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影響はある?中国輸入ビジネスと政治情勢の関係とは!?

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影響はある?中国輸入ビジネスと政治情勢の関係とは!?

ちょっと固いタイトルですが、気になっている人も多いのではないでしょうか。

最近の新型コロナウイルス関連のニュースでも、中国とアメリカの関係が非常に悪くなっていて、アメリカと歩調を合せる日本も中国との関係が悪くっていると言われています。

そうすると、中国輸入ビジネスをやっている人の中にはこんな心配をする人がでてきます。

「今後、中国との関係が悪化しても中国輸入ビジネスは大丈夫なのか?」

今回は、政治情勢と中国輸入ビジネスの関係についてお話します。

中国輸入ビジネスに国際情勢は影響するのか?


「中国輸入ビジネスが国際情勢の影響を受けるのではないか?」と不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。

具体的には、
・費用(中国からの送料など)が大幅に引き上げられる
・日本向けの商品は税関を通過できなくなる
・日本向け商品の通関に著しく時間がかかるようになる
といったことが突然起こるかもしれない、という不安ですね。

私たちとしては、ビジネスが継続できなくなるほどの大打撃を受けてしまうかもしれない状況であれば、それを事前に予測して回避しなければなりません。

アメリカのトランプ大統領は中国に対して非常に強硬な姿勢で臨んでいますので、対立も非常に激化しそうな不安はあります。

そういったニュースをよく目にしますので、個人とはいえ中国から輸入してビジネスをおこなっている以上、国際情勢が自分のビジネスに影響するのではないかと心配してしまうことは頷けます。

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中国輸入ビジネスは終わるのか?


中国という国は非常に党の力が強いので、国民の意見等よりも党(国)の意志でダイナミックな施策をおこなうことがあります。

なので、いくら中国の企業が日本向けの輸出をしたくても、国がそれを抑えて輸出の許可を出さないなど、思い切ったことが起こる可能性はゼロではありません。

そうなると中国から商品を輸入している業者は仕入れができないので、軒並みビジネスが破綻します。

こういう事態が起こらないとは言えないので、大手のアパレル企業の中には生産拠点を中国から東南アジア(バングラデシュやタイなど)に移しているところもあります。
(これは人件費の高騰という側面もあります。)

一部ではこういうリスクを「チャイナリスク」と呼んだりします。
過度な中国への依存をしないようにしよう、というものです。

ここまで書くと、何やら中国輸入はこれからリスクや不安ばかりな気がしてしまいますね。

「早々に撤退したほうが良いのではないか?」と思われるかもしれません。

ですが実際のところ、つまり、あなたの中国輸入ビジネスに対する直接的な影響はどうでしょうか。

私は長年にわたって中国輸入ビジネスに取り組んできましたが、中国輸入ビジネスが終わることはないと考えています。

この先30年とか50年というレベルで見れば、さすがにそこまで先のことはわかりませんが、滅多なことではこの中国輸入ビジネスが無くなることはありません。

たとえば、先ほど書いた「中国が輸出しなくなるリスク」についてですが、もしそんなことがあれば輸出先の国の経済は大打撃をこうむりますが、同時に中国国内の経済もめちゃくちゃになります。

要は諸刃の剣なわけで、ちょっと国際情勢が良くないからといって、軽々しくそんなことはできないのです。

また、東南アジアに生産拠点を移しているのは一握りの大企業です。

中小の企業の多くは今でも中国からの輸入がメインになっていますし、アパレル以外の商材ともなれば、その割合はさらに高くなります。

まだまだ中国は世界の工場であって、ものづくりの中心であることは変わらないのです。

でも、「いつも通り」とはいかない


とはいえ、関係が良い時でも悪い時でも、まったく同じように中国からの輸入ができるかというと、必ずしもそうではありません。

やはり、関係が悪い時には税関の検査が厳格化されたりして輸入に時間がかかるなど、なんらかの影響が出ることはあります。

しかし、輸入自体が完全にストップしてしまうような事態に陥ることはありません。

輸入に大幅な遅れが生じることもないとは言えませんが、輸入が大幅に遅れるのは政治情勢とは関係ない場合が多いです。

ただ検査や手続きに時間がかかっているだけのことがほとんどでしょう。

実際、2020年春頃に、中国から大阪に輸入されたコンテナの商品検査がかなり厳格化され、通常数日もあれば十分通過する税関が2週間以上もかかるという事態になったことがあります。

これは新型コロナウイルスに関連したことでも、日本と中国との関係悪化に起因したものでもなく、ただ中国輸入での大規模な不正が発覚したため商品の検査が“超”厳格化されたからでした。
(不正内容はアンダーバリューでした。)

そのせいで通常では考えらないほどの時間を通関に要する結果となってしまいましたが、輸入は「止まってはいない」のです。

また、その状況は一時的なもので、2020年9月現在は、長期間にわたって通関されないなんていうことはありません。

こういう出来事は、例え日中関係が良くても悪くても起こり得ます。

なので、この日中関係が良くない状況が中国輸入ビジネスに大きな影響を及ぼすことはないだろうと予測できます。

よく考えてみてください。
このような出来事は今回が初めてではありません。

日中関係についての詳細はこの記事では語りませんが、「日中関係の悪化」はこれまでにも何度も報道されています。

ですが、現在の中国輸入の状況はどうでしょうか。
特に変化はありませんね。

むしろ全体で見ると取引額は上がっています。

もし、気をつけておかなければならないことがあるとすれば、国際情勢によって一時的に輸入のスピードが遅くなるなどの影響が発生してしまった時に、状況が回復するまで耐えられるだけのビジネス的な体力をつけておくことでしょう。

今、国際情勢が不安定だからといって、慌てる必要はどこにもありません。

ビジネスでは世界中が繋がっていて、想像もできないほどの巨大な額のお金が動いています。

そう簡単に輸出取引や輸入取引は無くならないのです。

中国輸入ビジネスと政治情勢は「別もの」


ここまで読んでいただいておわかりのように、中国輸入ビジネスと政治情勢は「別もの」です。

ですから、政治情勢がどうであれ商品は輸入できますし、政治情勢によって何かのペナルティを受けることもありませんので、安心して中国輸入ビジネスに取り組んでください。

また、もしあなたの近くにこういう心配をしている人がいたら、この記事のことを教えてあげて安心してもらうようにしてくださいね。

もちろん、日本と中国は違う国ですので、それぞれの考え方や方向性によって関係が冷え込むことはありますが、ビジネスは別ものです。

中国と日本はそれほど切っても切れない関係になっています。

テレビなどメディアからの情報で不安になることもあると思いますが、それがどのようにあなたのビジネスに影響するかについては、常に冷静に考えなくてはいけません。

中国輸入ビジネスの世界は、国際情勢ではなく「ビジネス」としての判断で動いていきます。

表面的な情報に踊らされず、常に「ビジネスの本質」を見極めながら、物事を考えるようにしましょう!


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