いつも大変お世話になっております。
CiLELセミナー講師 辻知岳(つじ・ともたけ)でございます。
元銀行マンという経歴がありますので、経営、経理、資金繰り、資金調達、補助金などについての記事を書かせていただいております。
今回は、個人事業主&副業の方向けに、来年3月15日の確定申告に向けて年内に行っていただきたい作業「商品棚卸」に必要な在庫データの取得方法をご案内いたします。
作業自体はすぐ終わりますので、どうぞ最後までお付き合いください。
今回の記事を読めばわかること
・Amazonセラーセントラルの機能を使って5秒で棚卸を終わらせる方法
Amazonセラーセントラルを使って5秒で終了!商品棚卸
税理士さんに「早めに在庫金額を教えてくださいね」と言われている方も多いのではないでしょうか。
なぜ商品棚卸が必要か、商品棚卸とは何かという話は長くなるのでまた別の機会にさせていただくとして、確定申告(青色申告)には1月1日と12月31日時点の商品棚卸(=在庫データ)が必要です。
今年ビジネスを開始された方は、そもそも在庫がありませんので1月1日の在庫データは不要です。
Amazon FBA倉庫にある在庫はセラーセントラルの機能「在庫スナップショット(日次)」でダウンロード可能です。
セラーセントラルトップ画面からレポート→フルフィルメントを選択し
「在庫」→表示を拡大→「在庫スナップショット(日次)」→ダウンロード→「日付」にてダウンロードする日付を指定します。
年内に最低限やっておくべきは2018年1月1日の在庫データ取得です。
というのもこの在庫スナップショット機能はあまり昔のデータは(日次なので当然ですが)遡ることができない仕様になっておりまして、いざデータを取得しようとすると「え!データがない!?」という事態になりかねないのです。
ちなみに、Amazonの説明では「6ヶ月」ですが、本ブログ執筆時の2018年12月26日時点では6ヶ月以上前のデータも取得できました。
年末である2018年12月31日のデータは年明けでも大丈夫です。
こちらもAmazonの説明では「最大で3日間かかる場合があります」とあるので、1月4日以降に取得しましょう。
自宅の在庫も忘れずに!
FBA倉庫にある在庫データは取得できました。
あと皆さんの在庫がある場所というと、そう、ご自宅ですね。
(外部委託の倉庫にある場合は在庫データを請求しておきましょう。)
自宅の在庫ばかりはご自身で数えなくてはいけません。
この手間を考えると、2月の長期在庫保管料回避のための在庫引き上げは年明け以降に行ったほうが賢明ですね。
Amazonのセラーセントラル機能は本当に便利ですよ。
年明けの確定申告に向け、しっかり準備を行っておいてくださいね。
次回は前回の続きで政策公庫融資の最大の関門、「担当者との面談について」ご説明いたします。
もっと詳しく聴きたい!という方は是非辻までお問い合わせください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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