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熱血ビジネスBAR マスター鈴木のお悩み相談vol.12|この副業ネットビジネスは、何日くらいで稼げるようになりますか?

バーカウンターでカクテルをつくる男性

ここは町外れの小さなBAR。

マスターは「自分の人生を歩もうとする人を応援したい!そんな人に出会いたい!」という気持ちでバーを開いた、ちょっと変わったおじさんです。

このBARの魅力は、いつも自然と始まってしまうマスターのお悩み相談コーナー。

お客さんのお悩みをスパッと痛快にぶった切るマスターにはファンも多く、「なんとなく元気になりたいから」という理由でBARに足を運ぶ人も。

おや、今日もマスターのお悩み相談が始まったみたいですよ。

こっそり聞いてみましょう。

本日のお悩み

マスター鈴木の回答

ぬおおおおおおっっおっ!!

その質問か!!

初心者さんからよくある質問だ。

「1日に何時間程度やったらいいんですか?」
「何ヶ月くらいで稼げるようになるんですか?」

本当によく聞かれる質問で耳にタコだぜ…。

「どれぐらいの期間が必要か?」という話の前に、そもそも「ネットビジネスとはどんな仕事?」を認識する必要がある。


■ネットビジネスとは?

個人が組織に入らずに、パソコンやスマホを使い、一人で稼ぐことができるビジネス。

物販・せどり・アフィリエイト・情報発信などがある。
(稼げるようになって人を雇い組織化し、将来的にさらに大きく稼ぐ方もいる。)

一人で稼ぐというと、魔法の世界や夢の世界と感じる方も多いからこのような質問が出るわけだ。

常識的な仕事なので、考えれば答えは見えてくるぞ。

まずはそのビジネスの内容、仕組みをしっかり理解することだ。

今の時代、インターネットで検索すればネット掲示板でもYouTubeでも、稼ぎ方を無料で教えている方はいくらでもいるので、まずはそのビジネスの仕組みを検索して理解しよう。

ちなみにネットで調べてもやり方の概要もわからない、具体的な仕事内容が隠されている「画期的で新しい誰も知らないビジネス」という告知での集客は、隠さなければいけない理由がある詐欺的なものである可能性が非常に高い。

よくあるビジネスではありきたりで目をひかないので、気をひくために画期的なビジネス等とごまかし、興味をそそるわけだ。

本当に画期的なビジネスなら、そもそも隠す必要がなく、出した方が集客になるからな。
本当なら、ニュースにも取り上げられているぞ。

そう。
本当に堅実に稼げるビジネスなら、調べればネット検索で出る。
この現実をおさえていれば、虚偽広告に騙される機会も減る。

しっかりしたビジネスであることがわかった上で、「ネットビジネスで稼げるようになるにはどのくらいの期間がかかるのか?」と質問をすると、現実味をおびてくるよな。

あらためて、「この副業ネットビジネスは、何日くらいで稼げるようになりますか?」だが、前述のようにちゃんと調べれば仕事内容もわかるぜ。



ここで本題に入ろう。

以上を踏まえた上で、どのくらいの期間が必要か具体的に答えるなら「実践する人の状況」を知る必要がある。
仮に、あなただと仮定しよう。

真っ当なビジネスを開始するにおいて、下記に挙げたポイントだけを見ても稼ぐスピードはいかようにも変わる。

・あなたはパソコンにどれだけ慣れているか?
・あなたは1日に何時間このビジネスができるか?
・あなたは毎日しっかり学べるか?
・あなたがこのビジネスにかけられる資金は何円か?

わかるかい?
人それぞれってことが。

いくつか例を出そう。


■例1
英会話教室にこれから参加する人が、先生に「英語をマスターするにはどのくらいの期間がかかりますか?」と聞いたとしたら、先生はこんな質問をするだろう。

・現時点で英語にどれだけ慣れていますか?
・1日に何時間英語を勉強できますか?
・教室にどれだけ来られますか?
・家で毎日しっかり学べますか?



■例2
アルバイトやパートにこれから入る人が雇い主に「ここの仕事を一通り覚えるにはどのくらいの期間がかかりますか?」と聞いたとしたら、雇い主はこんな質問をするだろう。

・このような仕事に経験はありますか?
・1週間に何日シフトに入れますか?
・1回のシフトでは何時間働けますか?
・毎日しっかりシフトに入れますか?





そう。

本人がどこまで時間をかけてそれくらい努力するのか。
ここがわからないと答えられんのよ。

そんな当たり前のことがわからず、ネットビジネスでは今回のような質問は本当に多い。

また、上記の他にも「独学でやるのか?先生はつくのか?」も大切な判断基準になる。
独学だと、失敗しながら改善を繰り返し学んでいくため、時間がかかる。

先生がつくと無駄な失敗は避けられるので、比較的速く結果を出していくわけだ。


一回まとめるぞ。

そもそも、ネットビジネスは魔法の、夢のようなビジネスではない。
現実的に考えることが大切だ。

・そもそもパソコンにはどの程度慣れているのか?
・1日にどれだけの時間、そのビジネスに費やすことができるのか?
・毎日できるのか?週末しかできないのか?
・やる日は何時間できるのか?
・独学でやるのか?先生はつくのか?
・使える資金は何円か?

さまざまな影響がそのまま結果につながるわけだ。

だ、か、ら!

「この副業ネットビジネスは、何日くらいで稼げるようになりますか?」なんて抽象的すぎる質問への返答は人それぞれになる。

時間がかかる人もいれば、すぐに結果を出す人もいる。

期間を知りたい場合は、まず上記の質問ポイントを詳しく考えること。
具体的に状況が分かれば分かるほど相手は的確な期間を答えてくれるぞ。

絶対やめたいのは「空いている時間に、できるだけやります!」だな。

この場合、「忙しくて今日はできませんでした」を繰り返す人もいるため、やるかやらないかがもはやギャンブルだ。

期間も何もわからない。
仕事をギャンブルにしない方がいい。

ネットビジネスで稼ぐには、自己管理をするか、このビジネス自体を好きになるかだ。

好きになってしまえば、5分でも時間があれば自分からやっちゃうからな。
積極的に触れれば慣れていくし、結果も出やすくなるわな。


また、今回のような質問をされる方は「ああ、この方は雇われで給与をもらった経験しかないんだろうな」とわかる。

雇われの仕事なら、即座に的確に答えられるからね。

・はい、時給は〇〇〇〇円です
・はい、月収は〇〇万円です
・はい、〇〇を達成すれば一件ごとに〇〇円です

だが、インターネットビジネスは、自由な仕事。
自由なので答えるのが難しいわけだ。

「頑張った場合は?」などと言われても、人それぞれ「頑張る」の定義も違うし、はじめる時の能力も違う。

結果までの道のりは人それぞれ、全く違う

違う視点からも説明しよう。


■時間に関して
1日に2時間は頑張れるのか?
1日に10時間は頑張れるのか?

■場所に関して
邪魔が入る環境下なのか?
集中しやすい環境下なのか?

■人間関係に関して
周りにそのビジネスで稼いでいる方はいるか?
周りにそのビジネスに反対している人はいないか?

その他にも、
・パソコンのスペックはどのようなものか?

など、当人の現状の環境により稼ぐまでの期間は全く変わる。

ネットビジネスには
・出勤時間やシフトという概念がなく、いつでも出来てしまうというリスク
・会社などという職場が存在しなくて、在宅で出来てしまうというリスク
・上司や部下、同僚も存在せず、情報交換や教えあう人間関係がないリスク

がある。

自己管理が出来ない人は、「稼げるビジネスでも本人が稼がない」のが、ネットビジネスだ。

気をつける点として、詐欺師だったら「ほったらかしでもすぐ簡単に稼げますよ」などと言う。
そんなビジネスが存在することはないので、そんなことを言う奴は全員詐欺師だ。
気をつけるようにな。




さてさて。

ここで一旦話の内容をガラリと変えるぜ。

稼げるまでの期間なんてものを気にしているキミに言っておくべきことがある。
期間を気にするような性格で、ビジネスを始めた後にこんなことにならないように。

これは稼がなかった過去の実践者さんの話だ。

今日の他の生徒の初売り上げの話を聞くと、私には逆効果で気が焦ってパニックになります。
おいていかれてる気がして、どうしたらいいかわからなくなります。
自分では頑張ってきたつもりなんですが、頑張りが足りなかったんでしょうね。
やるしかないとわかっているのに、どうしてもネガティブになる自分がまた嫌になります。
とても今苦しいです。
涙が出そうです。

まずこのような場合、焦っているわけだが、焦ることに良いことはない。

焦るなら一度取り組むことをやめよう。

10分程度でも、他のことをして気分を切り替えてからまた取り組むことだ。

他人が先に進んでいるのを聞いて、「他人にできるなら私にもできる!」と考えられる人なら成功脳でとても良いんだが、周りと比べて自分を傷つける性格の場合はちょっと注意が必要だ。

この性格だと、稼ぎ出したとしても、幸せにならない。
上には上がいるからな。

上しか見ない人間は、人生のバランスが悪い。

上とか下とか言うと、とげとげしい感じがするが、スポーツの上達度を想像していただけると良いと思う。

自分よりできていない人は完全無視で、自分より上手な人だけを見る性格は欲望に終わりがないため、幸せになりづらいわけだ。

他と比べないと仕方ないと言うなら、挫折して消えていった人と今も続けている自分を比べてみよう。
続けている自分は「よくやっている」って思えるだろ?

焦るという無駄な自己満足はマイナスでしかない。
焦って増えるのはミスだけだ。

上も下も横もいるが、上しか見ずに自分を貶すというのはおすすめしないな。


そして「やるしかないとわかっているのに、どうしてもネガティブになる自分がまた嫌になります。」と言っているが、こういう人はたまにいる。

稼ぎが遅れていることを気にして、気にすることでさらに稼がない人だ。

何故こうなるかというと、余裕があるんだよな。

ネガティブになる余裕がある。

もっと具体的に言うと、深層心理は仕事をサボりたいだけだ。

今一度、考えてみて。

例えば、家族の収入を稼いでいる一家の大黒柱が、周りの社員と比べて、自分も仕事をやるしかないとわかっているのに「どうしてもネガティブになる自分が嫌になる。」などと言って出勤しなければ、家族の収入がなくなる。
こんなことはまずないだろ。

生活破綻するぜ。

だから多くの場合、大黒柱の方は嫌でも仕事に行くだろう。
本業はみんな頑張れるのよ。

だが、ネットビジネスの場合は上記のようなことを言い、ビジネスを止める人がいる。

あえてこういう言い方をするけど、仕事として舐めてるんじゃないか?

ネガティブになる自分が嫌になるだけで、仕事はきちんと進めているならいいんだ。

嫌だろうがなんだろうが、作業はすればビジネスに支障はないわけだ。

いちいち気分の上下で仕事を止めるのが問題なんだよ。

仕事を気分でやったり、やらなかったりする人って、どうだい?

雇われの仕事ならば、嫌な気分の時でもやるべきことをしっかりやる人と比べたら、かなり使えない社員だ。
気分で仕事したりしなかったりする人は、リストラ候補になるだろう。

しかも、こう言う人は元々仕事に対する価値観が軽いので、本人が「頑張る」と言ったとしても頑張りが大したことがないことも結構ある。
頑張っている内容が自己満足の範疇で、それが的外れなことも多々だ。


また、稼ぎたいなら素直ではない場合も注意だぜ。

さきほど事例として紹介した方は、他にも問題があった。

「日々ビジネスの先生に質問してください。」と俺が再三伝えても、それはせずに「自分なり」に頑張っていた。
で、全然ダメで周りに置いて行かれて焦り出し、かなり末期になってから俺に連絡してきたんだ。

素直な人は、日々先生に連絡して答え合わせをしながら、楽しく仕事を覚えていく。

この方は、それをしなかった。
素直に人の話を聞けなかったんだ。

他人と比べて焦る人は、自己中心で傲慢な自分に気付くべきだと、俺は心から思う。

ただ素直にわからないことを聞いて、自分がやるべきことをしっかりやっていれば、わからないことがわかるようになり、当然稼げるようになる。

それなのに、それをせず一人で篭りがちだ。
で、わからないと焦り出す。

もっと誠実に仕事しようぜ?

仕事に対して不誠実を繰り返しているから、苦しくて涙が出そうな現状になっている事を認識しないといけないさ。

第3者の介入がなく、一人で自己管理して稼ぐため、理不尽なことが一切ないのがネットビジネスだ。

雇われなら自分がサボっても同僚が頑張れば会社全体は回るかもしれない。
だが、ネットビジネスは自分が仕事しなければ他に誰も稼がないので収入は0円だ。

苦しみたくなければ、気分で仕事をせず誠実に仕事をすることだ。

誰かと比べたいなら、自分を中心として全体と比べることだ。
上も横も下もいる。

泣きたいなら泣けばいい。
ただし泣きながらでも仕事はしろ。

泣くことを、仕事をサボる理由に使うな。

他人と比べて焦る人は、自己中心で傲慢。
自分が自分が…じゃない!




ちょっと熱くなりすぎたかな。

後半の話が関係ないように聞こえたかもしれないが、「この副業ネットビジネスは、何日くらいで稼げるようになりますか?」などと抽象的な質問をしてしまう人は、ネットビジネスという仕事を理解しておらず、情報に関してはかなり弱者の方である可能性が高い。

そして自分のことしか考えていない場合が多い。

相手のことを考えられる人であれば、「この質問だと答えられないよな。」と想像することができる方も多い。
そのため、今回の質問をされるということは、自分のことで精一杯の情報弱者である可能性が高いんだよね。

そこで後半に自分のことで精一杯の情報弱者の人が、たまに陥る状況と解決策を説明したわけだ。

くれぐれも、ネットビジネスを特殊なビジネスと考えるなよ。

ネットビジネスも人間がやる普通の仕事。

本当、そこがわかっていないと色々と痛い思いをすることもあるからな。




で?

冒頭の質問、「この副業ネットビジネスは」って、このネットビジネスってのは具体的にはなんなの?

……あぁ、物販ね。
中国輸入がしたいのか。

それで俺のところにきたってわけね!

じゃあ、具体的にどれくらいであなたが稼げるようになるか、一緒に考えていこうか。


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