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2020年9月30日からのAmazon『商品画像の基準ポリシー』必要な事だけ教えます

突然ですが、あなたはAmazonからのニュースレターをいつも読んでいますか?

先日、このAmazonニュースレターに重要なことが書いてありました。
もちろん、私たち中国輸入ビジネスをやっている者にとっても非常に重要なものです。

それがタイトルの、2020年9月30日にAmazonで始まる『商品画像の基準ポリシー』についてです。

今回は、その具体的な内容についてお伝えします。

Amazonのニュースレターは必ず目を通そう


Amazonではニュースレターというかたちで様々な情報を出品者に提供してくれています。

例えば、「こんな機能が追加されました」とか逆に「あの機能は廃止されました」など、
・Amazonで販売していくにあたって関係するもの
・中国輸入にはあまり関係がないもの
・仕入れに影響があるようなもの
まで、本当に色々な情報が得られます。

たわいもないニュースが続くとそのうち見なくなってしまうことはAmazonのニュースレターに限らず良くある話です。

しかし、Amazonのニュースレターは出品者向けに送られていますので、他のネットショップのメルマガとは異なり出品者への情報共有の側面があります。

ですので、つまらないからと言って読まなくてもいいものではありません。

ぜひ、毎回きちんと目を通して重要な情報を逃さないようにしましょう。

Amazonで始まる「商品画像の基準ポリシー」って?


それでは本題の、Amazonで始まる「商品画像の基準ポリシー」についてです。

詳細は下記URLからご確認ください。
※セラーセントラルへのログインが必要です。
https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/headlines.html?id=2522018842655370054&ref=nslp_all_6_2522018842655370054_ttl&slnsl_eml_4_GQDJNAVVBM94CA26_0&


要約すると、「背景に純粋な白以外の色が使われている画像をAmazonが巡回して見つけ次第、検索対象外にしますよ」というものです。

私がこの内容を見た時の第一印象は「まだ、やってなかったんかい!」でした。

というのも、以前にも同じような内容で何度かAmazonから連絡がきていましたが、これまではファッションなど一部のカテゴリでしか適用されていなかったからです。

それを記憶していたのでこういう印象になっていましたが、今後は全部のカテゴリに適用され、背景が白ではない画像はどんどん検索対象外にされAmazonで販売できなくなっていってしまいます。

正確には一時的なもので画像を差し替えれば販売もできるのですが、一瞬であれAmazon上から商品が無くなってしまうのはリスクでしかありません。

また、新しく画像を作成し直すとしても数分程度ではとてもできません。

人によっては自分で作ることができないのでランサーズやクラウドワークスなど外部の力に頼らざるを得ない人もいるのではないでしょうか。

そうなると1日や2日ではとても画像の作成はできません。

その間、商品がAmazonで売れないとなると売り上げ的にも大打撃ですが、何よりもせっかく築き上げたランキングなどページの力があっという間に落ちてしまいます。

今やるべき「必要な事」


落ちてしまったランキングや露出を取り戻すには大変な労力がかかります。

自分がAmazonで販売できていない間に、他のライバル出品者が急成長し自分の持っていたポジションを奪ってしまったら…これを奪い返すのは至難の業かもしれません。

背景が白い色ではない画像を掲載していないばかりにこんな事態に陥ってしまいかねませんので、今やるべき必要な事は、「もう一度、掲載画像の背景が白か確認して、Amazon商品画像の基準ポリシーに違反しているものが無いかチェックすること」です。

自分では問題ないと思っていても、Amazonの規約をよく読んでみると違っている場合があります。

例えば、Amazonに掲載する商品画像は「純粋な白」でなければなりませんが、確認したことはあるでしょうか。

純粋な白とはRGB値が(255, 255, 255)なので、白い布などを背景にして写真を撮っていた場合、このRGB値とは異なる「白」になってしまっている場合もあります。
(そもそもRGBって何?という人はAmazonの商品画像の背景が白ではないものを掲載している可能性が高いと思います。)

また、過去に急いで作った商品ページだったり、まだ初心者の頃に作った画像は、作りが「あまい」ものがあったかもしれません。

そういうものは忘れてしまっている場合もあります。

ですが、Amazonには商品画像について明確な基準が存在していますので、それを元に判断されます。

自分たちの思い込みや勘違いという言い訳は通用しません。

だからこそ、今一度初心に帰ってまっさらな気持ちで、むしろAmazon側の商品画像チェック担当者になったような気持ちで、自分の出品している商品画像を厳しくチェックしていくことが必要です。

Amazonの商品画像の基準ポリシーは背景の色だけではない

ひとつご注意いただきたいのは、この「背景が白色ではない画像を検索対象外にする」措置はAmazon商品ページの「メイン画像」の話だということです。

2枚目以降の画像は何色でも問題ありません。

お客様にとって見やすいものであれば、色は問われないことになります。

ですので、チェックするのはメイン画像だけで良いのですが、ちょっとここでもう少し踏み込んで考えておかなければならないことがあります。

それは、Amazonの規約についてです。

今回の「背景が白ではない画像を検索対象外にする」理由は、Amazonの規約に則っていないからです。

「背景が白ではない画像」に目が行きがちですが、画像に関するAmazonの規約は背景の色だけではないのです。

画像サイズや画像に占める商品の割合、文字やモデル・演出用小物などに関しても規約があります。

ですので、今回の措置について「将来的には他の規約についても同様の措置が取られる可能性がある」と考えて、この機会にメイン画像を完全にAmazonの規約に合致するものにしておくと良いでしょう。

そうすることで、将来にわたって画像のことを気にすることなく販売を継続できます。

中国輸入ビジネスは同じ商品を長く販売して商品ページを育てて大きな売り上げを狙っていきます。

ルールを守らなかった結果、その努力が水の泡になってしまわないように、予めわかっている重要なルールは徹底するようにしていきましょう。

投稿者プロフィール

梅田 潤
梅田 潤
合同会社梅田事務所代表。1977年生まれ。大阪府出身。副業で中国輸入ビジネスを始め2014年に株式会社オークファンを退社し独立。現在も現役プレーヤーでAmazonの他、国内・海外クラウドファンディングにも取り組みながら、家族との時間を大切にする自分らしく自由な暮らしをしている。最新の著書に『「ゆる副業」のはじめかた 輸入・ネット販売』(翔泳社)

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