます。
■雑誌の付録
雑誌自体も人気はありますが、付録もかなりの需要が見込めます。
雑誌同様、再販するものではないので、レア度の高い商品として根強い人気を誇っています。
■テレフォンカード
使用済みで問題ありません。
今は発行されなくなったテレフォンカードも、昔はコラボ商品の定番でした。
コレクターに人気の高い商品です。
■中古の電動工具
「電動工具が新品ではなく中古が売れる？」と不思議ですよね。
どこでも簡単に買えそうなものですが、案外欲しい道具の1点売りは見つかりにくいのが電動工具です。
必要な工具だけ欲しい需要とマッチすれば売れる商品です。
■楽器
楽器は少しの傷やへこみで音に影響が出るため、新品に需要が集中しそうですが、それは中級レベル以降に多い傾向のようです。
楽器は元々高価な商品なので、初心者が最初の練習用に求めているようです。
■ベビーグッズ
子供の服は新品を着させてあげたいのが親心でしょう。
しかし、せっかく買った新品の服も、子供の成長速度が速くすぐに着られなくなる現実もあります。
特にまとめ売りの人気が高いようです。
■絵葉書
旅行のお土産で定番の一つである絵葉書も、意外な高値が期待できます。
元々、全国的な販売をする商品ではないので、古いものでなくても地方色が強いものやレトロ感のある絵葉書は人気があります。
■映画のパンフレット
手に入れることは難しくありませんが、上映期間のみ販売されていることから、映画を見逃した人にとってはレア度の高い商品です。
現在人気の俳優が、ブレイク前に出た映画のパンフレットなど人気の商品です。
■古いスマホ
機種変更後に使わなくなったスマホが残っていませんか？
パーツ取りを目的にする人もいるので、壊れていても一定数の需要は見込めるようです。
■アウトドア用品
流行に左右されにくいこと、元々が高価なものが多いことで、中古人気が高い商品です。
感染症が大流行して、アウトドアに関心を持つ人が急増したことも一因と考えられます。
■レコードプレーヤー、ビデオデッキ、カセットデッキ
今やレトロ商品となりつつある、レコードプレーヤー、ビデオデッキ、カセットデッキ。
家電量販店でも手に入りにくくなっているので、比較的高い年齢層に人気があります。
■車のパーツ
自宅に廃車以外選択肢のない車があれば、パーツだけでも欲しがるユーザーがいるので出品して損はないようです。
■懐中時計
実用品ではなく、コレクションとしての需要があります。
腕時計は高級志向の強い商品になるので、新作やブランド品に人気が集まりがちですが、懐中時計なら壊れて動かなくなっていても需要はあります。
家で処分に困った不用品
「どこの家庭でもありそうで、まさか買値がつくなんて…」といった商品も売れています。
■無料配布のフリーペーパー
コンビニで簡単に手に入る無料配布のフリーペーパーも、意外な人気があります。
表紙に人気タレントが写っていたり、地方限定のフリーペーパーも意外な需要が見込めます。
■使いかけの化粧品
ブランド変えで残った化粧品がありませんか？
肌に合うか確認したい人の、サンプルとして需要があります。
■保冷剤
食品を買ったときに付いてくる保冷材も、さまざまな需要があります。
発熱時のクーリングや、怪我をしたときのアイシングなどでまとめ買い需要があります。
■トイレットペーパーの芯・牛乳パック
小学生が夏休みの自由研究で使ったり、普段の工作にも使うことがあり根強い需要があります。
溜めておくことがほとんどないだけに、まとめ売りの需要が見込めます。
■髪の毛
ウィッグ用や新人美容師の練習用に、正規の買い取り価格もあるほど需要はあります。
長さ、量によって価格が変わります。
■ジャンク品
車のパーツや懐中時計で、壊れていても需要があると紹介しましたが、何の変哲もない家電でも実は需要が残っています。
レトロ品に比べれば需要や買い取り価格は下がりますが、捨てる以外選択肢がない商品も、少しは値が付く可能性はあります。
元手0円不用品販売まとめ
いかがでしたでしょうか。
「これが売れるの？」と感じた例がたくさんあったと思います。
転売ビジネスのきっかけとして、不用品販売から始める方も大勢いますが、不用品販売は本来「売れれば儲けもの」くらいに気楽にできるものです。
不用品を処分する機会があれば、ぜひ気軽に「売ってみる」ことに挑戦してみてください。
不用品の販売をおもしろいと感じる方は、物販ビジネスに向いているかもしれませんよ。
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