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Amazonで仕入れてメルカリで売る!相性の良さで上手に稼ぐ

Amazonで仕入れてメルカリで売る。

この組み合わせが、とても相性が良いのはご存じですか?

Amazonは買う場所、売る場所としても人気のプラットフォームですが、仕入れを行なう場所にも適しています。

今回は、Amazonで安く仕入れてメルカリで上手に売る方法を解説します。



メルカリ販売よりも長期的に売り上げを伸ばし続けやすいのはAmazon販売で、Amazon販売なら仕入れ先は中国がおすすめです。


なぜAmazonが仕入れに向いているのか

スマホと小さい紙袋

Amazonは安く仕入れるのに適しています。

Amazonでは「同一商品は同一ページで販売する」といった出品上のルールがあり、このルールがAmazonを仕入れ向きのサイトにしてくれます。

これは「複数の出品者が同じ商品を販売するときは、同じ商品ページで販売する」としたAmazon独自のルールで「相乗り出品」と呼ばれています。

例えば、「A」という商品をAmazonで販売しようとしたとき、先に販売しているセラーがいた場合、同じ商品ページに同じ写真・同じ商品紹介で販売することになります。

商品ページの中では「同じ商品を扱う複数人の内の1人」といった立場で、ライバルとの差別化を図る手段は「値下げ」に絞られてきます。

人気商品ほど相乗り出品する人数は増えやすく、結果、安売り競争の激化になります。

出品者にとっては過酷なルールですが、購入及び仕入れで考えてる人にとっては人気商品ほど値下がりしやすい構造になっており、Amazonが仕入れに向いている大きな理由になっています。

Amazonで仕入れてメルカリで売るメリット・デメリットは

メリットとデメリット

どんなビジネスにも、メリットデメリットは必ずあります。

ここでは、Amazon仕入れとメルカリ販売の組み合わせ特有のメリット・デメリットを解説します。

メリット

仕入れ元のAmazonと、販売先のメルカリでは、同じ商品でも販売額の平均相場が違います。

Amazonでは500円で売られている商品が、メルカリでは1,000円で売られていることも珍しくありません。

この相場金額の差が、利益を生む最大のメリットです。

デメリット

Amazonでは値下げ交渉を受け付けるシステムはありませんが、メルカリではコメント欄を使った値下げ交渉が日常的に行なわれています。

交渉が苦手と感じるなら、メルカリのシステム自体がデメリットとなるでしょう

Amazonで仕入れる商品を探すコツ

メガネをかけたスーツ姿の女性

どうやって売れる商品を探せばいいのでしょうか?

物販に関わる人なら誰もが欲しい答えであり、永遠のテーマかも知れません。

唯一無二の方法は存在しませんが、覚えていただきたい根本的なコツを紹介します。

繰り返しのリサーチが大事

「リサーチを繰り返して売れる商品を探す」が基本中の基本です。

「売れる商品100選」や「これからの時代は~が売れる!」といった、主観がたっぷり詰まった情報は参考程度にして、踊らされないようにしてください。

客観的なデータの集約が「リサーチ結果」であり、「売れる商品」と謳っている情報は、個人の売れた体験談であり、リサーチとは別物です。

大事なことは、「なぜその商品が売れたのか?」「なぜ類似品は売れてないのか」といった「なぜ?」を繰り返し、「だから~が売れるかもしれない」という仮説を繰り返すことです。

リサーチの基本形

リサーチは奥が深く、底はありません。

しかし、基本形は意外と単純で、繰り返すことに意味があります。

Amazonとメルカリで基本形の例を紹介するので、ぜひ実践してください。

1. 最初は得意なジャンルから始める
2. メルカリで売り切れている商品をチェック(よく売れている商品、回転率の良い商品を探す)
3. よく売れている商品を見つけたら、色、特徴、値段帯などチェック項目にまとめて一覧表を作る
4. 表にまとまた商品をAmazonでチェックして、安値で仕入れできる商品か調べる
5. Amazonで商品検索すると関連商品も表示してくれるので、メルカリに戻り売れ行きを調べる

あくまで、「客観的なデータを集める」といった観点からの1例ですが、リサーチの基本形には変わりありません。

やることは単純ですが、根気よく繰り返すことで売れる商品に辿り着けます。

発送費が安くすむ商品を探す

メルカリ販売初心者が最初によくする失敗の一つが、利益のなかに発送費を含め忘れることです。

メルカリは、販売した商品は自己発送します。

大型商品は利益率も高い反面、発送費もかかるので、最初は避けた方が無難です。

まずは、コンビニでも売っている、メルカリ専用の梱包材で送れる商品から扱ってみましょう。

発送費の目安も分かりやすいので、費用計算の練習にもピッタリです。

メルカリで出品するときに有効なコツ

メルカリに出品するときは、ちょっとした工夫で他の出品者に差をつけることができます。

単純な工夫ばかりですが、意外と見落している人が多いのでチェックしてください。

詳細な商品説明を書く

購入者は、商品説明を読んで購入するか決めます。

手に取ってみればわかることでも、ネット購入ではそうはいきません。

コメントで質問がくることもありますが、その前に詳細な商品説明をしている出品者から買ってしまうかもしれません。

「それぐらい書かなくても分かるだろう」は通用しません。

詳細な商品説明で、購買意欲を掻き立てましょう。

写真は撮り方ではなく、魅せ方を意識する

写真も購入の判断に大きな影響があります。

鮮明な写真はもちろん必要ですが、購入者視点の写真を撮ることが重要です。

「商品を正面から撮った写真だけ」と「色んな方向から撮った写真数枚」では、どちらが分かりやすいでしょう?

「ケースに入れたブローチの写真」と「服と合わせたブローチの写真」では、どちらが購入後のイメージしやすいでしょう?

魅せる撮り方は、簡単な工夫次第で誰にでもできます。

購買者層が一番よくみる時間帯に出品

出品する商品の購入者層を想定します。

例えば、キッズ用品を出品するなら、想定される購入者として若い世代の母親が挙げられると思います。

では、キッズ用品を検索するお母さんに一番目に留まる時間帯はいつでしょうか?

お昼寝をする年齢の子どもを家で育てているなら、子どもがお昼寝をする時間にメルカリを見るかもしれません。
働きに出ているお母さんなら、仕事の休憩時間にメルカリを見ているかもしれません。

生活様式は多様化していますので、一概には言えませんが、ある程度の想定はできますよね。

大事なことは、自分の手が空いた時間に出品するのではなく、購入者に見てもらいやすい時間に出品することです。

Amazon仕入れ・メルカリ販売で気を付けること

段ボールがラインで流れている様子

次に、Amazon仕入れ・メルカリ販売で大事なことを2点お伝えします。

特に2点目は規定に明記されていませんが、とても重要です。

出品禁止品の確認

Amazonとメルカリでは出品禁止品の規定が違います。

「Amazonで売っていた商品だからメルカリで売っても大丈夫」と考えるのは、とても危険な認識です。

「知らなかった」では通用しないため、何が出品できないのかしっかり把握しておくことが重要です。

古物商許可証

メルカリは古物商許可証の取得に関しては明記していません。

フリーマーケットというスタイルのため、出品者はショップの開設者の扱いにはなっていませんし、不用品の販売であれば古物商許可は必要ありません。

しかし、継続的な利益を得るためにメルカリ販売をおこなう場合、それはビジネスだとみなされますので、古物商許可が必要になります。

現状は、古物商許可を取得せずにメルカリで利益を得ている人もたくさん存在していますが、法律上継続して古物販売するには、古物商許可証の所持は必須になります。

メルカリ販売豆知識

スマホの画面

現金化の早いメルカリ

メルカリは売上金を現金化するとき「お急ぎ振り込み」というシステムがあり、申請する時間によって最短翌営業日の現金化が可能です。

この早いキャッシュフローのシステムを上手く使って、「メルカリの売上→Amazonの仕入れ金」の流れが出来れば、「支払いの決済日にお金が足りない」といった事態も回避できます。

参考:メルカリガイド お急ぎ振込とは

メルカリの売上金をAmazonで使う

お急ぎ振り込みは「現金化」は早くできますが、毎回の手数料負担があります。

そこで、売上金をそのままAmazonの支払いに使う目的なら、手数料のかからない方法がおすすめです。

メルカリが提供する決済サービス「メルペイ」のメルペイ残高支払いを使います。

連携させるサービスは「メルペイ残高支払い」「モバイルSuica」「Amazonギフト(チャージタイプ)」です。

・売り上げをメルペイ残高に移行する
・メルペイ残高をモバイルSuicaにチャージ
・Amazonギフトを購入
・モバイルSuicaから支払い

ほんの少し手間はかかりますが、一度流れを作れば「売り上げの範囲内でAmazonから仕入れる」という、予算管理にも利用できるので、おすすめの方法です。

ちょっと困った取引相手はブロック

不特定多数のユーザーがいるなかで、必ずしも良い人ばかりとは限りません。

なにかしらトラブルの多い人もいます。

もし自分がトラブルに巻き込まれて、以後関わりたくないときはブロック機能が使えます。

ブロック機能を使うとブロックされた側のユーザーは以下の行動が制限されます。
・商品への「いいね!」ができなくなる
・コメントを書き込めなくなる
・商品を購入できなくなる
・フォローができなくなる

商品は閲覧できますが、制限行動をとろうとすると「出品者よりブロックされているため、この商品へのコメント、購入、いいね!、フォローはできません」と表示されます。

ユーザー側にも心当たりはあるはずなので、大きなトラブルを未然に防ぐためにもブロック機能は活用した方がいいでしょう。

まとめ

POINTと書かれた木製ブロックと電球

転売をビジネスにするとき、仕入れ元と販売先の組み合わせは自由です。

この記事で紹介した逆パターンで、メルカリから仕入れてAmazonで販売する人もいます。

大事なことは、それぞれのプラットフォームの特徴を理解して、仕入れや販売にうまく活かすことです。

Amazonで仕入れてメルカリで販売する組み合わせは、「商品豊富なところで、できるだけ安く仕入れる」「幅広い購入者層がいて、手軽に出品できる」という好循環を実現できるところにメリットがあります。

「仕入れ元と販売先の相性」というのは、物販ビジネス全般において参考になるはずなので、ぜひご自身のビジネスにも活かしてみてください。

CiLELは中国仕入れ代行サービスをご提供していますが、「中国仕入れ」「Amazon販売」も相性が良い組み合わせのひとつです。

中国仕入れにご興味のある方は、こちらの記事もご覧ください。
『【中国輸入&Amazon転売で稼ぐ!】メリット・デメリットと必要なもの』

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