最近では副業が大手企業で認められたこともあり、
始める人が急速に増えてきました。
その中で「転売」を始める人も少なからずいます。
やはり物販(販売)というものが身近であり、
プラットフォームもAmazonやヤフオク、
そして特に女性に人気のメルカリなど、
個人が気軽にそして簡単に出品して
売上・利益を上げられるような仕組みができています。
しかし、実際に副業で物販を始めても
続けられなかったという人もいます。
ある調査では、副業を始めた人のうち約85%の人が辞めている、
つまり続けられた人はたった15%しかいなかったという結果があります。
100人中85人が続けられないビジネスと言えますが、
これはアルバイトやアフィリエイトなど物販以外も含みますので、
一概に物販でも同じことが言えるとは限りませんが、
副業の難しさを物語っている数値ではないでしょうか。
ですが、みなさんのまわりにも副業で成功している、
副業から本業にしたという人がいると思います。
辞めてしまった人、続けられた人、その違いは何なのでしょうか?
今回はその違いに繋がる極意をお届けします。
目次
Toggle業務時間をトコトン濃くする
一つ目の極意は「業務時間をトコトン濃くする」ことです。
「短く」ではありません。
あえて業務と言いますが、副業はビジネスです。
ですが、副業ということは、当たり前ですが本業があります。
また、副業というくらいなので本業の合間にするものになりますので、
できる時間が限られてきます。
その中で仕入れやリサーチや発注や作り込みやら
色々とやらなくてはいけないことがあります。
独身であれば自分の時間を削るだけで良いのですが
パートナーや家族がいるとそうもいきません。
また副業にのめり込みすぎて睡眠時間が短くなり
本業に影響を及ぼすのは本末転倒です。
ですので、副業に使える時間を予め算出しておいて、
その中で出来ることを最大限に行うことが
副業の成功に近づく第一歩です。
無駄な時間は使えない、使わない。
これを突き詰めていきましょう。
利益にトコトンこだわる
二つ目は「利益にトコトンこだわる」ことです。
前にも書きましたが、副業はビジネスです。事業です。
ですので、利益(収入)を上げていかなければ続けられません。
そのためには売上は大事ですが、利益も大事です。
ただ売れば良いというものではなくしっかりと利益を残すために、
原価を下げる、高く売る努力をする、
すぐに安売りしない、配送を安く抑える、
無駄な経費を削減するなどの創意工夫が不可欠です。
その結果として残る利益は努力の結晶に他なりません。
この結晶を同じ期間でより多く残すことに
心血を注ぐことで大きな利益となり、
それが次にまた頑張ろうというモチベーションになります。
この好循環を生むためのこだわりが利益、すなわち収入です。
ここにこだわる人は成功していますよ。
在庫をトコトン管理する
副業として物販ビジネスを継続していくためには現金は不可欠です。
それは、物販の場合、仕入れが発生しますので
売上を作る前にまず支払いがあるからです。
そこから仕入れた商品を販売して回収し、
利益を得て収益としていきます。
ですので現金⇒仕入れ⇒販売⇒回収⇒現金…と
このサイクルを繰り返して事業を大きくしていきます。
そのためには仕入れた商品を販売し
また新たな仕入をするために商品を回転させなければなりませんが、
仕入れるときには売れるかどうか慎重に判断していても
時々動いていない在庫が出てきます。
その時に切り替えて利益よりもお金に替えることを優先して現金を回収し、
また新たな仕入れをし再チャレンジできる人が成功しています。
売上のために仕入れは必要です。
でも、売れるからといってどれだけでも仕入れて良い訳はありません。
販売できる数を仕入れる。
そして、予想に反して売れなかったら現金化する。
(在庫を現金化しないと次の仕入ができないからです。)
この在庫管理ができるかどうかが三つ目の極意であり、成功へのカギとなります。
最後に
今回、お伝えした3つの極意ですが、
それぞれの真逆のことをやると確実に失敗します。
時間の使い方を適当にして、「時間が足りない」のは、
限られた時間内で必要なこと以外に時間を費やしているからで、
利益はどんぶり勘定で「収入が増えない」のは、
無駄なところにお金を使って利益を圧迫しているからです。
仕入れの資金が足りないのは、
「在庫はお金と同じ」なのに在庫がどうなっているのかもわからない。
つまり、在庫が回っていないからです。
文字にすると納得の成功しない要素が満載なのですが、
意外にこういうかたちで副業をやっている人がいます。
さて、あなたはどうでしょう?
自分でわからないなら相談できる人はいますか?
投稿者プロフィール
- 梅田 潤
- 合同会社梅田事務所代表。1977年生まれ。大阪府出身。副業で中国輸入ビジネスを始め2014年に株式会社オークファンを退社し独立。現在も現役プレーヤーでAmazonの他、国内・海外クラウドファンディングにも取り組みながら、家族との時間を大切にする自分らしく自由な暮らしをしている。最新の著書に『「ゆる副業」のはじめかた 輸入・ネット販売』(翔泳社)
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