基本的な操作は、新しいコンテンツマネージャーを参照
コンテンツマネージャー
※本記事の情報は2019年9月5日時点のものです。
目次
Toggle商品紹介コンテンツは「何を」伝える為にあるのか
Amazonの商品ページには商品を伝えるところが2か所あります。
商品画像の横に「仕様」とレコメンドをはさんでその下に「商品説明」があります。
商品仕様のところは商品画像のすぐ横にありますので、よく見ると思いますが、商品説明はスクロールしないと見られないためあまり活用さされてきませんでした。
しかし、商品の魅力をもっとよく伝えるために登場したのが「商品紹介コンテンツ」です。
この商品紹介コンテンツを登録することでよりインパクトのある商品説明を作成することができます。
商品紹介コンテンツの仕様と使い方が変更に!
最近、「商品紹介コンテンツ」の仕様や使い方が変わりました。
これまでは一部のセラーにのみ公開されていたものが全体に公開されました。
今回は使い方や変更点、その詳細等詳しく解説していきます。
変更点1:商品紹介コンテンツの定型パターンが増えた
これまでの商品紹介コンテンツは「4種類」の定型しかありませんでした。
全ての画像と説明文の位置が決められていたので非常に簡単である意味でシンプルでした。
それが今回の変更によりモジュールで商品紹介コンテンツを組み立てて自分なりの、または商品に合わせた商品紹介コンテンツを作れるようになりました。
モジュールとはパーツのようなもので、色々なものが用意されています。
このモジュールも単に文章や画像がはめ込めるだけではなく画像の上に文章が書けたり、画像も上か左しか無かったこれまでのものとは違い、画像のみ、左画像、右画像などバリエーションも豊富で全部で「16種類」のモジュールがありますので、かなり自由度の高いデザインが可能になっています。
変更点2:ブランドロゴと説明文がヘッダーに入れられるようになった
新しい商品紹介コンテンツではデフォルト(初期設定)でブランドのヘッダー画像と説明文を入れられるようになっていますが、特にブランド化を目指していないなどの場合は無理に記入をすることはありません。
イメージ画像は自分だけの商品をブランド化していくなら入れても良いのですが、そうではない場合はお客様にとっては無駄で不要な情報を与えているだけになってしまうので、ブランド化を強く意識していない人はここに何も入れる必要がありません。
ここに入力をしなくても実際の商品ページではただ表示されないだけですので、見た目としては何も問題ありません。
変更点3:スマートフォンとパソコンでは仕様と説明文の順序が逆になっている
現在、Amazon利用者の70%以上がスマートフォンから商品を購入しています。
ニールセン ECサービスの利用状況
今回の商品紹介コンテンツのリニューアルでもパソコン(PC)とスマートフォンでの表示をプレビュー(確認)することができます。
さらに実際の商品ページを見てみるとパソコンで商品ページを見た時にパソコンとスマートフォンでは、大きな違いがあります。
パソコンの場合、商品画像の右下に仕様があり、レコメンドなどをはさんでその下に商品説明(商品紹介コンテンツ)が表示されます。
ところが同じページをスマホで見ると仕様と説明文の順序が逆になっています。
つまり、商品画像をみたら次に、商品説明(商品紹介コンテンツ)がきます。
パソコンでは仕様が先に来るので説明文は「仕様の補足」のように見えますがそれと同じ考えでいたら、スマートフォンで見た時に商品のことがお客様には伝わりにくいので、商品説明も仕様も同様に詳しく記入しておきましょう。
コピーしてもまったく同じ情報でも構いません。
注意点としてスマホで見たときに仕様は全部で5段ありますが、その中の上から3段目までしか表示されません。
パソコンとスマートフォンの両方で売りたい場合、大事な情報や伝えたい情報は、仕様の上から3段目までに書くようにしましょう。
文字数制限は特にありませんが常識的な長さが良いです。
また、商品紹介コンテンツを作っていない状態で商品説明に記入した場合でも、スマホでは商品説明が先に表示されますが、200字を超えるとそれ以上は表示されません。
右の矢印をクリックしないと全体が読めなくなりますのでその点は気をつけてください。
その他の変更点
商品紹介コンテンツがどの商品のコンテンツなのが分かりやすくするために「名前」が付けれられるようになりました。
コピーで同じコンテンツを他へ流用することもできますので他のASINに利用しよう思った時でも簡単に探せるようになりました。
また、登録や検索がSKU以外のASINなどでもできるようになっています。
モジュールは画像のはめ込みのみ、テキスト記入のみでリンクはできなくなっています。
商品紹介コンテンツはあくまで「商品を紹介」するものでクロスセル・アップセルのためのものではありません。
また、商品紹介コンテンツは新しくなりましが、これまでに登録したコンテンツの修正、編集もできるようになっています。
もちろんモジュールの追加も可能ですのでこれまでのコンテンツを強化したり、さらに充実させることもできます。
まとめ
これからは商品紹介コンテンツも差別化が必要!
今回の商品紹介コンテンツは商品に合わせて作り込むことができる反面、テンプレートのようなものが無く自由度が格段に向上しているため、作り手のデザインセンスが問われます。
これまでの商品紹介コンテンツは良くも悪くも画一的でした。
基本的な構成が同じなので見た目のインパクトとしては大きな違いはありませんでしたが、画像は商品購入を決める大きな要素です。
また、目から入る画像での情報は文字情報の6,000倍ともいわれています。
それくらい画像は重要なもので商品紹介コンテンツもその点に注目してリニューアルしているので、ここから作る側も画像での見せ方を意識しなければいけません。
つまり、これまでの画一的なものからより「個性的なもの」にして差別化を図る必要があります。
画像重視とはいえ画像だらけにしてしまうと逆効果となります。配置などにもよりますが見た目の分量的に画像と文字量の割合は、
「7対3」もしくは「6対4」
くらいが理想です。
感覚的によくわからない場合は、以前の商品紹介コンテンツの定型を参考にしましょう。
こういった点を念頭におきながら、買い手にとってわかりやすく買ってみたくなる
商品になるよう(見せるように)に商品紹介コンテンツをつくってみてください。
投稿者プロフィール
- 梅田 潤
- 合同会社梅田事務所代表。1977年生まれ。大阪府出身。副業で中国輸入ビジネスを始め2014年に株式会社オークファンを退社し独立。現在も現役プレーヤーでAmazonの他、国内・海外クラウドファンディングにも取り組みながら、家族との時間を大切にする自分らしく自由な暮らしをしている。最新の著書に『「ゆる副業」のはじめかた 輸入・ネット販売』(翔泳社)
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