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Amazonと楽天市場はどちらに出店すると良い？

2018/08/21

「Amazonでの販売はだいぶ軌道に乗ってきたけど、そろそろ販路を拡大したい。」

「楽天市場が気になるけれど、実際のところどうなんだろう？」

中国輸入ビジネスを行っていると、一度はこのように思ったことがあるのではないでしょうか。

今回は「Amazonと楽天市場のメリット＆デメリット」という形で、双方のモールを比較してみたいと思います。みなさまのご参考になれば幸いです。

Amazon出店のメリット5つ

Amazonにネットショップを出店するメリットは以下の5点です。

・Amazonが代行してくれるサービスがある（FBAなど）
・商品があればすぐに売れる
・カートを獲得すれば売れる（商品ページがひとつのため）
・ECショップ運営のノウハウを持っていなくても価格と需要がマッチすれば売れる
・副業的な販売が可能（せどり、転売など）

Amazonは楽天市場よりもアクセス数があります。商品ページもひとつずつしか存在せず、カートが獲得できれば楽天以上のスピードで売れます。売れまくります。

また、Amazonは出店者側で店舗デザインなどを触ることができません。これは裏を返せばデザインの作成やネットショップの構築が不要というメリットになります。

「とにかくすぐに売りたい！」
「ネットショップはよくわからないけど、良い商品を良い値付けで販売できる！」

という場合は、楽天市場よりもAmazonの方が向いていそうです。

また、楽天市場は出店審査が厳しいことでも有名です。比較的出店しやすいというメリットもあります。

Amazon出店のデメリット5つ

次にAmazonに出店するデメリットを見てみましょう。

・カートを獲得できないと売れない
・商品リピーターは獲得できても店舗リピーターは獲得できない
・戦略が立てづらい（ECショップ運営のセオリーがほとんど通用しない）
・メルマガの配信ができない
・オリジナル商品やギフト商品系は弱い

とにかく「カートを獲得できないと売れない」のがデメリットです。Amazonでは売れていた商品が突然全く売れなくなるという事態が頻繁に起こりますが、これもカートが関係しています。自分がカートを獲得していない時、別の出品者がカートを獲得しているから売れないのです。

また、Amazonでは担当のECコンサルがつきませんから、困ったときにはカスタマーサポートに質問するほかありません。これはあくまでもシステムなどに対するサポートで「売れるにはどうすれば良いですか？」というような質問には答えてもらえません。

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楽天市場出店のメリット5つ

それでは、Amazonと楽天市場を比較してみましょう。
楽天市場に出店するメリットは次の5つです。

・店舗にオリジナリティを出せる
・ECコンサルタントがアドバイスをくれる
・メルマガ配信施策などでリピーターが獲得しやすい
・売れる商品を継続的に販売することで売上が安定しやすい
・検索対策やクーポン施策ができる

Amazonと楽天市場の決定的な違いは「店舗」としての差別化です。楽天市場だとネットショップを「店舗」と捉えることができ、メルマガ・クーポン・ポイントなどＥＣショップ運営のオーソドックスなノウハウが利用できます。これはAmazonではできないところ。専任担当者（ＥＣコンサルタント）がつくのも大きな違いです。

楽天市場はネットショップのお手本的なモールで、ネットショップの基本機能がすべて詰まっていると言っても良いでしょう。

オリジナル商品やギフト商品など、Amazonが弱くて楽天市場が強いジャンルもありますので、商品によって出店モールを変えるのも戦略のひとつですね。