この記事では、中国から輸入した商品の販売について解説します。
結論としては、Amazonで販売するのがおすすめです。
その理由や、販売先を考えるために必要な条件などについてお伝えします。
目次
Toggle販売する場所の重要性
中国輸入ビジネスはそれほど難しいものではありません。
ルールや特有の手続きなどはありますが、誰でも簡単に中国から商品を仕入れることができます。
ですが、ビジネスですから、仕入れた商品は必ず販売しなければなりません。
個人用の購入と違い、買った商品は販売して利益を得なければ、ビジネスとして継続ができないからです。
なおで、海外でどれだけ良い商品を見つけて輸入ができたとしても、販売ができなければ何の意味もありません。
極端なことを言ってしまえば、販売先さえあれば、仕入先はいくらでもありますので輸入ビジネスは成功します。
だからこそ、販売する場所や販売先を確保するのは、仕入れ以上に重要なポイントになるのです。
輸入品の販売方法
では、具体的に「どこで」「誰に」販売するのが、輸入ビジネスを始めるうえで最適なのでしょうか。
それを考える前に、「どこで」「誰に」についてもう少し深堀りしましょう。
まず、「どこで」には2つの方法があります。
それは「実店舗」か「インターネット」です。
次に「誰に」には3通りあります。
ひとつは、直接個人に販売する(BtoC)、もう一つは法人で個人に小売をやっているところに卸す(BtoB)、3つ目は法人で法人に卸しているところに卸す(BtoBtoC)です。
このなかで、中国輸入ビジネスと相性が良いのは「個人に販売する」やり方です。
実店舗に買い物に行ったり、インターネットショッピングをしたり、そういうことを日常的におこなうのは誰でしょうか?
私たち一般消費者ですよね。
中国から仕入れるものも、アパレル商品や雑貨商品など、個人が日常生活に使用するものが多く、商材との相性からいっても個人への販売が良いと考えられます。
そして「どこで」についてですが、これはインターネット販売になります。
もっといえば、おすすめはAmazonで販売することです。
次はAmazonがおすすめの理由について、解説します。
販売場所を決める3つの条件
中国から仕入れた商品を販売するのにおすすめなのはAmazonだと言いました。
その理由を、販売場所を決める下記3つの条件からご説明します。
1. 人が多く集まるところ
2. 手間がかからないこと
3. 出退店が容易なこと
人が多く集まるところ
まず、「人が多く集まるところ」についてです。
通常のショッピングモールをイメージしていただくとわかりやすいと思いますが、商品を売っていくには人が集まっていないといけません。
人のいないところで商品は売れないですからね。
東京の一等地に店を出すのと、シャッター商店街に店を出すのとでは、雲泥の差があることは想像に難くありません。
インターネットで言うと、どこのモールに出店(出品)するかは、単純にモールの利用者数で考えてみると良いでしょう。
Amazonは日本で暮らす人々の生活にかなり浸透しており、利用者数も多いです。
すでに人のいるところに出店(出品)するのが一番です。
手間がかからないこと
次に「手間がかからないこと」についてですが、この「手間」というのは、特に個人でビジネスを始める場合にはとても重要なポイントになります。
いくら今後のために始めた輸入ビジネスとはいえ、売る為に膨大な作業が必要になってしまっては、販売という本来やるべき業務を圧迫してしまいます。
そうなっては本末転倒。
たとえば自分でECサイトを立ち上げようと思ったら、ショップを作りこむという工程が必要になってきます。
あとで少しご説明しますが、Amazonは出品するのがとても簡単。
しかも、FBA(Amazonが提供する物流サービス)を利用すれば、商品の保管・注文処理・発送・返品対応・カスタマー対応をAmazonが代行してくれます。
「出品の手間」だけで考えると、スマホひとつでできるメルカリが楽そうな気もしますが、ビジネスでやっていくということは、それなりの物量を扱うということ。
先々を考えると、Amazonの利用がおすすめと言えます。
出退店が容易なこと
最後に、「出退店が容易なこと」についてです。
輸入ビジネスは、誰でも簡単に始められます。
しかし、軌道に乗せるためには時間がかかる側面があるため、万が一だめだったときのこと(やむを得ない事情があって撤退しなければならないこと)も考えておかなくてはなりません。
それを考えたとき、初期費用が安く済むことや、ランニングコストがかかりすぎないこと、また利用料などのコストがどのタイミングで発生するかなどがポイントになってきます。
出店しやすいということは、同時に退店しやすいことになる場合が多いので、「早く・安く・簡単に販売ができること」が重要です。
Amazonで小口出品を選べば、販売が成約するまで手数料が発生しないので、「早く・安く・簡単に」が実現します。
輸入ビジネスに最適な販売方法はAmazon
この記事では、Amazonで販売することについて解説してきましたが、オンラインショッピングモールは他にもあります。
代表的なものとしては、楽市場やYahoo!ショッピング、さきほど少し触れたメルカリなどもありますね。
また、BASEなどオリジナルのネットショップを作れるサービスもたくさんあります。
Amazonがおすすめということを説明するのに、他のモールとの比較をしようと思うのですが、まず、楽天市場は出店の際の初期費用がそれなりにかかり、またお店づくりにも手間がかかります。
Yahoo!ショッピングも、楽天市場に比べると出店はしやすいですが、手数料の計算方法等が少し複雑ですので、初心者にはハードルが高く感じるかもしれません。
また、ヤフオクやメルカリは出店(出品)は非常に簡単ですが、出品や顧客対応、配送などの手間が非常にかかります。
簡単な説明になりましたが、「インターネットで個人に販売する」場所で、かつ中国輸入と相性が良いのはAmazonしかありません。
Amazonは圧倒的な集客力があります。
ブラックフライデーなど、Amazonでのイベントや売り上げがニュースになることも多いですよね。
Amazonは1商品1ページというルールがあるので、出店というより「出品」という感じになります。
店づくりは不要です。
これが「輸入ビジネスで仕入れた商品をインターネットで個人に販売する」には「Amazonが最適」だという理由です。
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