中国輸入ならクレジットカード!PayPal手数料の罠にもご用心!

中国輸入ビジネスを行う上で、避けて通れないのが資金のコントロールです。

資金のコントロールはすべてのビジネスの基本ともいえますが、中国から仕入れる場合は発注から商品が到着して販売するまでの期間が長くなるので、特に注意が必要です。

キャッシュフローを考えたときに、おすすめなのがクレジットカードをしっかりと活用すること。

PayPal支払いの場合も、PayPalとクレジットカードを紐づければ、引き落としのタイミングはクレジットカードと同様になります。

この記事では、中国輸入でクレジットカードを使用すべき理由と、PayPal支払いで気を付けるべきポイントについてお伝えします。

中国輸入のキャッシュフローについて

コスト

冒頭で、「商品の発注から販売までの期間が長くなるので注意が必要」と言いました。

中国輸入×Amazon販売で物販ビジネスをおこなっている場合を想定して、具体的にご説明します。

Amazonからの売上入金が2週間に1回あるとして、現金決済の場合は、支払から入金まで最低でも1ヵ月かかることになります。

・発注→支払→発送→到着まで2週間弱、
・AmazonFBA倉庫に納品してすぐ売れたとしても、入金まで最大2週間
➡あわせて約1ヵ月

仕入れた商品がすぐに全部売れることはないので、場合によっては仕入れ代金の回収までに2~3ヵ月かかることもあるでしょう。

資金がふんだんにあるならそれでも問題ないのですが、たいていの方はそういうわけにいきませんよね。

特に、売り上げを伸ばすときは、先に仕入れを多くおこなうことになるので、資金繰りには注意が必要になります。

中国輸入ならクレジットカードを使うべし

オンラインでの登録作業

中国から商品を仕入れる際は、輸入代行業者を利用する方がほとんどだと思います。

輸入代行業者を利用する場合、商品代などは輸入代行業者に支払います。

輸入代行業者への支払いに銀行振込を選択している方もいると思いますが、筆者のおすすめはクレジットカードを利用することです。

クレジットカードは、利用日から引き落とし日まで1ヵ月ほどの猶予があります。

さきほど、仕入れから売り上げを手にするまで最低1ヵ月と言いましたが、クレジットカードを利用することで、手元の現金が少なくなる期間を短くすることができるのです。

引き落とし日の異なる2枚のクレジットカードを使い分けている方もいらっしゃるようですよ。

また、輸入代行業者の支払いにPayPalを使用する場合もあると思います。
PayPalにクレジットカードを紐づければ、通常のクレジットカード利用と同じように使えます。

ただ、PayPalの利用には注意点もあります。
次からはそのあたりを解説します。


PayPalについて詳しく知りたい方はこちらの記事にまとめてあります。
『PayPal(ペイパル)とは?仕組みや登録方法をわかりやすく解説!』

安い代行業者に乗り換えたはずなのに…むしろ高くなってる?

キャッシュフローの観点から、仕入れにクレジットカードを使われている方も多いかと思うのですが、ここで気を付けてほしいのが「PayPalにクレジットカードを紐づけて利用する場合」です。

PayPal(ペイパル)は大抵の輸入代行業者が採用している決済システムなので、利用している方も多いと思います。

「少しでもコスト削減したくて代行手数料が安い業者に乗り換えたんだけど、なんかあまり安くなっていないような…むしろ高くなってる?」と感じる場合は、PayPalの手数料に注目してみましょう。

PayPal手数料は誰が負担している?

PayPal手数料を支払うのは、「資金を受け取る側」つまり輸入代行業者側です。
ちなみにPayPalの手数料は、3.6%+固定手数料です。

しかし、本来資金を受け取る側が支払うPayPal手数料を、支払う側、つまり代行業者の利用者に請求している代行業者がいます。

立替費用のように、かかった分だけの手数料を請求されているならまだ良いのですが、以前聞いたことのある話だと、PayPal手数料として4.0%を請求している代行業者があるとかないとか…。

代行業者からの請求は基本的にすべて仕入れ原価になるので、詳細を確認していない方もいらっしゃるかもしれませんが、「あれ、高くなってない…?」と感じるならば、請求の内容をよく確認してみましょう。

PayPal手数料の実例

輸入代行業者を利用する際の代行手数料は、基本的に「商品価格」に対して一定割合でかかるものですが、PayPal手数料は商品価格に各種手数料や国際送料を合計した「総支払額」に対してかかるものであるというのがポイントです。

実際の例でご紹介します。

商品代が106,754円で、代行手数料や国際送料等を含めた総支払額が158,235円だとしましょう。
(※総支払額に関税は含みません。)

PayPal手数料をわかりやすく3.6%で計算すると、PayPal手数料は総支払額158,235円×3.6%なので5,696円になります。

これは商品代の約5.3%です。

PayPal手数料は総支払額にかかるので、場合によって大きく変動します。

これを別途請求されるか、代行業者が負担してくれるかは、とても大きな違いだと思いませんか?

代行手数料が安くなるからと代行業者を乗り換えても、PayPal手数料の扱いによってはコストが上がってしまいます。

手数料をしっかり把握して賢く中国輸入!

コストを減らす

さきほどの実例は比較的国際送料も安い商品で計算をおこないましたが、国際送料や加工費が高い商品だと総支払額が膨らむので、PayPal手数料額も比例して増えていきます。

上記の例だと、仮に総支払額が200,000円になった場合はPayPal手数料が7,200円となり、商品代金の約6.7%になりますね。

総支払額が50万円や100万円の仕入れをおこなう場合、PayPal手数料の金額もそれだけ増えますから、PayPal手数料を代行業者が負担してくれるのか、利用者側が負担するのかは、コスト管理においてとても重要です。

何度も言いますが、PayPal手数料は「総支払額」にかかるというところがポイントです。

一見、代行手数料や送料が安くても、PayPal手数料が請求される代行業者の場合は、このPayPal手数料によって仕入れにかかるコストが大きく変わってくるので、くれぐれもご注意ください。

また、この手数料負担を嫌って現金で決済されている方もいると思いますが、冒頭で説明したとおり、現金決済だと支払い(仕入れ)から売り上げ金の入金までの期間が長くなりますので、資金繰りにかなりの努力が必要になります。

一番良いのは、PayPal手数料を請求しない代行業者を利用して、PayPal決済(クレジットカード利用)をすることですね!

筆者は長くCiLEL(シーレル)を使っていますが、CiLELはPayPal手数料を負担してくれるのも理由のひとつです。

クレジットカードをうまく活用して、ビジネスに必要な資金をうまく管理・運用してくださいね。

投稿者プロフィール

梅田 潤
梅田 潤
合同会社梅田事務所代表。1977年生まれ。大阪府出身。副業で中国輸入ビジネスを始め2014年に株式会社オークファンを退社し独立。現在も現役プレーヤーでAmazonの他、国内・海外クラウドファンディングにも取り組みながら、家族との時間を大切にする自分らしく自由な暮らしをしている。最新の著書に『「ゆる副業」のはじめかた 輸入・ネット販売』(翔泳社)