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Amazonの偽物対策の姿勢・新サービスがとにかく凄い!

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Amazonの偽物対策の姿勢・新サービスがとにかく凄い!

ちょっとインパクトのあるニュースがありました。
破壊処分の偽造品、昨年200万点以上 米アマゾン(CNN)

簡単に言うと「Amazonに出品している業者がFBAに納品した商品のうち、偽造が疑われる200万点以上の商品を破壊処分したと発表しました」というニュースです。

破壊という響きが怖いですが、これは偽造品対策を徹底的にやっているアピールでもあると思います。

これはアメリカのAmazonの話ですが、日本でも適用されても不思議ではありません。

今回のコラムでは、Amazonの偽物対策についてお届けします。

Amazonでの偽物販売は他人事ではない


冒頭でご紹介したニュースはインパクトのあるものでしたが、ニュースにならなくとも、Amazonは日々偽物に目を光らせています。

たとえオリジナル商品について購入者から「偽物だ」という一方的な理由で返品があったとしても、出品者に確認する前に出品を停止したり商品を削除してしまったりするほど過敏な反応をします。

確かに偽物の販売は違法行為です。
それを売っているモールを運営しているAmazonにとって、偽物を売られることはブランドに傷がつき信用を落としてしまう厄介な問題です。

しかし、これだけ対策をとっても偽物を出品する人は後を絶ちません。

それはAmazonにとって厄介なのはもちろん、実は中国輸入をやっている私たちにとっても厄介な問題なのです。

システム上はどんな商品にも相乗りできる


冒頭のニュースの話は、基本的にブランド品が主な対象となっています。

それであれば私たちがやっている中国輸入ビジネスには影響がないのではないか、と思われるかもしれません。

ですが、実はそうではないのです。

なんでも相乗りできてしまう!?

中国輸入でオリジナル商品を販売している人はとても多いと思います。

オリジナル商品にしたのは、相乗りによる価格競争を避け、その商品を独占的に販売して安定した売上と利益を得るためだと思います。

ところが、時々そんなオリジナル商品であっても相乗りをしてくる出品者がいます。

Amazonの仕組上では基本的にどんな商品であっても「この商品をお持ちですか?」の「マーケットプレイスに出品する」をクリックすれば出品ができてしまいます。

ですから、たとえ本当に自分しか扱っていないオリジナル商品であっても、相乗りができます。

極端なことをいえば、商品が一致しなくても出品自体はできてしまうのです。

相乗りされるのを防ぐためには

オリジナル商品に相乗りされた場合、商標を取得していれば、Amazonに権利侵害を申請することでAmazonが相乗り出品者を排除してくれるようになっています。
(フォームからの申請と権利侵害をされている証明が必要です。)

しかし、商標の取得には多額のお金と時間がかかります。

商標の取得を後回しにして、とにかく売上と利益をあげるためにリスクを承知で販売を続けている方もいらっしゃるでしょう。

オリジナル商品への相乗りをブロックするには、商標の取得と共にAmazonのブランド登録をするのが良いです。

商標を取得してAmazonのブランド登録をしていれば、相乗りしようとした出品者が「マーケットプレイスに出品する」をクリックしても、商品登録画面ではなく、出品ができないコメントがあり出品申請をするように誘導されます。

そして、出品申請の画面に遷移してもその商品を出品するにはブランドや卸からの請求書の他、ブランドからの出品許可証が必要になるため、事実上出品はできない…という流れになります。

それでもう完璧のはずですが…。

新しいプログラム「Amazon Transparency」


さらに相乗りブロックを強固にするサービスがでてきました。

商品の透明性を確保する

相乗りブロックをさらに強固にするサービスは「Amazon Transparency(トランスペアレンシー)」と言います。
Transparencyとは透明性という意味です。

ざっくりとした説明になりますが、通常はAmazonに納品する際に貼るAmazonのバーコードのほかに、1商品ごとに異なったコードを発行し、それが貼られているモノが本物、貼られていないモノが偽物という区別をできるようにしたサービスです。

同じコードは2つと存在しないので、仮にコードをどこかから持ってきてもすぐに偽物とバレてしまいますし、貼って無ければその時点で偽物となります。

商品の透明性を担保してくれるわけですね。

「Amazon Transparency」は強い味方?

Amazonのブランド登録では、相乗り出品者を排除するためにフォームからの申請と証明が必要でしたが、このうちの証明の部分がAmazon Transparencyでまかなえてしまうということになります。

ちなみにこのサービスは有料で、1商品あたり1セント~5セント(1円~5円程度)の料金がかかります。

また、アメリカのAmazonでは30日以内で商品を入れ替える必要があり、けっこう大変です。

いくら同じ商品で間違いがなくても、FBA倉庫内にコードのある商品と無い商品が混在することになりますので、先ほども言ったように貼っていない商品は偽物扱いとなるため一気に商品のラベルを変える必要が出てきます。

これであれば簡単に自社のオリジナル商品を証明してくる強い味方になる!と言いたいところなのですが…

結局のところ商標の取得が必要です

まずはAmazonのブランド登録!ということは…

「Amazon Transparency(トランスペアレンシー)」はすごく良いサービスだと思ったのですが、このサービスを利用するにはAmazonのブランド登録が必要になります。

ということは、ブランド登録が必要⇒ブランド登録には商標が必要、となりますので、結局のところ相乗りをブロックするためには商標の取得が必須です。

以前は商標を印籠のようにしてAmazonに申請することで相乗りを排除していました。

今は印籠というよりは、Amazonが展開しているさまざまな相乗り対策(Amazon的には偽物対策)サービスを利用するための資格のような意味合いが強くなってきています。

ですので今現在、オリジナル商品の出品はしているけれど、商標の取得はもとより出願もしていない人は、今後のために早急に商標を出願することをお勧めします。

商標を取得しよう

商標を取得するために、まずはブランド名を考えてください。

基本的にはショップ名をブランド名にすることが多いのですが、あまりに一般的な言葉や他のブランドと酷似するようなものは商標が取得できない可能性も高いです。

できる限りオリジナルで、どことも被らないようなブランド名を付けましょう。

その際に1点だけ注意すべきところは「知らない人でも読める」ことです。

極端な例で言えば、アラビア語とかハングル文字は読める人が少ないでしょう。

そういった言葉は避けて、外国語なら英語やフランス語などで何となく聞いたことがある、もしくは文字を見れば何となく発音できるようなものがベターです。

そのことを踏まえて、相乗り対策のため、また自分の売上と利益を守るために、商標の取得を急ぎましょう。

商標を持っている人はすぐにブランド登録を!

既に商標を取得している人でブランド登録をしていない人は、すぐに申請をしてブランド登録を済ませてください。
宝の持ち腐れ状態になっていますよ。

商標は自分でも取得できるのですが、提出書類の不備が心配な場合は特許庁に電話すると丁寧に教えてくれます。

何事も怖がらずに行動してみると得てしていい結果が生まれることが多いですよ。
これは筆者の実体験から実証済みです。

まとめ


いかがでしたでしょうか。

商標登録やらAmazonブランド登録やらAmazon Transparency(トランスペアレンシー)やら、「何が何だかわからない!」という方もいらっしゃるかもしれませんね。

オリジナル商品を販売するときは、どうやって売るかはもちろん重要なのですが、自分の大切な商品をどうやって守るかも、同じくらい重要です。

このコラムを読んでいただいたのも何かのご縁。

なにか行動できることがある人、特に「やらなければならないのは分かっているけど重い腰が上がらない…」という人は、ぜひ動いてみてください。




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