副業で起業!おすすめの業種やメリット・デメリットを紹介

働き方改革により副業を解禁する企業が増える中、本業の合間に副業として「週末起業」「プチ起業」をする人も増えてきました。

皆さんの中にも、まずは小さい規模で副業を始め、ゆくゆくは独立や起業を目指している人も多いのではないでしょうか。

副業での起業はキャリアアップなどの観点からメリットが多くありますが、一方で本業との両立や税金の知識など、いくつか注意すべき点もあります。

そこで今回は、副業で起業するメリット・デメリットを解説。

おすすめの業種も紹介するので、ぜひ事業の参考にしてみてくださいね。

副業で起業する5つのメリット

「Merit」と書かれた黒板を指差しているイラスト
まずは本題に入る前に、副業で起業する魅力を紹介していきます。

副業で起業すると以下の5つのメリットがあります。

・本業以外で収入を得られる
・自分の得意分野で稼げる
・経営感覚やスキルが身に付く
・副業として小さく始めてから拡大することも可能
・サラリーマンならローンの審査に強い

それぞれについて詳しく解説していきます。

本業以外で収入を得られる

「あと〇万円収入が高かったらなぁ」と感じたことはありませんか?

副業で起業する人の多くが本業での収入に物足りなさを感じ、副収入を得るために始めています。

実際に2020年に厚生労働省が実施した調査では、副業をしている人の56.5%が、副業をしている理由について、「収入を増やしたいから」と回答しました。

アルバイトやフリーランスだけでなく、正社員の場合も同様の理由で副業を始める人が多いようです。

参照:厚生労働省 副業・兼業に係る実態把握の内容等について

自分の得意分野で稼げる

副業で起業をすると、自分の得意分野で稼げるメリットがあります。

本業で身に付けたスキルを活かすのもよし、趣味や特技を活かすのもよし。

本業ではなかなかできないことも、副業なら挑戦できる可能性があるでしょう。

副業での起業は、好きなことを仕事にしてみたい人に特におすすめです。

経営感覚やスキルが身に付く

通常の副業に比べ、起業した場合は経営感覚やスキルが身に付くメリットがあります。

経営者としてのキャリアに興味がある人や、将来的に大きなビジネスをしたい人にとっては、大きな魅力ではないでしょうか。

事業を大きくする予定がない場合でも、起業によって得たノウハウは本業でも必ず役に立つでしょう。

副業として小さく始めてから拡大することも可能

自分のビジネスだけで生活をしようと思うと、それなりのリスクと覚悟が必要です。

一方、本業を続けながら起業する場合、小さく始めてから事業を拡大することも可能。

実際に、自宅でのスキマ時間に自分のビジネスを始め、事業が軌道に乗ってから会社を退職し、独立するケースもあります。

リスクを最小限に抑えて起業したい人は副業から始めるのがおすすめです。

サラリーマンならローンの審査に強い

起業するにあたって必要になるのが資金です。

資金を集めるためには、一般的には銀行などからの融資が用いられますが、完全に独立した後だと審査に通りにくいデメリットがあります。

一方、サラリーマンを続けながら融資を受ける場合、安定した収入源があることから信頼を得られ、審査が通りやすい場合も

また資金だけでなく、引っ越し先の入居審査や、クレジットカードの審査も同様にいえます。

将来的に融資などを受けようとしている人は、ぜひ副業で起業することを選択肢に入れてみてくださいね。

副業で起業する3つのデメリット

「DEMERIT」と書かれた黒板を指差しているイラスト
副業で起業すると沢山のメリットがある一方、以下のようなデメリットもあります。

・本業と両立しないといけない
・一人でするべきことが多い
・経理や法律の知識が必要

この章では、それぞれの項目について詳しく解説していきます。

本業と両立しないといけない

副業として起業すると、本業との両立が必要になります。

特に残業が多い企業で働いている人や、プライベートが忙しい人にとって、帰宅後から就寝時間までの間にもう一つ仕事をこなすことは負担になることもあるでしょう。

両立ができるか心配な場合は、「一週間に〇時間だけ」と無理のない範囲で目標を立て、実際にその作業時間が継続して確保できるか試してみるのもおすすめです。

一人でするべきことが多い

副業とはいえ起業すると営業から事務作業まで、さまざまな業務を一人でこなすことになります。

外部に発注したとしても、管理や把握にそれなりの手間がかかることも。

特にこれまで役割分担がはっきりした企業で働いてきた人にとっては、「事業を維持するためにはこんな業務も必要なのか」と気づくことも多いでしょう。

始めのうちは大変かもしれませんが、慣れてしまえば今後必ずさまざまな場面で役立つ経験になります。

経理や法律の知識が必要になる

起業をすると、ある程度の経理や法律の知識が必要になります。

税金関係は、うっかり間違えて申告すると脱税とみなされることも。

法律関係であれば、個人の感覚で事業を始めると、気付かないまま法を犯してしまう可能性もあります。

スムーズに事業を進めるためにも、事前に本やセミナーなどで知識を増やしておくことをおすすめします。

税金に関する情報は、以下の国税庁のホームページも確認しておきましょう。

参照:国税庁 税の情報・手続・用紙

副業で起業する際の4つのポイント

カレンダーに書かれたstart businessの文字
副業で起業するメリットが多いことから、実際に挑戦してみようと考えている人も多いのではないでしょうか。

そこでこの章では、副業で起業する際の4つのポイントを紹介していきます。

・具体的な目標を立てる
・成功している人やビジネスモデルを参考にする
・流行を捉える
・人脈を増やしておく

スムーズに事業を進めるためにも、ぜひ意識してみてくださいね。

具体的な目標を立てる

副業で起業する際は、事前に具体的な目標を立てておきましょう。

・どんな事業にしたいのか
・何をどれだけ売りたいのか
・いつまでにいくらの売り上げを目指すか

など、項目ごとに具体的な数字を織り交ぜて決めるのがおすすめです。

目標を決めたら、数ヶ月ごとに振り返る時間を設けるとなお効果的。

試行錯誤を繰り返していくうちに、少しずつ小さな成功体験が増えていき、やがて事業全体が成長していきます。

成功している人やビジネスモデルを参考にする

おおよその事業内容を決めたら、似たようなビジネスを展開している人を参考にしてみましょう。

この際、書籍・雑誌・Webメディアなど、さまざまな媒体を通して情報収集をするのがおすすめです。

より多くの情報に触れることで、新しい視点からの気付きや、経験者ならではのノウハウなどが得られるでしょう。

流行を捉える

世の中は流行という大きな流れの中で日々変化していきます。

ビジネスの成功例を見てみると、流行をうまく捉え、時代を先取りしている企業が目立ちます。

今の流行を知るためにも、

・どんな人の間でどんなものが流行しているのか
・次は何が流行りそうなのか

などニュースやSNSなどを通して、日々流行に対するアンテナを立てておくのがおすすめです。

人脈を増やしておく

事業は人と人との繋がりで成り立っています。

起業する前からさまざまな人脈を持っておくと、思いがけない人が支援してくれたり、仕事を貰えたりすることもあります。

近年ではビジネスに関するコミュニティやイベントも沢山あるので、気になるものはぜひチェックしておきましょう。

副業で起業する際の3つの注意点

注意事項と書かれた積み木
副業で起業する際のポイントをお伝えしましたが、ここからは3つの注意点も紹介していきます。
注意するポイントは以下の3つです。

・本業の就業規則を確認する
・起業したら開業届を出す
・確定申告に要注意

これらは、知らないと後々大きなトラブルになる可能性もあるので、しっかりと確認しておきましょう。

本業の就業規則を確認する

副業で起業する際は、事前に本業の就業規則を確認しておきましょう。

いくら規模が小さく、本業に関係のない業種であっても、禁止されている職場で副業が発覚すると処遇などに影響する可能性もあります。

就業規則が不明な場合は社内の担当者と相談し、副業する予定である旨を相談・報告しておくと安心です。

起業したら開業届を出す

法律により、新たに事業を開始した場合は税務署に届出を出すことが定められています。

届出は事業の開始から原則1か月以内におこないましょう。

必要な書類や申請書の書き方の詳細は、国税庁のホームページで最新情報をチェックしてみてくださいね。

参照:国税庁 個人事業の開業届出・廃業届出等手続

確定申告に要注意

副業での収入(給与所得以外の所得)が年間20万円を超えた場合、原則として確定申告をする必要があります。

ついうっかり忘れてしまうと、脱税とみなされてしまうことも。

確定申告には対象者や提出書類などが細かく決められているため、申告の直前になって慌てることがないよう、事前に準備をしておくと安心です。

詳しくは国税庁のホームページを参考にしてみてくださいね。

参照:国税庁 所得税の確定申告

副業で起業するのにおすすめの7つの業種


副業で起業するにあたって必要な情報を整理したところで、この章ではおすすめの業種を7つ紹介していきます。

・ネットショップ
・ブログ・アフィリエイト
・Webデザイナー
・エンジニア・プログラマー
・せどり・転売
・Webライター
・オンライン講師

どれも定番で身近な業種なので、ぜひ事業の参考にしてみてください。

ネットショップ

自宅にいながら誰でもお店を作れるのがネットショップの副業です。

雑貨・食品・家具・家電・日用品など、さまざまなものを販売できます。

近年では、初心者でも簡単にサイト作りができるサービスが増えたことで、低予算で気軽にショップを出店できるようになりました。

おすすめのネットショップ構築サイトや、詳しい販売形態については以下の記事で解説しています。

参照:ネット販売におすすめのサイト17選!有料・無料の違いも解説

ブログ・アフィリエイト

スキマ時間にコツコツ作業をしたい人におすすめなのが、ブログ・アフィリエイトです。

アフィリエイトとは、成果報酬型広告とも呼ばれ、自分のサイトに設置したリンクを通じて他社の商品などが購入された際に報酬が支払われる、広告プログラムの一種

アフィリエイトの他にも、ブログにバナー広告などを掲載し、期間やクリック数に応じて広告料を受け取る方法もあります。

ブログやアフィリエイトでの1件あたりの広告収入は数十円~数千円程度ですが、サイトの訪問者数が増えれば月に数十万円以上稼げる可能性も。

Webデザイナー

デザインやプログラミングなどのスキルを持つ人におすすめなのが、Webデザイナーの副業です。

案件によってはデザインだけでなく、プログラミングのスキルが必要とされる場合もありますが、ブログなどと比べて1件あたりの報酬額が高いメリットがあります。

本業でWebデザインをしている人や、スクールに通いながらスキルを磨きたい人にはおすすめの副業です。

エンジニア・プログラマー

近年、テレワークやネットショップなどが普及したことで、アプリや関連システムの需要が急速に増加しています。

そんな中、プログラミングやシステム構築に関する知識がある人におすすめなのが、エンジニア・プログラマーの副業です。

他の副業に比べて難易度は上がりますが、1案件あたりの報酬額が高い傾向にあります。

まずはクラウドソーシングサイトなどから案件に応募し、ノウハウや実績を積んでから自分のホームページを立ち上げて集客するなど、段階を踏んでチャレンジしていくのがおすすめです。

せどり・転売

物販に興味がある人におすすめの副業が、せどり・転売です。

せどり・転売の基本は、安く仕入れて高く売ること。

先にコストをかけて商品を仕入れるため、売れ残った際の在庫や赤字のリスクもありますが、ビジネスが軌道に乗れば本業以上の収入を得られる可能性もあります。

せどり・転売の具体的な方法は、以下の記事を参考にしてみてください。

参照:せどりとは?初心者におすすめの仕入先と成功のコツを紹介

Webライター

文章を書くのが好きな人におすすめなのが、Webライターの副業です。

主な仕事内容は、Webメディアなどに投稿する記事を執筆すること。

案件によっては、商品のPRコラムやインタビュー記事、書籍の一部を担当して執筆する場合もあります。

Webライターの特徴は、「1文字〇円」と執筆した文字数に応じて報酬が発生する仕組みがあることです。
(文字単価ではない報酬形態もあります。)

初心者のうちは低単価なことも多いですが、ある程度の経験を積んだら、より文字単価の高い案件やテーマに応募して報酬を稼ぐことができます。

オンライン講師

誰かに何かを教えるのが好きな人や、将来的に教室の運営に携わりたい人におすすめなのが、オンライン講師の副業です。

対象者は学生から大人まで、内容は勉強・料理・スポーツなど、授業のタイプはさまざま。

自分の得意分野に合わせて教える内容を選択することが可能です。

初心者のうちはスキルシェアサイトで生徒を募るケースもありますが、一度ノウハウを習得すれば、自分の教室を運営するなどの道もあります。

まとめ:副業で起業する際はポイントを押さえよう


副業で起業するメリット・デメリットを紹介しました。

副業で起業すると以下の5つのメリットがあります。

・本業以外で収入を得られる
・自分の得意分野で稼げる
・経営感覚やスキルが身に付く
・副業として小さく始めてから拡大することも可能
・サラリーマンならローンの審査に強い

沢山のメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。

・本業と両立しないといけない
・一人でするべきことが多い
・経理や法律の知識が必要

実際に起業する際は、以下の3つのポイントにも注意しましょう。

・本業の就業規則を確認する
・起業したら開業届を出す
・確定申告に要注意

投稿者プロフィール

CiLEL編集部
CiLEL編集部
CiLEL編集部は、中国輸入ビジネスをはじめ物販ビジネスや副業についてのお役立ち情報を発信しています。記事は「正しく、わかりやすく、誠実に」がモットー。FP、販売士、ネットショップ検定、日商簿記、行政書士、キャリアコンサルタントなどの資格を持つメンバーが執筆・監修しています。