中国輸入ビジネスを始める際、迷うのが「輸入代行業者選び」ですよね。
発送や納期、値段交渉など、個人で対応することができない分野を任せることができるため、中国輸入ビジネスでは輸入代行業者の利用がマストと言ってよいでしょう。
これから個人で中国輸入を始める方にとって、輸入代行業者はとても心強いパートナーであり、信頼できる存在です。
ですが、輸入代行業者はたくさんありますので、契約してから「自分には合わなかった…」「失敗した…」と感じることも。
そこで今回は、初めてでも失敗しない輸入代行業者選びのポイントを3つご紹介していきます。
・コミュニケーションの取りやすさ
・お届けまでのスピード
・価格
ぜひ最後までお読みいただき、ご自身に合った輸入代行業者を選んでくださいね。
目次
Toggleコミュニケーションの取りやすさ
まず大切なのは、コミュニケーションの取りやすさです。
特に、相談したいことや不安なことを色々聞いてみたいという方には、コミュニケーションの取りやすさを重視してほしいと思います。
「コミュニケーション」とひとことで言っても、要素はさまざまです。
・言語
・営業時間
・コミュニケーション手段
それぞれ解説します。
言語
日本でお客様を募集している輸入代行会社には、日本人の方が対応されている場合と、中国人の方が日本語で対応されている場合の2通りがあります。
中国人のスタッフであっても、日本語でのコミュニケーションは基本的に支障はありません。
ただ、日本語のニュアンスや語感、商品に対する品質の概念など、国が異なれば文化が異なりますので、日本で当たり前だと思っていたことが通じないように感じることはあるでしょう。
代行業者の方もスタッフの教育をきちんとしているのですが、どうしてもムラが出てきてしまいます。
このあたりはCiLEL(シーレル)でもすごく気を遣っているところで、中国事務所のスタッフとやり取りをするときには、「こう言ったらわかるかな」や「ここは単語の意味をきちんと説明した方がいいかな」などと常に考えています。
また、言葉でのやりとりは、ちょっとした行き違いが起こりやすい部分でもあります。
これは日本人同士でもよく起こることですので、日本語を母国語としない中国人とコミュニケーションをとるときには、より起こりやすいということですね。
営業時間
この営業時間は「何時まで返答があるのか」というところです。
これは、副業の方こそ大事にしてもらいたいと思います。
多くの会社は、9時から17時まで、または18時までが営業時間となっています。
そうすると、会社に勤めながら副業で中国輸入ビジネスをする場合は、お仕事が終わってから注文の状況等を確認することになると思いますので、メールであれば1日1往復くらいのやりとりしかできなくなってしまいます。
質問や確認が続く場合は、やりとりの回数も多くなりますから、このキャッチボールにかなり時間がかかります。
これが夜の22時や24時まで営業している代行業者であれば、その日のうちにメールで何度もやりとりすることも可能になります。
これでかなりスピードが増しますね。
コミュニケーション手段
最後にコミュニケーション手段です。
多くの代行業者はメールやチャットでのやりとりが主になりますが、中には電話で問い合わせができる代行業者もあります。
電話ができれば、その場で確認できることが格段に増えますから、コミュニケーションの密度が高くなりますよね。
特にこれから中国輸入ビジネスを始める方は、わからないこともたくさんあると思いますから、電話で問い合わせができる代行業者を利用すると良いかもしれません。
「これは聞いていいのかな?」「どのように聞いたら伝わるかな?」など、質問ひとつをとってもかなりエネルギーを使うのが、輸入代行業者とのコミュニケーションです。
そのときにコミュニケーション手段が限られていると、ストレスも増えてしまいます。
どのようなコミュニケーション手段を使えるかというところも、大事なポイントかなと思います。
お届けまでのスピード
次に注文した商品のお届けスピードになります。
ちなみに代行業者のスピードには2種類あります。
代行業者のスピードとは?
商品を届けるはやさだけが代行業者のスピードではありません。
・商品発注/お届けまでのスピード
・お問い合わせに対する回答のスピード
この2つが、代行業者のスピードになります。
商品を発注してからお届けまでのスピードは、中国輸入ビジネスをしている方であれば当然気にしているところですし、どの代行業者もいかに早く商品をお届けできるかを考えてサービスを提供しています。
しかし、問合せに対する回答のスピードについては、実は代行業者によってかなりばらつきがあります。
普通の注文が上手くいっているときは比較的レスポンス早い代行会社さんでも、違うものが届いたり変なものが届いたり、イレギュラーなことが起こると、途端に1~2日返信が途絶えることがあります。
代行業者に商品が届いてから発送されるまでに時間がかかってしまっては、いくら商品のお届けスピードが速くても意味がなくなってしまいますね。
商品お届けまでのスピードは、機会損失を防ぐためにも非常に重要なポイントですけれど、お問い合わせに対するレスポンスというところも重視していただきたいと思います。
価格
そして、最後が価格です。
まずは代行手数料や送料が気になるポイントかと思います。
中国輸入にかかるコストの内容については、下記の記事をご覧ください。
『3分でわかる!中国輸入にかかるコスト7選』
今回は「月額会費」という点に着目してご説明していきます。
月額会費は上級者向け
月額会費が必ずかかる業者と、月額会費がかからないプランを設定している業者があります。
月額会費がかかる業者の多くは、その都度かかる代行手数料がゼロか、非常に安い価格で設定されています。
検品や物流加工などのオプション手数料を月額会費に含んでいる業者もあります。
オプション手数料には、検品のほか、キャップの梱包、セット組、タグ付け、FBAの倉庫に直接納品するなど、さまざまなものがあります。
オプション手数料が月額会費に含まれていなくとも、月額会費を払っていればオプション手数料を大幅に割引している業者もあります。
また、チャットでのやり取りが可能になったり、専任の担当者が付いたり、OEMの相談ができたり、月額会費を払うことで受けられるさまざまなサービスを設定している業者さんが多いです。
一見お得に見えますが、これは物量が多かったり、OEMをおこなっているなどの、上級者向けであることが多いです。
最初は固定費が少ない方が良い
ただ、月額会費は固定費になります。
初めての方の場合、固定費は極力少ない方が良いです。
月額会費がかからない業者は、代行手数料やオプション手数料がその都度かかることになりますが、必要な分だけ支払えば良いので、余計なコストをかけなくて良くなります。
また、初めての方は、ベテランの方と比べると、月の発注頻度も発注量も少なくなりがちになります。
そうなると、月額会費を払ったところで、元を取れるかどうかはなかなか難しいところ。
月額無料のプランを設定している代行業者もありますので、まずは月額会費を払わずに輸入代行業者を利用して中国輸入仕入れをおこなってみましょう。
いくつかの代行業者を併用して、どこが自分に合うかを見極めるのも良いと思います。
実際に取引をすることで、「ここは安さ重視なのかな」「ここは品質をしっかり見てくれるのかな」「ここはOEMが得意なんだな」など、代行業者の特徴もわかってきます。
さらに担当者との相性もあると思います。
ビジネスが軌道に乗って来たら、相性の良さそうな代行業者で有料プランに移行すると、その後のビジネスもスムーズにいくでしょう。
場合によっては、代行業者を乗り換えるのもありかと思います。
まとめ
今回のまとめになります。
・初心者は価格よりもコミュニケーションを重視するべき
・配送スピードだけでなく、レスポンスの速さも重要
・まずは月額無料の代行会社から始めよう
繰り返してお伝えしておりますが、初めての方にまず重視してほしいのはコミュニケーションです。
利益を出すためには価格がもちろん重要なのですが、中国輸入ビジネスを始めたばかりの方は、利益を出せるまで「継続する」ことが重要になります。
駆け出しのところでコミュニケーションが上手くいかなくなると、心理的な負担が大きくなり、コミュニケーションロスが価格以上に損をする事になってしまうことがあります。
また、ビジネスをスムーズに進めるためには、質問に対して回答が返ってくる速さや、コミュニケーション手段がたくさんあることも重要になってきます。
電話ができるところは安心ですね。
最初はコストをできるだけ抑えた方が良いですから、代行業者との相性を見るという観点からも、月額無料で利用できる代行会社から始めていただければと思います。
CiLELは月額無料でご利用いただくことができますし、日本に拠点がありますのでお電話でのお問い合わせをしていただけます。
まずは一度ご相談ください。
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