「思うように売れない…売れている人と何が違うんだろう?」
「日本最大級と謳われるオークションサイト・ヤフオクなら、もっと売れるはず!」
「同じような商品を扱っているのに、自分だけが買ってもらえない…」
このように、売れ行きが伸び悩んでいる人は少なくありません。
売れないときは必ず原因があり、自分では気が付いていないだけです。
今回の記事では、ヤフオクで商品が売れない原因から、ちょっとした工夫で売れるコツの詳細を解説していきます。
ぜひ最後までお読みください。
目次
Toggleヤフオクで商品が売れる最大のポイントは正攻法
ヤフオクで高く売れる商品として、以下の情報を見たことがありますか?
・非売品や期間限定商品
・廃盤・製造中止となっているもの
・品切れが続いている商品
この3つのポイントを押さえた商品は、高く売れます。
オークションは入札方式で落札者が決まるスタイルなので、希少性が高い商品ほど高額で取引されます。
オークションの特性を考えれば理にかなった理屈ですが、一方で疑問も湧いてきます。
「そもそも、そんな希少性の高い商品をどうやって仕入れればいいのか?」と。
実際には、希少性に加えて人気の高い商品でなければ、高額取引も望めません。
売り上げが伸び悩んでいる人の多くは、この非現実的なポイントに惑わされていると考えるのが自然でしょう。
では、改善すべきポイントはどこにあるのでしょうか?
最大のポイントは、安定供給が見込める商品をいかに上手く見せるかという正攻法の売り方にあります。
ここからは、正攻法で商品を売るための詳細を解説していきます。
ヤフオク向けの商品を選ぶ
ヤフオク向けの商品はどこで調べればわかるでしょうか?
答えは「ヤフオク」です。
ヤフオク向けの商品はヤフオクが教えてくれます。
ヤフオク内で「#人気商品」で調べれば、現在入札中で高値がついたり、入札が集まっている商品が表示されます。
ちなみに、過去に高値で取引された商品には「英会話教材」「参考書」「完成したプラモデル」「中古のランドセル」などがあります。
他の実例が知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
『ヤフオクで売れるもの!意外と売れる元手0円の不用品』
流行りやピンポイントで売れているものなどもあるので、ヤフオクでどんな商品が売れているのか、定期的にチェックしてみると良いと思います。
出品方法の特徴を知る
売り方のコツを掴めば、高額販売が期待できるのがオークションの醍醐味です。
ヤフオクでは、通常のオークション出品のほかに「1円出品」「即決出品」があり、特徴を理解して上手く組み合わせれば、さらに売り上げが望めます。
※今回は「オークション」の仕組みに視点を当てた解説になるので、「フリマ出品」や「ショップ機能」については割愛します。
通常出品
普段は「通常出品」といった呼称は使われていませんが、ここでは基本的な「出品方法」と同じ意味合いで説明します。
出品手順は下記のとおりです。
1. 商品カテゴリーの選択
2. 商品説明文の記入
3. 開始価格と個数を入力
4. 出品の終了日時と配送方法を設定
手順3で価格を設定するときに、「オークション出品」か「定額出品」かを選ぶことができます。
1円出品
開始価格を設定するときに、「1円」を選択することを1円出品と呼びます。
慣れないうちは「1円から始めて、利益が出るまで値段が上がるのかな?」といった素朴な疑問が出てきそうですが、実はとても戦略的なスタート価格です。
1円スタートの一番のメリットは集客力です。
安い順に検索されたときは目に付きやすいので、入札も増えやすく落札価格も上がる可能性が出てきます。
在庫処分に使う人もいるくらい、使い勝手の良いスタート価格です。
限定品・一点もの・マニア向け商品を出品したときは、高額落札されやすい傾向があります。
即決出品
開始価格を設定するとき、即決価格を設定することも可能です。
即決価格を設定することで「即決価格以上なら即落札OKです」といった意思表示を意味することになり、欲しい利益が確保できた価格での落札が見込めるのがメリットになります。
利益が確保できるなら、わざわざ安値で競り落とされる可能性のある1円出品よりメリットが大きいと思うかもしれません。
しかし、よく考えれば分かりますが、即決出品では高額販売はほとんど望めません。
即決出品は、高額販売を狙うよりも、一定数の販売需要が見込める商品を数多く販売するのに向いているでしょう。
購入者心理を考えて正攻法で売る
ここから商品を売るコツの核心部分に入ってきます。
冒頭でお伝えした通り、商品が売れるポイントは正攻法です。
どこで仕入れればいいか分からない希少品をひたすら探し回るより、ちょっとした工夫で売れるようになります。
大事なことは購入者心理を考えること。
「同じ商品が並んでいたら、自分ならどっちを選ぶだろう?」という目線が理解できれば、売り上げもアップしてくるでしょう。
商品タイトルは検索されやすいワードを入れる
できているようで、案外見落としているのが、検索されやすいワードを盛り込むことです。
しかし、難しく考える必要はありません。
目立つフレーズを盛り込むより、詳細をくまなく書き込んだ商品タイトルの方が、結果として検索されやすくなります。
忘れずに書いてほしいのは、下の7点です。
・商品名
・型番(あれば)
・状態
・付加価値
・カラー
・サイズ
・備考
これらを書いたうえで、【美品】【送料無料】といった、プラスワンのフレーズを足します。
簡単なことですが、売れている人ほど基本的なことを抜かりなくおこなっています。
基本情報も詳細に
ネット販売では、購入者は商品を手に取って選ぶことができません。
それを忘れていませんか?
商品タイトルに書いてあることが、さらに詳しく書いてあれば、購入を検討する大きな材料になります。
・型番の追加情報でスペックも記載しておく
・商品状態に、使用年数・使用頻度を記載する
・傷やへこみがあれば場所も記載する
・大きさがわかるようなサイズ感の記載(縦・横・高さなど)をする
・付加情報は保証の有無・返金の有無などを記載する
これらの情報をしっかりと記載しましょう。
オークションに来る人は、情報が詳細であればあるほど入札しやすくなります。
商品画像
商品画像も、購入検討に大きな影響があるはずですが、物足りないと感じる画像が多く見受けられます。
全体像だけの商品画像と、細部も撮影した商品画像ではどちらが選ばれやすいでしょう?
どんな商品かイメージしやすい写真を、購入者は求めています。
明るい写真にする
宣材写真のような商品画像は別にして、明らかに自分で撮影したであろう商品画像では、驚くほど雑な撮影で済ましている人が多いのが現状です。
手頃な値段で買った電気スタンドを照明代わりにするだけでも、「明るくはっきり写った写真」になります。
少しでも高く商品を売りたいなら、こういった工夫は当然だと考えましょう。
背景にも気を配る
凝った背景にする必要はありません。
色のコントラストに気を配ってください。
例えば、白いティーカップを撮影したいとします。
白いテーブルに置いて写すのと、薄いグレーの敷物の上に置いて写すのと、どちらが映えるでしょう?
もちろん、薄いグレーの敷物の上ですね。
背景の色を少し工夫するだけで、商品が引き立って見えます。
説明書や付属品も必ず撮影する
説明書や付属品は「おまけ」ではありません。
新品ならあって当然の説明書や付属品も、中古品にはついていないことが多いでしょう。
説明書は付属品は、あるだけでも商品価値が上がります。
写真があればなおさらです。
商品と並べて写す、単独で写すなど、一工夫を加えましょう。
説明書や付属品は「おまけ」ではなく、セット商品の一部と考えてください。
傷や汚れも必ず撮影する
新品では傷や汚れはないのが当たり前ですが、中古なら逆にあるのが当然です。
購入者が写真で状態を判断したとき、隠れた傷があってはクレームの原因になります。
中古品の場合、商品説明で「~に傷あり」と書いただけでは購入者に対して説明不足です。
傷がはっきり写った写真があるとないでは、印象が全く変わってくるので、傷や汚れは必ず撮影しましょう。
商品の状態を詳細に伝えることが、商品価値を上げる結果につながります。
開催期間とクロージングのタイミング
開催期間は長くするメリットと短くするメリットどちらもあり、一概にはいえません。
販売数が見込める回転の速い商品なら、短い開催期間が向いています。
一度に全部を出品するのではなく、タイミングを少しずらして終了までの期間を短くすれば、ウォッチリスト(閲覧者が気になる商品をチェックしたリスト)への終了間近を知らせるアラートのタイミングも早くなり、入札への促しにつながります。
競合入札が見込める商品は、長い開催期間がいいでしょう。
競合になると入札者は時間をかけて探り合いすることがあります。
時間をかければ必ず高額入札に結びつく訳ではありませんが、慌てる必要もありません。
じっくり入札の行方を見守るつもりで構えておきましょう。
注意点としては、「終了時間ギリギリまで待って、急いで強制終了させない」ことです。
「1円出品して終了間際まで10円程度の入札しかなく、このままでは大損してしまう…出品取消にした方がいいだろうか?」といった状況は、実は珍しくありません。
終了間際の最後の20分に入札が集中して、結局は相場に近い額で落札されるのも、よくあることです。
本物アピールは不要
ブランド品や限定品を出品することがあっても、過度な本物アピールは不要です。
希少品を欲しがる人は、出品者以上に知識を持っていることが多いからです。
出品者に求められるのは、正確で詳細な商品情報であって過度なアピールではありません。
せっかく本物を扱っても、「本物です、信用してください」のような印象では、購入率を下げる要因になりかねません。
関連商品の同時出品も考えておく
ショッピングサイトでは、商品閲覧時に関連商品が表示されているのを見かけます。
関連商品は、言い換えれば、提示すれば購入してもらえる可能性の高い商品です。
関連商品を上手く組み合わせて出品すれば、お買い得感を増すことにもなります。
なぜ正攻法が売れやすいのか
購入者が求めているのは、正確な情報であって、出品者の販売テクニックを見に来ているわけではありません。
ネット販売では、商品画像と商品説明以外に検討材料がありません。
特に中古品に関しては、新品以上に詳細な情報を提供しないと、なかなか買う気になれないものです。
文章での商品説明を丁寧におこなったり、傷や汚れの写真をしっかりと載せるなど、購入者目線になれば「これはあった方が良いな」という情報はたくさんあります。
販売側になると「売りたい」気持ちが強くなるので、買う側の感覚が抜けてしまいがちになります。
ここが気を付けるべきところ。
正攻法とは、購入者目線で購買意欲を刺激させることで、売れて当たり前の状況に近づけることになります。
まとめ
ヤフオクで商品を売るための正攻法についてお伝えしました。
劇的な変化まではお約束できませんが、売れている人なら当たり前で実践していることばかりです。
伸び悩んでいる人は、まず基本に戻るつもりで実践してみてはいかがでしょうか。
今回お伝えした「正攻法」は、どんな物販ビジネスにも通用する考え方です。
参考にしていただけますと幸いです。
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