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04.輸入ビジネスの実践(基本)

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04.輸入ビジネスの実践(基本)

ゼロから立ち上げる輸入ビジネスのステップ

ここからは実際の輸入ビジネスを行う際のステップを解説していきます。

輸入ビジネスを進める際はこの順番で進んでいきますので流れを把握してください。具体的には下記のようになります。

1.需要を調べる⇒2.商品を確認する⇒3.仕入先を見つける⇒4.交渉する⇒5テスト輸入~本格輸入

輸入ビジネスの根幹であり最重要ポイントは国内での需要を調べる事です。いくら良い商品でも需要のない商品は売れません。「良い商品と需要がある商品は別」ということを認識しましょう。

特に自分の商品知識に自信がある場合は要注意です。自分が良い商品と思ってもそれはただの思い込みでで、市場ではまったく求められていない可能性もあります。そんな商品を仕入れてしまったらお金を捨てるようなものですので、必ず国内の需要を調査してください。そのうえで、需要がある商品が輸入できるのかを探していくという順序になります。

順序」⬅︎これは必ず守ってください。

ステップ1.需要を調べる

輸入ビジネスはまず需要を調べるところから始まります。国内で需要が無い商品を仕入れても意味がありません。 ➡︎ 商品のリサーチ方法

ステップ2.商品を確認する

需要があったとしても、取り扱えない商品であれば輸入はできませんので違法性や規制品では無いかの確認をします。また、法的に規制がされていなくても、取り扱わない方が良いものの例を解説します。

・子ども服
紐やフードに危険性があります。ドアノブなどに引っ掛けて首が締まるなどの事故が起きています。経済産業省からJIS案もでています。また、子ども服(特に乳児)についてはホルムアルデヒドなどの化学物質についても注意が必要です。
➡︎子ども服の安全基準

・ベビーカー、抱っこ紐
チャイルドシートには国の安全基準がありますがベビーカー、抱っこ紐にはありません。「SGマーク」があれば一般財団法人製品安全協会の安全基準を満たした製品である証なのです任意の制度のためSGマークを取得しなくても販売は可能です。ですが、万一の場合には確実に不利になりますし何よりも乳幼児の命に関わることに発展する可能性があります。
➡︎「SGマーク」

・知育玩具
赤ちゃんが口に入れてしまう可能性があるため、食品衛生法に抵触します。輸入はできますが、検疫が必要になります。大変な作業になりますので初めのうちに手を出す商品ではありません。
➡︎玩具類の輸入

・バイクのプロテクター
海外の製品は日本の安全基準と異なりますので、安全性が確認されていません。バイクのヘルメットには基準がありますので、バイク用のヘルメットを輸入するには基準に適合していることの証明が必要になります。似たようなところでは、自転車のヘルメットも同様です。

・コンセントのある商品
PSE(電気用品安全法)に抵触するので輸入できません。取得するには膨大な作業と多額の費用が発生しますので初心者のうちに取り組むべきものではありません。
➡︎「PSE(電気用品安全法)」

輸入ビジネスで、安全性が確認されていない商品は輸入するべきではありません。万が一けがなどの事故につながった場合、多額の賠償を請求される恐れもあります。また、人命に関わる等取り返しのつかない事態になるかもしれません。

「輸入関連法規」で、その他の法令については詳しく解説します。

ステップ3.仕入先を見つける

商品の供給ができなければ輸入ビジネスは始められませんので、仕入先を探すのも重要なことです。仕入先を見つけるのはいくつかの方法がありますが、まず、インターネットを使った方法です。日本にはインターネットショップやショッピングモール、ネット問屋などネットで仕入商品を手配できますが、海外でも同様です。

例えば、海外のインターネットショップやネットモール(amazon.com、eBay、タオバオ(淘宝)など、があります。日本で言えば、楽天やAmazon、Yahoo!ショッピングのようなところです。また、Dollardays、SALEHOO、アリババ(阿里巴巴) AliexpressやCtoJなどの卸サイトもあります。卸サイトの場合、ある程度のロット数(発注単位)があるのが特徴です。

海外のサイトになりますので当然、英語や中国語などで掲載されています。しかし、読めなくても大丈夫です、グーグルクロームの翻訳機能や、翻訳サイトでほぼ意味が分かるレベルまでの日本語化はできますので、ためしにやってみてください。驚くほど簡単に翻訳ができます。インターネット以外では展示会や見本市に行って直接交渉する、という方法があります。日本で最も有名なのはインターナショナルギフトショーです。東京や大阪で開催される日本最大の総合展示会です。

また、業界単位で開催される展示会やフェアなどもありますので取扱いカテゴリの展示会に行ってみるのも良い手段です。

JETRO「これから開催される見本市・展示会一覧」

ここに来る、海外からの業者は日本語が通じることもありますが、できれば、英語が話せる人と行くと詳しい話をすることができるでしょう。

ステップ4.交渉する

日本でも取引先と仕入について交渉しますが輸入ビジネスでも同様です。ただちょっと違うポイントがあります。主に交渉するポイントは3つあります。数量・価格・輸送方法です。

この「輸送方法」は日本国内での仕入先では交渉のポイントに入ってきませんが輸入ビジネスではどうやって日本まで持ってくるのかも大事なポイントです。これらは個別に交渉するものではなく関連性がありますので、例えば、数量を減らすと仕入価格は上昇しますし、輸送方法で仕入先の負担を大きくすると仕入価格は上昇します。その逆ももちろんあります。あと、気を付けるところは交渉相手が海外の人になりますのでいわゆる「日本式の交渉」は通用しません。

例えば、海外では当たり前ですが日本人がやりがちな間違いは、買い手が上位ということは無く、あくまで売り手と買い手は五分です。ですので先方から「あなたには売らない」と言われることもあります。日本人のようなあいまいな表現をくみ取ってくれることは希と思ってください。要求ははっきり伝えましょう。

ありがちなのが、「社内に持ち帰って検討します」的なことを言ってしまうと相手からすると、決済権の無い人との交渉は時間のムダと思われます。決められない人交渉しないというのがスタンスなので即断即決できるように準備して交渉に臨みましょう。

ステップ5.テスト輸入~本格輸入

交渉がまとまったので、すぐに輸入しよう!とはなりません。というよりもしないでください。これも輸入ビジネスでよくあることなのですが、聞いていた商品と届いた商品の仕様が違う、クオリティが違うなど何かと輸入したあとに問題が分かることがあります。

日本人はすぐに相手を信用してしまいますが最初は少量の発注をしてちゃんとしているものか、希望の商品なのか確認しましょう。特に中国からの輸入は要注意です。また、少量の発注をしてテスト販売をすることで、事前に行った需要の調査が間違いなかったかの確認にもなります。もちろん、商品や売れ行きに問題がなく特別な理由が無い限り継続した仕入を行っていきます。

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