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【中国輸入ビジネスの面白さがイマイチわからない人必見!】今さら言えない中国輸入ビジネスの「本音」

中国輸入ビジネスの特徴として、あるひとつの商品を長く販売することができます。(継続販売)

そのため、せどりや国内転売と異なり常に新しい商品を探し続けて仕入れる必要はありません。

じっくりと腰を据えて売れる商品を選定して、商品ページも「作る」というよりは「育てる」という感覚が近いのかもしれません。その中で、売れる商品が見つかると中国輸入ビジネスの特徴でもある「継続販売」ができ、またAmazonで販売することで仕入れから販売に至る手間が減ります。

その頃になると非常に簡単で手間いらずのビジネスに発展しています。おそらくこの将来的な部分にスポットが当たった情報を見聞きすることで、それを目指して中国輸入に取り組んだ人もいると思いますし、それは当然目指すべき将来像でもあります。

ところが実際に始めてみると「思ってたよりも大変だ」「ぜんぜん手間が減らない」など、理想と現実のギャップに直面し壁にぶち当たる人も少なくありません。ですが、中国輸入ビジネスの案内をする時は「簡単、楽ちん、手間いらずのビジネス」のような打ち出し方になります。「夢を見せすぎだ」等のご意見はあると思います。

例えば、フィットネスジムの案内で「キツイ運動でつらくて大変」「痩せるまでこんなに時間がかかるよ…」など、実際にはこういう部分もあるけれどそこを前面に出しては誰もやろうと思いません。それよりも「鍛えて痩せたらこんな未来が待ってるよ!」という案内を出しますよね。それと同じです。ということで、実際のところどうなのかという「中国輸入ビジネスの現実」についてお伝えしていきます。

●実は中国輸入のココが厳しい

中国輸入ビジネスはとてもシンプルです。

安く仕入れて高く売る、この原理原則は今も昔もこれからも変わりません。

そして個人でも取り組みやすいうえに将来にわたって大きくできるとても魅力のある懐の深いビジネスです。ですが、その反面、厳しいところも現実問題としてはありますが、そのうちのいくつかを解説していきます。

まず、「売価が安い」ということがあります。

これは中国輸入ビジネスのメリットでもあって仕入れ資金が多くなくてもビジネスを始められるのですが、その分、売上も利益も少額になってしまいます。

例えば、2,000円の商品で純利益が30%あっても600円です。もし、月収30万円を目指すとなると500個以上の販売が必要です。これはかなりの数になりますのでそれだけ作業が増えてしまうことになります。仮に、欧米輸入などで数万円の売価で利益が1万円あればたった30個扱うだけ月収が30万円に到達します。比較的、薄利多売になる傾向があります。

次に、たくさんの商品を扱いますので必然的に「在庫の問題」が出てきます。

売れている時は良いのですが売れなくなると途端にこの在庫が資金繰りのネックになってしまいます。しかも、自分の商品は有名ブランド品ではなくノーブランドなので安くすれば売れる、という物でもありません。これが季節商品(ハロウィンやクリスマス等)になるととても大変です。在庫調整はとても大変な作業です。

これに付随して、ノーブランドのような商品ですので一部のお客様に爆発的にウケてしっかり利益を獲得する販売手法は取りにくく、逆に一般的な万人受けする商品を取り扱うことが多くなります。それはライバルが多いことも意味します。

最後にクオリティの問題があります。

中国輸入ビジネスの商品のクオリティは格段に向上していますが、ショップによってはまだダメなところもあります。そういうクオリティコントロールも中国輸入ビジネスでは避けては通れない問題のひとつです。自分で商品の金型を作る段階や縫製から管理・指示しているとコントロールもやりやすいのですが、さすがにそこまでできる個人は少ないため完全に管理することは難しくなりますので、いかにクオリティのバラつきを防ぐかに注力していく必要があります。ざっと挙げただけでもこれだけの厳しい点があります。しかし、これらを乗り越えなければビジネスの成功はありません。

●中国輸入はココが本当に楽しい

「ビジネス」ですので厳しくて当たり前と言われると思いますが、もちろんそれだけではありません。

中国輸入ビジネスは様々なことで得られる「楽しい」部分もたくさん持ち合わせています。

それも色々とありますが、その中からいくつか解説したいと思いますがちょうどステップアップのように楽しさが進化するので、中国輸入「楽しさの3ステップ」としてお伝えしたいと思います。

    • ステップ1:「儲かる」(利益率が高い)

      これが最初のステップです。利益率が高いというのは中国輸入ビジネスでよく言われている事で、儲かればそれは「楽しい」に繋がります。

 

    • ステップ2:「自分だけの商品」を作っていける

      儲かったらどんどんとオリジナルの商品を作っていけるのも中国輸入ビジネスの特徴のひとつです。今、Amazonで販売されている商品にある不満や不足しているものを足して「自分だけの商品を作る」ので世の中に無い商品を出せるというのは、特にものづくりが好きな人にとっては、商品を考えている時も作っている時もこの上なく楽しいものだと思います。

      単純な転売は自分の思いを販売するというよりも、モノ動かす感覚が強いと思いますが、オリジナル商品を作るとそれとはまったく違う感覚になります。

 

  • ステップ3:自分のアイディアが認められる

    自分で考えた商品が売れることつまり「自分のアイディアが認められる」楽しさがあるということです。

    初めてAmazonのレビューで感謝や良い感想を入れてもらった時は、これまで経験したことがないような心の底からわき上がるような嬉しい気持ちになります。自分のアイディが受け入れられるのは本当に嬉しくて楽しいことなので、まだ経験したことが無い人はぜひ体験して欲しいと思いますし、この喜びや楽しみが中国輸入ビジネスを継続してく最大のモチベーションになります。

補足ですが、このステップ3の次はステップ1に戻ります。

つまり、

「儲かる⇒オリジナル商品を作る⇒それが売れる⇒儲かる・・・」

というサイクルになりますので、このサイクルをぐるぐる回せるようになりましょう。そうすれば中国輸入ビジネスが最高に楽しいビジネスになるはずです。

●中国輸入ビジネスはフィットネスジムと同じ

ここまで、中国輸入ビジネスの厳しさと楽しさをお伝えしてきました。

これは両方とも中国輸入ビジネスの「現実」です。

最初の方で案内の仕方についてフィットネスジムを例に挙げましたが、案内の後のビジネス自体もフィットネスジムと同じようなものです。ジムに通い始めても、最初は重いものは持てないですし、少しの負荷ですごく疲れます。ランニングも2~3キロでへとへとになるでしょう。

でも、続けているとだんだん重いものも持てるようになりますし、ランニングも長い距離を早く走れるようになります。そうやってコツコツと積み上げていくことで理想のボディを手に入れることができるのです。

続けて目標に向かって続けて取り組んでいくことが、最終的にすごく自分を助けることになるのはフィットネスジムも中国輸入ビジネスも変わりません。

苦しい事の先には必ず楽しい事が待っていますので、未来を信じて取り組んでいってください!

●まとめ

1.中国輸入ビジネスのココが難しい
⇒「売価が安い(利益が少ない)」「在庫管理」「クオリティの維持」

2.中国輸入ビジネスのココが楽しい
⇒「カンタンに儲かる」「自分だけの商品を作っていける」「自分のアイディアが認められる」

3.中国輸入ビジネスはフィットネスジムと一緒で「実践」と「継続」がダイジ

投稿者プロフィール

梅田 潤
梅田 潤
合同会社梅田事務所代表。1977年生まれ。大阪府出身。副業で中国輸入ビジネスを始め2014年に株式会社オークファンを退社し独立。現在も現役プレーヤーでAmazonの他、国内・海外クラウドファンディングにも取り組みながら、家族との時間を大切にする自分らしく自由な暮らしをしている。最新の著書に『「ゆる副業」のはじめかた 輸入・ネット販売』(翔泳社)

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