輸入ビジネスに欠かせない代行業者。みんな同じ代行業者を使っているのに成功する人としない人がいる。リサーチや作業時間などで差が付くことはもちろんありますが、実は代行業者を使い倒すことで成功をする秘訣があることを知っていますか? 代行業者は、二人三脚でやっていってくれるとても身近な存在ですが単なる“作業者”ではありません。いくら代行業者を使い倒すことで成功できるといっても、ボーっとしていては何も変わりません。作業依頼の外注先と思っていたらそれ以上の事は生まれません。しかし使い倒すといっても、それってどういうこと?既に輸入代行の発注はしまくっていますが?という人が多いと思いますので、その辺りの「使い倒し方」を解説します。
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Toggle使い倒すために一番大事なのは○○
答えは、兎にも角にも「コミュニケーション」です。些細な疑問でも積極的に連絡して聞く、言いたいことは何でも伝えることです。「これはできないだろう」とか「こんなことを言ったら嫌われるかも」とか考える必要は全くありません。
むしろ連絡しすぎて覚えてもらうくらいでちょうど良いのです。そうやってあなたの状況を把握してもらえればもらえるだけ距離が近くなるので効果的なやり取りができたり、良い提案をもらえる可能性が出てきます。
あまり良い表現ではありませんが、「ちょっとめんどくさい人」ぐらいが良いのです。言い換えればそれは覚えてもらっている証拠です。そして、「ちょっとめんどくさい人」は後回しにすると、「“本当に”めんどくさい人」になるのはたいていの人が共通で知っている事ですので、同じ状況ならめんどくさい方から片付ける(良い言い方をすると「優先する」)となります。
考えてみてください、「全お客様の中で発注量の少ない人の中の一人で時々連絡をくれる人」よりも「全お客様の中で発注量の多い、納期に厳しい(うるさい)○○様」のどちらの対応が優先されると思いますか?もちろん後者です。
コミュニケーションを取りまくることはとても良い事です。しかし、絶対にやらなくてはいけないことがあります。それは、それ相応の発注をすることです。少量の発注で色々と言うのはヘタをするとただの「クレーマー」です。クレーマーはお客様ではありません。逆に色々と言うにはそれだけの実績が必要ですが、相手も人ですので発注が多いからと言って居丈高になるのもNGです。あくまで取引先として真摯に取り組むことを忘れてはいけません。
メールよりチャットより…
最終手段は電話。これが一番早いので、電話がスッとできるかどうかがコミュニケーションを取れるかどうかの分岐点です。最初は緊張するかもしれません。ですが、あなたもメールだけのやり取りと実際に声を聞いた人とどちらが記憶に残り親しみを感じますか?
代行とのやり取りは画面を通していますが、その向こう側には人がいます。やはり人情もありますし、以前から積極的に関わっていたらそれだけ状況も把握されやすく対応もスムーズに進みやすいものです。結果的に双方のストレスも少なくて済みます。
また、文章が苦手で言いたいことがなかなか言えない、上手く伝わらないということも電話であれば細かいニュアンスも直接伝えられますので、取り違えなども無くなります。そして何よりも時間が節約できます。当たり前の話ですが、メールを考えて書いている時間も作業時間なので、それが無くなり電話で簡潔に直接伝えられたらその分だけ他の作業ができるからです。
問題が起きたらスピードをもって解決する、そのために一番早くて確実な方法を選択します。※内容によってはメールで投げておけば良い程度のものありますので、なんでもかんでも電話すれば良いというものではありません。
最後に
「使い倒す」というのは、何か発注方法のテクニックがあったり代行業者から何かをしてもらえるように待っていたりするものでもなく、代行の仕組みの隙間を狙った裏技でもありません。それは、「きちんと相手(代行業者)とコミュニケーションをとって自分を認知してもらい、状況や人柄などの共通項を作り出すこと」にあります。そのことを意識して取り組むことが「代行を使い倒して成功する」一番の近道なのです。
投稿者プロフィール
- 梅田 潤
- 合同会社梅田事務所代表。1977年生まれ。大阪府出身。副業で中国輸入ビジネスを始め2014年に株式会社オークファンを退社し独立。現在も現役プレーヤーでAmazonの他、国内・海外クラウドファンディングにも取り組みながら、家族との時間を大切にする自分らしく自由な暮らしをしている。最新の著書に『「ゆる副業」のはじめかた 輸入・ネット販売』(翔泳社)
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