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【機会損失防止と】Amazon FBAの納品数の上限を解除する方法

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【機会損失防止と】Amazon FBAの納品数の上限を解除する方法

AmazonのFBAは商品発送を代行してくれるとても便利なサービスですが実は上限があるのを知っていますでしょうか。

Amazonの倉庫が日本全国にあってそれぞれが巨大であったとしても限界はありますので、出品者側の都合で無限に納品はできません。納品するためにはサイズを分ける必要がありますが大きく分けると「標準」と「大型」で、それぞれ上限の個数が決まっています。標準で5,000個、大型で500個です。

これはSKU単位なのでA商品とB商品をセットで納品する場合は、2個とはカウントされず1個としてカウントされます。基本的にこの数量を上回る商品数は納品できませんし、逆に考えれば5,000個も納品できるのはすごい販売力だとは思いますが、取扱商品が多かったり小さくて軽くて安価な商品の薄利多売をする時には数がかさんでしまうこともあります。

ちなみにこの5,000個、500個というのは出品アカウント作成時の標準的な数量で予め設定されているものです。

売上が大きくない時にはこれだけあれば十分でしたが現在Amazonにはマルチチャネルという他のショッピングモールや自社サイトで売れた商品でもFBAから出荷できるサービスがあります。自社倉庫の必要はなくAmazonで売る商品も売らない商品も全てFBAに納品することになります。

こういった場合、最初に設定された数量では足らなくなる可能性が出てきます。

そんな事情もあってか最近Amazonでは在庫の効率的な運用、つまり在庫の流動性を高めるために「在庫パフォーマンス指標」というものを追加しました。

●「在庫パフォーマンス指標」と「納品上限の解放」はココを見る

「在庫パフォーマンス指標」とは、簡単にいうと納品された在庫がちゃんと売れている(在庫の鮮度が保たれている)のかということを数値で表したものです。

今までは規定された数量以内であればどんな商品でも納品できました。

それが例えほとんど動かないような商品でもあってもです。

さすがに1年も動かないとAmazonの長期保管在庫手数料が発生してしまい、余分な経費がかかりますのでそれまでには売らなければならない等、自発的な対応が必要になってきます。

この「在庫パフォーマンス指標」は自社の在庫全体の「鮮度」や「健全性」を目で見えるかたちにしています。確かにAmazonにとってはFBAに納品した商品はAmazonで販売して欲しいですし、倉庫のスペースには限りがありますのでその中でいかに良い商品を回転せるかが大事になりますが「在庫パフォーマンス指標」はあくまで在庫全体に対しての指標になりますので、ある1商品がガンガン売れていてそれ以外は在庫期間が長いと「全体としては」良いパフォーマンスとは言えなくなります。

「在庫パフォーマンス指標」は参考データではありますがこの数値が良くなればそれだけ在庫として全体が上手く回っていると言う事になります。結果としてFBAの納品数の上限を解除する方法 につながるのです。

繰り返しになりますが「在庫パフォーマンス指標」 が良いと言う事はそれだけFBAの倉庫をうまく効率的に使っていると言えます。つまり、Amazonにとってみれば自分たちの施策に協力してくれる良い出品者となる訳です。そして、この出品者にもっと頑張ってもらうことでさらにAmazonでの取引が増える可能性が多くなり、Amazonの収益アップに繋がります。

ですので、Amazonはこういう「在庫パフォーマンス指標」がよい出品者に対して「AmazonのFBA在庫制限を解除」してくれて、具体的には標準5,000個、大型500個の上限を無くしてくれるのです。

この通知はセラーセントラルに掲載されるのではなくメールできますが、
実際の文面は下記のようなものです。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――
出品者様
出品者様の在庫パフォーマンス指標(IPI)の現在のスコアは、
1,000点満点中439です。
小型/標準サイズ、大型、服&ファッション小物、シューズ&バッグ、
またはシューズの在庫制限が解除されます。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――

主要なカテゴリの在庫制限を解除しますという内容です。

上限が無くなったからといってなんでもかんでも納品して良い訳ではありません。

しっかりとした商品リサーチや過去の販売実績や今後の販売予測に基づいた、
健全な納品(在庫量)にしましょう。

●FBA納品数の上限が解放された後はこうなる

個人的にはこの在庫制限の解放は永久では無いように思っています。

今後、在庫パフォーマンス指標が悪化すれば再び上限が設けられることも想定されますし、例えば四半期や半年間等ある程度の期間はあると思いますが、その時点で再び設定された上限を超えている場合やAmazonが指定した在庫パフォーマンス指標に到達しないと追加の納品ができないということも考えれらます。

数年前の年末時期の繁忙期にFBA倉庫がいっぱいになった時にこの施策を行ったことがありますので、今回のケースでもないとは言い切れません。
そもそも論ですが在庫の上限である標準5,000個、大型500個の上限を超える為にはそれなりの販売力と資金力が必要になりますので、AmazonのFBA在庫制限の解除を目指すというよりも在庫パフォーマンス指標を適正に保っていくために健全な販売サイクルで在庫がしっかり回転するようにしていくことが一番大事なことだと思います。

それを続けていくうちに結果としてAmazonに認められ、FBA在庫制限が解除されることになります!

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