近年、副業の種類として「インターネットビジネス」に注目が集まっています。
時間や場所に縛られないうえ、本業+αで収入が得られるネットビジネス副業は魅力ですよね。
一方で「それって大丈夫なの…?」と怪しいイメージを持っている人や、「よく聞くけど、何の仕事を指すのかわからない」という人もいるかもしれません。
そこで今回は、副業におすすめのインターネットビジネスを10選紹介します。
ネットビジネスのおもな収入の仕組みについても解説しますので、参考にしてくださいね。
目次
Toggleインターネットビジネスとは
インターネットビジネスとは、インターネットを利用して収入を得るもの全般を指します。
たとえば、以下のようなものが該当します。
【ネットビジネスの一例】
・Webライティング
・YouTube配信
・LINEスタンプの制作・販売
・フリーマーケットやオークション、ネットショップなどでの販売
・スマホアプリの開発
動画配信やスキルの売り買い、アプリ開発から投資まで、幅広いジャンルがあるのがわかりますね。
また総務省の調査では、2019年のインターネット利用率(個人)は、89.8%となっています。
参考:総務省|インターネット利用状況 インターネット利用率の推移
約9割の人がインターネットを利用していることから、インターネットは国民の生活の一部になってきているといえるでしょう。
くわえて、政府が副業を進めていることもあり、「インターネットビジネス×副業」を始める人は増加しています。
インターネットビジネスのおもな収入の仕組み
「インターネットビジネスって、どうやって収入を得るの?」と疑問に思う人もいるかもしれませんね。
ネットビジネスの収入の仕組みには、次のような種類があります。
・記事執筆をする
・広告収入を得る
・ECサイトで販売する
・ノウハウなどの情報を売る
記事執筆をする
企業からの依頼やクラウドソーシングなどで、案件を受注・納品することで収入を得ます。
記事執筆の種類は、金融などの専門的なジャンルのものから、子育てや恋愛ジャンルなど取り組みやすいものまで、さまざまです。
また、記事執筆の仕方も案件によって異なります。
【記事執筆の種類の一例】
・企業のコラム記事の作成
・体験談の執筆
・映画の感想・レビューの投稿
・アンケートに回答
・インタビューの音声を文字に起こす
・データ入力
単価は、文字単価または記事単価で計算されるケースが多いです。
文字単価であれば「1文字1円」、記事単価であれば「1記事2000文字で、2,500円」といった具合ですね。
専門知識が必要なジャンルになればなるほど、単価も高くなる傾向があります。
広告収入を得る
広告を掲載し、成果報酬で収入を得る仕組みです。
広告収入では、たとえば次のような場合に報酬が発生します。
【成果報酬の例】
・自分のYouTubeチャンネルの広告がクリックされた
・ブログサイトに掲載した商品が購入された
・ブログサイトで紹介したサービスに閲覧者が登録した
平たくいうと、「広告を使用し、商品の認知度アップや購買につなげることで、報酬が得られる仕組み」です。
アフィリエイトの場合は、1クリックでも大きな報酬を得られる可能性があり、YouTubeの場合は、広告の視聴回数によっても収益額は変化します。
ただ、最初から広告を入れられるわけではありません。
YouTubeの場合にはYouTubeの条件があり、ブログサイトの場合は、Googleアドセンス審査があります。
いずれも、条件や審査を満たさなければ広告を貼ることはできません。
広告収入を検討している際には、手順を確認するようにしましょう。
ECサイトで販売する
ネットショップで商品を販売し購入されることで収入を得る仕組みです。
フリーマーケットやオークションに商品を出品する場合もあれば、自分のネットショップを立ち上げて、ハンドメイドなどの商品を販売する方法もあります。
どちらも商品が購入されれば、収益になりますね。
とはいえ、自分のECサイト(ネットショップ)を1から立ち上げるには、知識が必要になる場面も…。
そのため、ハードルが高いと感じる人もいるかもしれません。
副業初心者の場合は、フリーマーケットに不用品を売り出すところからしてみると、始めやすいでしょう。
ノウハウなどの情報を売る
自分の知識やノウハウ、スキルなどを売り、収入を得る方法もあります。
たとえば、ココナラでは、「みんなの得意を売り買い スキルマーケット」というキャッチコピーとともに、さまざまなジャンルのスキルが売り買いされています。
似顔絵やアイコン作成、記事執筆や文章添削、ホームページ制作から書籍の表紙作成まであり、非常に豊富です。
手数料などがありますが、単純に「買ってもらえる=収益」になります。
またストアカでは、自分の知識や経験を「講師」として提供し、受講生が講座料金を支払うことで収入を得ます。
副業初心者におすすめ!ネットビジネス
インターネットビジネスは範囲が広いため、何から始めたらいいのかわからない人もいるでしょう。
副業初心者は、「初期費用がかからず、始めやすいもの」から挑戦してみるのがおすすめです。
厳選して3種類紹介します。
ポイントサイト
1つめは、ポイントサイトです。
ポイントサイトに登録し、アンケートに答えたり、ミニゲームに挑戦したりするとポイント進呈。
どんどんポイントを貯めていき、貯まったポイントで商品を買ったり、ギフト券と交換したりします。
すきま時間でサッとポイントを貯められるので、忙しい主婦でも始めやすく、人気を集めている副業のひとつです。
別記事では、『主婦におすすめの副業』を紹介していますので、参考にしてみてください。
データ入力
2つめは、データ入力です。
データ入力のおもな仕事は、企業が持っている情報や、アンケート回答などの情報、議事録などの音声データをフォーマットに入力することです。
ExcelやWordがあれば作業可能なため、パソコン操作が苦手ではない人やタイピングが得意な人には向いているでしょう。
ただ、コールセンターなどの募集では、データ入力とオペレーター業務を兼任するケースもあります。
個人事務所などでは、顧客の応対や書類作成などの「事務的業務全般」も任される場合がありますので、応募の際には確認しましょう。
オークションに出品
3つめは、オークションでの出品です。
ヤフオク!では、さまざまな商品が出品されています。
自宅に不用品はありませんか?
・「家では使わないけど、捨てるのは、もったいないかも…」
・「いい品物だけど、自分の好みではないから使う機会がない」
・「1回しか使用しなかったけど、もう使う必要がなくなった」
こういった品があるならチャンスです。
ホコリをかぶっている状態で放置していたり、あるいは捨ててしまっては、「無料のまま」ですね。
オークションやフリマアプリに出品すると、「収入になる」可能性があります。
オークションサイトなどを訪れる人は、掘り出し物を探している場合が多いです。
「こんな商品欲しかった!」「お店では、なかなかな売ってないんだよね」と、買ってもらえる可能性があるので、思いきって出品してみてはいかがでしょうか。
専門性を活かす!ネットビジネス
専門知識がある人は、知識や経験を活かしたネットビジネスがおすすめです。
「専門知識=資格」ではありません。
会社で培ったノウハウやスキル、得意なものも活かせます。
近年、副業によく選ばれている業種を4種類紹介します。
Webライター
Webライターは、インターネット上で文章を書くのが仕事です。
おもに依頼主からの依頼を受けて記事執筆をおこないます。
【おもな仕事内容】
・ブログやコラムの記事執筆
・インタビューの文字起こし
・セールスライティング(商品を売るための記事執筆)
・キャッチコピーの考案 など
初期費用もなく、始めやすいWebライターですが、案件を受けなければ収入は得られません。
そのため、クラウドソーシングを利用する人が多数います。
クラウドワークスや、ランサーズに登録してみるといいでしょう。
動画編集
クラウドソーシングでは、動画編集の募集も多くかけられています。
カットしたりエフェクトを入れたり、効果音やテロップをいれたり…。
動画編集の経験がある人や、専用の機材がある人は、活躍できる副業ではないでしょうか。
近年はWeb系副業の需要が高まっており、Webライターや動画編集をはじめ、WebデザインやWebディレクターなどの副業を選ぶ人も増えてきています。
気になる人は、『12のWeb副業』にスポットをあてた記事もあわせてご覧ください。
オンライン講師
オンライン講師の副業も、需要が高まってきています。
たとえば、ITや語学、経営といったビジネス系のジャンルから、フラワーアレンジメントや料理講座などの分野まであります。
必ず資格が必要なわけではないため、これまで培った経験やスキルを活かしたい人や、自分の実力を試してみたい人はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
オリジナルグッズの販売
オリジナルグッズやアイテムの販売をするのもいいですね。
オリジナルアイテムの種類も豊富にあります。
例を挙げてみましょう。
【オリジナルグッズの例】
・Tシャツ
・スマホケース
・ステッカー
・タオルハンカチ
・クリアファイル など
大量生産された商品ではなく、唯一無二のものを求めている人もいるので、デザインを考えるのが得意な人との相性はいいのではないでしょうか。
近年は、アクセサリーやバッグなどのハンドメイドを副業にする人も増えています。
『ハンドメイドの販売方法やサイトの選び方』の記事も、あわせて見てみてください。
資産を増やす!ネットビジネス
商品を販売したり、仕事を受注したりして「収入を受け取る」のではなく、「今持っている資産を運用して増やす」のも、ネットビジネスのひとつです。
資産を増やす3種類の副業を紹介します。
ブログ
ブログは自分の資産になります。
なぜなら、ずっとWeb上に残るからです。
広告収入やアフィリエイトと並行しながらブログを書くことで、うまくいけば、会社員並みの収入を得ることも可能です。
ブログが軌道に乗ると、自分が寝ている間に収益が発生することも…。
労働していない間に資産が増えると、うれしいですよね。
ただ、ブログは立ち上げたばかりの時期は収入が期待できず、ほかの副業に比べて時間がかかるのが難点です。
他の副業と両立しながら、少しずつ育てていくのが吉かもしれませんね。
自分の本を出版
自分の本を出版してみるのはいかがでしょうか?
Amazonでは、「Kindle本」という電子書籍が販売されています。
Kindleは、書籍のダウンロード数や購入数によって収入を得られる仕組みです。
自分の経験から学んだことや自叙伝、伝えたいことや得意なこと、ノウハウなど自分の書きたい内容を書き、電子書籍として自分で出版します。
1度出版したら資産になるので、売れれば売れるほど、頼もしい副収入源になるでしょう。
株式投資
株式投資も、副業によく選ばれています。
「怖い」「危ない」など、いい印象をもっていない人も多いかもしれませんが、正しい知識があれば危険なものではありません。
株価の変動によって損失がでるリスクもありますが、長い目でみるとプラスになるケースも少なくないのです。
株式投資をとおして、世の中のお金の流れを勉強できる機会にもなります。
まとめ
インターネットの普及や副業の解禁、自粛やリモートワーク推進など、さまざまな背景から需要が高まっているネットビジネス副業。
手軽なものから専門的なものまで、さまざまなジャンルがあるので迷ってしまいますね。
とはいえ、あれこれ手を広げすぎては、どれも中途半端になってしまう恐れがあるので、ご注意を。
副業は、楽しみながらコツコツ続けるのが成功への近道です。
まずは、自分の興味のあるものや得意なジャンルから小さく始め、自分に合った副業をみつけましょう。
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