新型コロナウイルスのせいでミシンが売れているそうです。
どこも自粛自粛でお店は閉まっているし、アマゾンでの売り上げも芳しくありません。
補助金のニュースがテレビを賑わせているこのご時世にミシンが売れているというのです。
「なんで?」ですよね。
これにはちゃんと新型コロナウイルスと関連している理由があります。
あなたはマスクが不足しているのをご存じですよね。
ニュースでも新聞でも使い捨てのマスクが足りないと連日のように伝えられていました。そのため、使い捨てではない洗えるマスクが登場しました。
それでもまだまだ足りず店頭にも並ばないので、ついに手作りする人がでてきました。
ここにミシンが売れている理由があります。
なぜなら、手作りするには縫わなければいけないのでそのためにミシンが必要だからです。
自粛で商品が売れないと言われている中でも、その時に応じた売れる商品はあるのです。
目次
Toggle他にも売れている「ある商品」
さて、ズバリそれは「テレワーク」関連の商品です。
テレワークとは場所や時間にとらわれない働き方のことで、最近の状況からいえば、出社しないで自宅で仕事をすること、の意味合いのほうが強く感じられます。(リモートワークともほぼ同義です。)
今まで出社していたサラリーマンが自宅で仕事をするようになった結果、テレワーク関連の商品が売れるようになっているのです。
具体的にテレワーク関連の商品ですが、いろいろとある中で代表的なものは「ウェブカメラ」です。
出社はしなくても会議や打ち合わせは必要です。その時にカメラやマイクは必要なので需要が高まっている、ということです。
最近のノートパソコンにはカメラもマイクも付いているものが多くありますが、会社から支給されているパソコンには付いていなかったり、古くて性能が悪いためにウェブカメラが必要とされている場合もあります。
価格帯はピンキリではありますが、安いものなら1000円台から買うことができるのも需要が高まった要因ではないでしょうか。
そう考えるとミシンの例と同じような感じで、新型コロナウイルスに関する直接的な影響で需要が伸びたもの(マスク、アルコール消毒等)とはちょっと異なり、どちらかと言えば2次的な理由で需要が高まっている商品と言えそうです。
新型コロナウイルスの影響は仕事面だけではなく、移動、外食、ショッピング、遊びなど生活全般に及んでいますので、ミシンやテレワーク関連の他にも売れているあるいは売れていく商品があるかもしれません。
これからは何が売れていくだろう?(予想)
ミシン、テレワーク関連の商品の傾向を踏まえてこれからは何が売れていくのだろうと予想をしてみます。(あくまで筆者の見解です。)
まず、自粛要請が出されていますので、家にいる時間が長くなります。ショッピングモールをはじめとした各種の施設も休業しているため出ていくところもありません。
そうなってくると必然的に室内でするものに需要が集まってくるのではないかと思います。
具体的には、室内遊びのおもちゃやゲームです。
室内で使えるものとなると、かなり幅が広いのですが、例えばボードゲーム(麻雀などを含む)やカードゲームもあります。ミニティピーなどの室内テントのようなものもあるでしょう。小さいボーリングや人形遊び、ブロックもやる機会が増えるかもしれません。
他にも、エクササイズ用品というのも考えられますね。多くの人が集まるため、フィットネスクラブやヨガスタジオも閉まっているところが多くあります。ですので、それまで通っていた人たちが家でフィットネスやヨガなどをすることになるかもしれません。
そうなると、バランスボールやミニトランポリン、シットアップベンチ、ダンベルなどの器具、サウナスーツ、ヨガマットが考えられます。
これまで誰も経験したことが無いような「全国民引きこもり生活」が続く可能性がありますので、これから売れていくものは「家でストレスが発散できる商品」かもしれません。
この状況はいつまでも続かない
ここまで、実際に需要が高まっているもの、これから高まりそうなものをお伝えしてきましたが、注意すべき点が1つだけあります。
それは「この状況はいつまでも続かない」ということです。
新型コロナウイルスはいつか収束します。収束してくれないと困ります。
ミシンはマスク不足によるものですし、エクササイズ用品もフィットネスクラブが再開すれば家でやる必要もなくなりますので、当然、需要は落ちます。
ただ、テレワーク関連商品は出社の自粛が無くなれば必要なくなりますが、今後の定着度合い次第では新型コロナウイルスの収束と関係なく伸びるかもしれません。
つまり、今の需要の高まりに踊らされず冷静に状況を判断し、今の売り上げは取れる時に取って引き際を見誤らないことが大事です。
投稿者プロフィール
- 梅田 潤
- 合同会社梅田事務所代表。1977年生まれ。大阪府出身。副業で中国輸入ビジネスを始め2014年に株式会社オークファンを退社し独立。現在も現役プレーヤーでAmazonの他、国内・海外クラウドファンディングにも取り組みながら、家族との時間を大切にする自分らしく自由な暮らしをしている。最新の著書に『「ゆる副業」のはじめかた 輸入・ネット販売』(翔泳社)
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