「ヤフオクを始めたけど、なかなか商品が売れない…」
「ヤフオクに興味があるけど、うまく売れるか心配…」
ヤフオクで物販をしている方や、これからヤフオクで物販をしてみたいと考えている方は、誰もが「ヤフオクで売れる商品が知りたい!」と思っているでしょう。
売れる商品は、売れるべくして売れています。
この記事では、売れ筋商品の探し方をお伝えします。
目次
Toggleヤフオクの特徴
売れ筋商品を探すには、ヤフオクそのものの特徴を知る必要があります。
オークションという、馴染みの薄い仕組みから知っていきましょう。
ヤフオクは個人でも気軽にオークションへ参加できるということで、インターネットの普及に合わせるように広がっていったオークションサービスです。
入札方式で商品を競り落とすスタイルのため、定額販売のネットショップより儲かる可能性があります。
これがオークションの醍醐味でしょう。
ヤフオクと比較されることの多いメルカリとの違いは、こちらの記事にまとめています。
『メルカリとヤフオクは何が違う?違いや特徴を徹底比較』
ヤフオクに出品する商品の特徴を知ろう
普段買い物をするとき、値下げ交渉をする機会はあっても、「他の人より高値で買うから売って欲しい」という機会はなかなかありません。
しかし、「高値で買う」スタイルこそオークションです。
そこではどんな商品が人気になっているのでしょうか。
売れやすい商品の特徴
オークションにはマニアと呼ばれる人たちも多く参加しています。
そこで高値が付きやすい商品としては「希少価値のあるもの」「期間限定品」「地域限定品」などがあります。
どの商品にも共通しているのが「手に入りにくい商品」ということです。
売れにくい商品の特徴
代表的な売れにくい商品はアダルト関連商品です。
ネット購入ならかえって売れそうな感じがしますが、個人での出品は不人気のようです。
ほかの不人気商品では、芸能人のサインも個人出品ではあまり売れてないようです。
残念ながら不人気の理由は分かりませんが、お金を出してまで出所の分からない商品を個人からは買いにくいのかも知れません。
出品禁止商品・禁止行為
何でも売っているイメージのヤフオクですが、当然ながら売ってはいけない禁止品があります。
出品禁止品は「ヤフオク!ガイドライン細則」に詳細が記載されているので、ここではついつい売ってしまいそうな商品をピックアップして紹介しておきます。
【手元にない商品】
落札後の取り寄せや、メーカー直送のいわゆる無在庫出品です。
禁止品というよりは、出品ルールに近いものですが、ヤフオクでは禁止事項に明記されているので注意してください。
【販売の対象が明確でないもの】
分かりやすい例でいうと、福袋が禁止品にあたります。
お正月には全国で売り出される福袋ですが、ヤフオクでは「何を販売しているか明確でないもの」は販売禁止です。
【Yahoo!かんたん決済以外はNG】
これは、QRコードや金融機関口座など個別の決済手段を記載して、ほかの取引に誘引する行為として禁止されています。
ヤフオク売れ筋商品の探し方
ここからは、売れ筋商品の探し方になります。
『ヤフオクで売れるもの』で「手に入りにくい商品は高値で売れる」とお伝えしましたが、少し気になりませんか?
手に入りにくい商品は仕入れも難しいのでは?
ここからは、仕入れ可能な商品を探す前提で、売れ筋商品の探すためのリサーチのやり方をお伝えします。
使うリサーチツールはもちろんヤフオク!
ヤフオクのことはヤフオクで調べれば分かります。
ジャンルは絞る
ジャンルは何でも大丈夫です。
売れにくい商品や、禁止品さえ避ければどんなジャンルでも売れ筋は隠れています。
練習のつもりで自分の得意ジャンルや、仕入れルートがある商品から探してみましょう。
【おすすめのジャンルの決め方】
・中国輸入で手に入る商品:中国輸入は商品が豊富なため、売れ筋だけでなく関連商品も探しやすい
・アウトレットで手に入る商品:カメラ、電化商品、パソコン周辺機器などが良い状態、相場価格で売られている
過去の落札履歴を調べる
「ヤフオク 落札履歴(調べるジャンル)」で検索すれば、過去の落札商品が一覧で出てきます。
ここでチェックして欲しいのは以下の〇点です。
【落札額】
まずは、何がいくらで売れたかチェックしましょう。
【キーワード】
比較的高値で売れた商品に、どんな商品名で記載されているかチェックしましょう。
ネットの検索はキーワードの選び方が大きく影響します。
例えば、カメラを売りたいときに「カメラ」と表記するのと「写真機」と表記するのでは、どちらが検索されるでしょう?
商品名はしっかりチェックです。
【さらにキーワードチェック】
この段階で売れ筋商品が見つかる可能性があります。
特に型番号のように、商品を特定できるワードがあったら、複数回出てないか調べてみます。
カメラやパソコンように、部品だけでも買い手がつく商品なら、型番号で検索することがあります。
【入札数】
入札数は人気のバロメーターとしてとてもわかりやすいものになります。
ただし、入札中ではなく入札が終了した商品で調べてください。
オークションの性質上、終了時間ギリギリまで様子見が行われている場合があります。
終了時刻1時間前でも「入札1」は珍しくありません。
【多数出品している人】
商品を多く出品している人は、独自の売れ筋を持っている可能性があります。
実績のある出品者を細かく調べていけば、「何が多く売れているか」「いくらの値段帯に売れ筋があるか」などが見えてくることがあります。
【多数出品している人の他のジャンルも探す】
多数出品している人は、同じジャンルで固めている傾向があります。
しかし、その出品者自身も新たな売れ筋を探すために、テスト販売をしている可能性もあります。
売れている人が違うジャンルの商品を扱いだしたら、すかさずチェックしましょう。
【新たにジャンルを開拓】
最初は好きなジャンルから探し始めると思います。
次に、落札履歴から入って、売れている人の開拓しているジャンルに辿りついたのは理解できましたか?
あとは、ひたすら繰り返してください。
必ず売れている商品の傾向から、自分なりの探し方まで見つかるはずです。
リサーチの精度を上げるために
リサーチ自体は、やり方を覚えれば単純作業の繰り返しです。
ここでさらにリサーチの精度を上げる一工夫を入れていきましょう。
リサーチリストは必ず作る
リスト作成はとても面倒ですが、とても役に立ちます。
できれば、売れている商品を項目ごとにまとめましょう。
参考項目は下記です。
・値段帯別
・キーワードの振り分け
・入札数 etc.
項目ごとにまとめれば、色んな傾向が見えてきます。
ウォッチリストの活用
ヤフオクには「ウォッチリスト」という名前で、お気に入り商品を登録しておける機能があります。
リサーチ結果で気になる商品を見つけたら、ウォッチリストに登録しておきましょう。
ウォッチリストに登録した商品と同じ商品が落札されたときに、最高落札額が分かるので統計情報を集めるのに役立ちます。
これを何度も繰り返すことによって、自分だけのデータができあがります。
輸入品に絞って調べる
別の売れ筋商品の調べ方に輸入品に絞ったリサーチがあります。
探し方は、前述のリサーチ方法と同じくヤフオクを使いますが、検索ワードが変わります。
検索ワードは「輸入品」にして「タイトルと商品名」にチェックを入れれば、輸入品だけを検索できます。
ここで大事なポイントです。
・出品者は「個人」
・商品の状態は「新品」
この2つは必ずチェックしてください。
これは、「個人が入手できる=自分でも入手可能な商品」に絞って検索したことになります。
このリサーチ方法で下記の商品を見つけることができます。
・日本未販売品
・並行輸入品
・海外限定商品
あとは前述のリサーチと同じく、出品者の後追いで売れている商品情報を集めてみましょう。
ほかのオークションサイトもリサーチする
ヤフオクの次に大きなオークションサイトに「モバオク」があります。
モバオクはDeNAの子会社である株式会社モバオクが運営するオークションサイトです。
後発でモバイルアプリを出したヤフオクに対して、最初から携帯向けサービスで開始したため、瞬く間に会員数を増やしたサイトです。
顧客層が全く同じではないので、モバオクで売れた商品がヤフオクでも売れるとは限りませんが、比較情報には使えます。
同じ商品でもヤフオクとモバオクで販売価格は違うのか?
関連商品は何が表示されるのか?
同じオークションサイトの比較としては、十分な情報が集まるでしょう。
ヤフオクで売れ筋商品を探す~まとめ
今回紹介したリサーチは、実はヤフオクに限らず、どこでも使える基本的なやり方です。
ヤフオクは取り扱われる商品の性質上、このリサーチによる効果が高いと考えられます。
まずはヤフオクで、今回ご紹介したリサーチ方法をマスターし、売り上げを積み上げていってください。
実績を積んでいけば、経験から「この商品は売れそうだ」という勘も鍛えられます。
そうなれば、あなた独自の売れ筋も、見つけられるかもしれません。
記事中で少し中国輸入について触れましたが、実は中国輸入と相性が良いのはヤフオクよりもAmazonです。
CiLEL(シーレル)では、中国から商品を仕入れて日本国内で販売する「中国輸入ビジネス」をこれから始める方に向けて、「売れる商品の見つけ方」を実践型講座でお伝えしています。
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