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06.輸入ビジネスに関係する専門用語-2

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06.輸入ビジネスに関係する専門用語-2

「輸入ビジネスに関係する専門用語-1」に続き専門用語-2です。

1と同様に聞き慣れない言葉があり、また短縮後(歌詞文字を合わせたもの)が多く、これが何を意味しているのかは知っている必要があります。特にB/LやWay Billといった輸送に関して重要な事柄はまず頭に入れておいた方が用語です。2も全てを完璧に覚える必要はありませんが1と共に臂臑に重要な語句が多くあります。

取り組み、仕組みに関する用語

●「VAT(Value Added Tax)」
EU(欧州連合)の付加価値税のことです。(バットと読みます。)日本でいう消費税にあたります。
EU内での課税になりますので、EU加盟各国から直接日本に商品を輸入する場合、VATは課税されません。

●「MOQ(Minimum Order Quantity)」
取引にあたっての最低発注単位(数量)です。最低限この数は取引して欲しいというもので取引にあたっては必ず確認されます。Minimum Order Quantityの略が「MOQ」ですが、単に(Minimumミニマム)ということもあります。

●「インコタームズ(International Commercial Terms)」
国際商業会議所(ICC)が制定した貿易取引条件とその解釈に関する国際規則(International Commercial Termsの略)です。

ジェトロに詳しい取引条件が掲載されています。

●「コンサイニー(consignee)」
インボイスはもちろん、荷物の発送時のB/LWay Billにも印字されている、荷受人つまり荷物の受取人のことです。買い手となる輸入者をimporterとして別記する場合もあります。

輸送に関する用語

●「P/L(Packing list)」
P/Lといっても「損益計算書」のことではありません。パッキングリストの意味です。輸入する商品の梱包情報が記載された書類です。箱の数やそれぞれの箱にどんなものがいくつ入っているかの情報が記載されています。インボイスと合わせててても重要な書類で通関時にはパッキングリストを見て確認が行われます。

●「ドレージ(Drayage)」
コンテナドレージとも言います。荷主指定の倉庫などへの陸上輸送すること。輸送した時の料金のことを指します。

●「デバンニング(Devanning)
輸入したときにコンテナから荷物を出す作業のこと。「デバン」や「バン出し」とも言います。デバンニングする際は、コンテナの扉に施錠されている封(シール)を確認してから扉を開けます。必ず書類に記載されているものと合致していることを確認してからデバンニングを行います。

●「ラッシング(Lashing)」
航海中の荷崩れを防ぐためにワイヤーなどで固定することです。

●「ETA( Estimated Time of Arrival)」
到着予定日や入港予定日といった意味で使われます。B/LやS/I、インボイス、などの書類に船名と共に記載されています。

●「ETD(Estimated Time of Departure) 」
出発予定日や出港予定、出荷予定のことです。ETAとセットで使われることが多くあります。

●「容積重量」
IATA規定に基づいて荷物の容積が5,000cm3で1.0kgとして換算した重量を容積重量(Volume Weight)といいます。輸送料金は重量の他、輸送するためのスペースをどれだけとるのかも重要なためこういった計算がされます。鉄10㎏と綿10㎏ではどちらがスペースを取るのか想像できると思います。

●「RT(Revenue Ton)」
レベニュートンの略です。輸送の料金を決定する基準は、実重量と容積重量の2パターンがあります。その大きいほうが料金として適用されます。

●「M3」
貨物の容積のことです。実重量のkgと併記されることが多くあります。CBM(Cubic Meter)とも言います。

●「OLT(Overland Transport)」
税関長の承認を得て、輸入した荷物を保管・点検・展示などができる場所(保税地域)間で輸送することを言います。

●「SWB(Sea Way Bill)」
海上運送状のことで世界的に統一された様式です。似たようなもので船荷証券(B/L)との違いは、B/Lは「書類の所有者が荷物の所有権を持つ」=書類の譲渡が貨物の譲渡になる有価証券であるのに対し、「SWB」は単に航空会社の荷物の受領証で書類に記載された荷受人(Consignee)に荷物が引き渡される決まりになっています。(B/Lは証券なので、転売も可能ですがSea(Air) Way Billはできません。)

●「AWB(Air Way Bill)」
航空運送状のことで世界的に統一された様式です。

●「CY(Container Yard))」
指定された港の場所で、船から卸したコンテナを置いておく場所です。

●「FCL(Full Container Load)
コンテナの中が全て1人(1社)の荷物で輸送すること。

●「LCL(Less than Container Load)」
複数の荷主の荷物を合わせて一本のコンテナにして輸送すること。「混載」とも言います。

●「CFS(Container Freight Station)
混載の場合に、コンテナへの積み込みや荷卸しする場所のことです。

●「フォワーダー(Forwarder)
輸出入者に代わり荷物の輸送を手配する貨物利用運送事業者のことです。荷主から貨物を預かりますが、自社では輸送手段を持たず、船舶や航空機・トラック・鉄道等を利用し、貨物輸送を行います。対して自社で輸送手段を持つ事業者のことは「キャリア」と呼ばれます。

●「シッパー(Shipper)」
輸送業者と契約する当事者。輸送業者にとっての請求先です。

最後に

「輸入ビジネスに関係する専門用語-1」と2で一通り輸入ビジネスに関する用語は解説しました。自分でフォワーダーさんと契約するなどして直で輸入する場合などはほぼ確実にこれらの用語を言っておかなくてはいけません。代行業者や転送業者に輸入を完全委託する場合はあまり出てくることはありませんが、それでも通関の書類などを目にする機会はありますので、まったく知らないよりは意味が分かったほうがチェックもできますし、将来的に自分で取り組もうとした時もチャレンジしやすくなります。また、以降のコラムでこれらの専門用語が登場しますので内容を理解するためにも頭にいれて頂ければと思います。

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