今回は、物販や輸入の具体的なノウハウではなく、ちょっとマインド的な要素が多く入ったコラムになります。
ですが、完全に気持ちの問題にするのではなく、解決方法というか、タイトルにもあるように、これから成功するための方法も併せてお伝えしていきます。
何をもって成功というかは人それぞれなので、ここでは「いくら稼いだら成功!」みたいな基準については言及しませんが、少なくとも目標とする収入は考えてから読み進めてください。
今、うまくいっていないのに何も考えないで進めていても、これから先にビジネスが勝手に好転して成功していくようなことはまずありません。
今の状態でうまくいっていないのですから、何かを変えなければ結果は変わりません。
これから始めようとする人もそうですが、始めているのにうまくいっていない人は特に考えるようにしてください。
その中で一番わかりやすくて誰もがやりやすいのが収入目標の設定です。
例えば年収1000万円とか月収100万円とかそういう具体的な金額を目標として設定してください。
準備はできましたか?
それでは「これから成功するために必要なコト」について具体的にお伝えしていきます。
目次
Toggle「これから成功するために」必要なのは〇〇を用意するコト
「これから成功するために」必要なものは、それはズバリ「ハードル」です。
もちろん理解されているとは思いますが、決して陸上競技で使うあのハードルではありません。
ここでいうハードルとは、目標を達成するために必要な壁のことです。
目標は「だんだんと近づいていって達成する」もの
例えば、月収10万円が目標だとしましょう。
その場合、ある月に月収10万円が達成していれば目標に達したことになりますが、売上や利益というものは、0からいきなり100になることはありません。
つまり、目標は「だんだんと近づいていって達成する」というのが通常です。
例えば、100m走を15秒で走れたとして目標が10秒だった場合は、15秒かかる人がいきなり10秒で走れることはありません。
14.8秒、14.5秒、14秒…と段階的に記録を更新していくはずです。
では、物販に話を戻して月収10万円の場合に「いきなり10万円稼げました」というよりも、まず1万円稼いでそれが5万円になり10万円を達成したというプロセスを踏みます。
この時の1万円や5万円という数字が「ハードル」のことなのです。
このハードルを作らないで、ただ月収10万円を目標にし続けると成功が月収10万円の時の1回しかありません。
これではモチベーションを保ち続けて成功していくのは難しいのです。
初心者であればあるほどこの傾向は強いので、月収10万円と設定したら、その途中にいくつか通過点となる「ハードル」の金額も設定しましょう。
最終目標までの中間目標
そうすることで、大きい最終的な目標に辿り着く前にいくつかの中間目標を達成でき、最終目標に辿り着く前に何度も成功を体験することができます。
そういう成功体験が次の目標への活力となりモチベーションを維持できるようになります。
人によっては、「一生懸命にがんばって最終的な利益計算をしたときに、目標を達成していたらそれでいいじゃないか」という人もいます。
短期間であればそれでも構いません。
ですが、ビジネスは長期間に渡ってやっていくものです。
そうすると、ふたを開けてみて最終的に目標に達していないことが何度も続くと、人間は思ったより脆い生き物なので簡単に心が折れます。
そうならないようにするために、またビジネスを長く成功させていくために、ハードルを用意することが必要なのです。
適切な「ハードル」とはどのくらいなの?
モチベーションを維持してこれから成功していくためには、目標設定とハードルが必要というのはこれまでお伝えしてきました。
では、その「ハードル」の高さはどのくらいがいいのでしょうか。
ハードルは可能な限り小さいものを
先ほどと同じように月収10万円を目標とした場合はどうなのでしょうか。
先ほどはハードルの例として月収1万円、5万円という数字を出しましたがこのくらいが最適なのでしょうか。
今回は、「まだうまくいっていない人」に向けて書いていますので、既にうまくいっている人が次の目標を考える場合とは少し異なります。
まだうまくいっていない人の場合、ハードルの設定について考える時に重要なことは「ハードルは小さければ小さいほどいい」ということです。
また、できるだけたくさんのハードルを用意することです。
大きなハードルを越えるには大きな努力が必要ですが、小さいハードルであれば小さい努力で済み、それをたくさんクリアすることでより成功体験が多くなってモチベーションが維持できるからです。
ですから、ハードルは可能な限り小さいものを考えて用意してください。
ハードルの具体的な「小ささ」
では、その小ささとはどのくらいなのか具体的にお伝えします。
ハードルは小さく多いほうがいいので、月収10万円なら最初のハードルは1万円でしょうか。
もっと小さくして5,000円や1,000円でしょうか。
ヒントは…金額ではありません。
「まだうまくいっていない人」なので、もっともっと小さいハードルが必要です。
となると、儲かる商品が見つかった、商品ページを作れた、出品できたという実務的な作業だと思いますか?
実はそれも違います。
正解は…「ビジネスに取り組むためにパソコンの前に座った」です。
既に取り組んでいる人にとっては「その程度のコト?」と思うかもしれません。
そうです。
その程度のコトで構いません。
たくさんの小さいハードルが必要
そのくらい小さいハードルでいいのです。
「まだうまくいっていない人」は、そもそも取り組むための行動が遅い、少ない、短いということがあります。
うまくいっている側のひとからみると、こんな状態ではうまくいかないのは当然のように思えるでしょう。
ですが、「まだうまくいっていない人」が成功するようにするには、「ビジネスに取り組む」というハードルをまず越えなければなりません。
「成功したければパソコンの前に座るなんて当たり前」と思ってやっている人ではないからです。
ですから、「ビジネスに取り組む」という姿勢をまずハードルとしてクリアすることではじめて売上や利益に向かってスタートが切れるようになるのです。
もちろん、「ビジネスに取り組むためにパソコンの前に座った」だけでは意味がありませんし、そこから1万円の月収を得るまでにもいくつものハードルがあります。
それをできる限り細分化して乗り越えていってはじめて月収1万円は達成されるものです。
そこまで、ちゃんとビジネスに取り組んでモチベーションをもちながら稼ぐには「たくさんの小さいハードルが必要」ということを覚えておいてください。
ハードルをクリアしたときにやるべき一番大事なコト
「これから成功するために必要なコト」は「たくさんの小さいハードルを用意する」のですが、より確実に「これから成功する」ためには最後の総仕上げが大事です。
それは、設定した「小さいハードル」を乗り越えた時に、その都度ちゃんと大喜びすることです。
ちゃんと大喜びする
ちょっとだけ「よし。できた。」程度では全然大喜びではありませんよね。
文字で表現するなら「よっしゃああああぁぁぁぁぁ!!できたああああぁぁぁぁぁぁ!!」くらいでしょうか。
イメージはサンシャイン池崎さんです。
そのくらい言葉にして大喜びをしてください。
そしてその言葉の中には「自分を褒める言葉」を入れましょう。
「自分はやればできる人だ」「このくらい余裕だ」とかそういう感じの言葉です。
自分を褒める
これは何をやっているかというと、ハードルを越えたことをきちんと成功体験として自分に言い聞かせモチベーションアップにつなげているのです。
せっかくハードルを越えたのに喜び方が小さいと成功の喜びも小さくなってしまい、ちょっとした失敗ですぐに心が折れるような弱いモチベーションしか作れないからです。
ですので、ちょっとしたことでも大げさに喜んでアドレナリンを出して「うまくいった体験をまたしたい!」と思うようにすることで、どんどんビジネスを好回転させていくのです。
そのために小さくたくさんのハードルを用意してください、とお伝えしました。
実際にこのやり方は私自身も実践していました。
最初は少し恥ずかしいかもしれませんが、やり続けると確実に効果はあがってきますので、もし、あなたがこれから成功したいと考えているのであればぜひ取り組んでください。
まとめ:まだうまくいっていない人が成功するポイント3つ
いかがでしたでしょうか。
今日のコラムをまとめると、「まだうまくいっていない人」が成功するためのポイントは3つです。
まずは、「ハードル」を用意すること。
目標に到達するための通過点としてハードルを設定することで、少しずつ成功体験を積み重ねていくことができます。
次に、そのハードルは可能な限り小さく、そしてたくさん設定すること。
今うまくいっていない人が最初に設定すべきハードルは「ビジネスに取り組むためにパソコンの前に座った」です。
そのくらい小さいハードルから、順番に超えていきましょう。
最後に、ハードルをクリアしたら、その都度ちゃんと大喜びをすることです。
ここが一番大事です。
「自分はやればできる」など、自分を褒める言葉を入れて大喜びをしてください。
ビジネスは、うまくいったりいかなかったりの繰り返しです。
それでも続けることで、確実に成長していくことができます。
今日の話はかなり大切ですから、「最近うまくいかないな…」と感じたときには、ぜひ思い出してくださいね。
投稿者プロフィール
- 梅田 潤
- 合同会社梅田事務所代表。1977年生まれ。大阪府出身。副業で中国輸入ビジネスを始め2014年に株式会社オークファンを退社し独立。現在も現役プレーヤーでAmazonの他、国内・海外クラウドファンディングにも取り組みながら、家族との時間を大切にする自分らしく自由な暮らしをしている。最新の著書に『「ゆる副業」のはじめかた 輸入・ネット販売』(翔泳社)
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