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知らないと大変?中国輸入の発注リスク|はじめての中国輸入

今回は、中国輸入ビジネスにおける「中国輸入の発注リスク」についてお伝えします。

これから中国輸入で商品を発注される方は、ぜひこちらの記事を最後までお読みください。

すでに発注されたことのある方にとっては知っている内容になるかもしれませんが、おさらいの意味で読んでいただけると嬉しいです。

中国輸入ビジネスの5ステップ

木片を積み上げる手

中国輸入の商品リスクについてお伝えする前に、中国輸入ビジネスの流れについておさらいします。

中国輸入ビジネスの流れ

中国輸入ビジネスは下記の5ステップでビジネスを進めていきます。

1. 「確実に売れる」商品を探す
2. 見つけた商品をアリババ(1688.com)で探す
3. アリババで探した商品で利益が出るか計算する
4. 利益が出る商品であればテスト発注をおこなう
5. テスト発注の結果を見て、本発注をおこなう

今回の記事でお伝えするのは、「テスト発注」以降のお話になります。

いくつ仕入れる?

商品リサーチをおこない、売れる商品(利益が出る商品)が見つかったら、次に気になるのが「いくつ仕入れると良いの?」ということですよね。

実際、「何個くらい仕入れると良いですか?」というご質問をいただくことは多いです。

最初から数十個単位でご発注をいただくこともありますが、CiLELとしては、初回から大量発注をすることはおすすめしておりません

理由は下記2点です。

・商品違い、品質のリスク
・在庫(売れ残り)リスク

それぞれご説明します。

商品違い・品質リスク

輸入代行業者を通じて仕入れる場合、「お金を払ったのに商品が届かない」というリスクはありません。

しかし、ショップページの画像と違う商品が届いたり、不良品が届くことはよくあります。

ショップ画像と違う商品が届く

上の図を見てください。

左側がショップページの画像です。
少しわかりにくいですが、ドット柄です。

右側が実際に届いた商品の写真です。
明らかにボーダー柄のものが届いてしまいました。

よく見ると、首当たりのデザインも違いますね。

これはほんの一例です。
色が違ったり、素材が違ったり、アパレル商品であればデザインが違ったり柄の位置やプリントの大きさ違うこともよくあります。

不良品が届く

不良品が届くこともよくあります。

こちらの画像も少しわかりにくいですが、商品が壊れていたり、汚れていたりします。

どうしてこんなことが起こるの?

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。

アリババでリサーチをしていると、同じ画像で単価が違う商品がたくさんありますよね。

これは、同じ画像を使いまわして、いろいろなショップが商品を販売しているのです。

画像と似ている商品を「これでいいだろう」という感じで販売しているんですね。

中国から仕入れるからには、「そういうものだ」という感覚を持っていただいた方が良いかと思います。

利は元にあり!

中国輸入は安く仕入れられるのが魅力ですが、安ければ良いというわけではありません。

商品には「妥当な価格」というものがあります。

「妥当な価格」で「品質の良い」仕入れ先をいくつ持っているかが、中国輸入ビジネスを軌道に乗せるためのポイントになります。

ここが実力を決めると言っても過言ではありません。

在庫(売れ残り)リスク

荷物

次に、「在庫(売れ残り)リスク」についてお伝えします。

どんなにいい商品を見つけたとしても、どのくらい売れるかは売ってみるまでわからないのです。

あなたと同じ商品をライバルが見つけていたら、そしてライバルの方が早くその商品を販売し始めたらどうでしょうか?

価格競争に巻き込まれて利益が残らなかったり、場合によっては売れば売るほど赤字が出ることもあり得ます。

データによってリサーチをおこなっていても、販売する状況やタイミングによって、「思ったほど売れない…」ということもあるのです。

重要なのはテスト仕入れ

中国輸入

欧米から輸入する商品に比べて、中国輸入商品のリスクは高めになります。

特に商品違いや品質のリスクは無視できません。

逆に、それらのリスクがあるために、他のビジネス形態よりも高い利益率を保ちながらビジネスを継続できるプレイヤーが多いとも言えます。

この「高い利益率」を最大限に活かすために欠かせないのが、テスト仕入れです。

適切なテスト仕入れをおこなうことで、中国輸入ならではのリスクを下げていくことができます。

同じ商品を複数のショップから仕入れることで、より質の良いショップを選ぶことができますよ。

テスト仕入れについては、下記の記事もぜひご覧ください。
『中国輸入ビジネスでテスト仕入れが重要な理由!』

少量でテスト仕入れをして、少量で販売をしてみれば、実際にどれくらい売れていくかも確かめることができます。

まとめ

指をさした先にPOINTの文字

今回のポイントは3点です。

1. 中国輸入のリスクは「商品違い・品質リスク」と「売れ残りリスク」
2. 初回発注からの大量仕入れは危険
3. テスト仕入れで2つのリスクを解決!

慣れるまでは少し難しく感じられるかもしれませんが、これが最初の壁と言えるでしょう。

複数回のテスト仕入れが必要になったとしても、品質の安定した仕入れ先を見つけることができれば、あなたの実力もぐんとアップします。


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