中国輸入ビジネスにおいて国際送料を安くする方法がないか、みなさんお困りだと思います。
何か簡単でいい方法が無いかな~とお思いの方!
今回は物流加工にて国際送料を安くする方法をご紹介します。
国際送料の計算方法も詳しく解説しますよ!
ぜひ最後までお読みください。
※記事内の計算に出てくる料金は、2018年頃の料金表を参考にしております。計算方法の例としてご参考にしていただければと思います。
目次
Toggle国際送料の計算方法
国際送料はどうやって計算されるの?
皆さん、国際送料がどのように計算されているかご存知でしょうか?
CiLELの国際送料は
1~10㎏はいくら
11㎏~20㎏はいくら
21㎏~30㎏はいくら…という風に計算されていきます。
ここで問題です。
1kgあたり18元の場合、25㎏だと国際送料はいくらになるでしょうか?
25㎏×@18元=450元 ≒7,965円 (レート17.7円の場合)
7,965円と思ったあなた、まだ正解の途中です!
運送業者のほとんどは実重量と容積重量を比べて重い方で料金を計算されます。
これをしっかり覚えてくださいね。
容積重量はどうやって計算されるの?
では容積重量の計算方法はどうやって計算されるのでしょうか?
計算方法は下記のとおりです。
容積重量計算式 = 容積重量(kg)=縦(cm)× 横(cm)× 高さ(cm)÷ 6000
例えば、箱サイズ50×50×60㎝(160サイズ)の場合は下記のとおりです。
容積重量(kg)=50(cm)× 50(cm)× 60(cm)÷ 6000 =25
よって、25㎏が容積重量となります。
という事は、同じ160サイズの箱でも25㎏を境に請求される金額が違うという事です。
同じ160サイズの箱でも送料が違う!?
つまり、同じ160サイズの箱でも、同じ送料ではありません。
たとえば下記のような計算になります。
【実重量20㎏の場合】
25㎏として計算される (容積重量で計算される) ≒7,965円
【実重量30㎏の場合】
30㎏として計算される (実重量で計算される) ≒9,558円
このように料金が変わります。
同じ箱サイズでも軽すぎると割高になるんですね。
クッションなどの軽くて体積がかさ張る商品は国際送料が割高になってしまうということです。
「エース商品だけど、国際送料が高くて利益がとれない…」という方、諦めないでください!
体積を減らす方法があるんです!
圧縮機で容積重量を削減!
クッションなどのかさ張る商材は、空気を抜いて圧縮して体積を小さくできます。
その圧縮マシーンがこちら。
↓
①商品を袋に入れてセッティング
②空気を抜く
③シーラーで袋を密閉
という流れがこれ一台で出来ます。
これで体積が1/3程になります。
箱に入る数量が増えて容積重量が割高にならなくて済みますね。
※圧縮には別途作業料が発生します
圧縮商品のビフォー&アフター
では、圧縮する前と後では、どれくらい違うのでしょうか?
クッションの商品で比べてみましょう。
■クッション189個の国際送料比較!
まず、圧縮する前は高さが20㎝、45×45×45の箱に10枚入ります。
箱数は19箱、重さは1箱あたり7.2㎏です。
容積重量計算式で計算すると321㎏。
国際料金は4,819元で、さきほどと同じく1元=17.7円で計算すると約85,296円です。
お次に圧縮した商品は高さが7㎝!
45×45×45の箱に27枚が入り、入る数が増えました。
箱数は7箱に減り、1箱あたり17.4㎏になっています。
容積重量計算式で計算すると122㎏です。
国際送料は1,956元 → 約34,600円
圧縮作業費 346.5元 → 約6,133円
国際送料+圧縮作業費=合計40,733円
圧縮前と圧縮後では44,563円もコストが割安になり、48%コスト削減となりました!
体積が変わるとかなり国際送料が削減されますね。
圧縮マシーンは素晴らしいです。
まとめ
・国際送料の計算方法は、実重量と容積重量を比べて重い方で料金を計算される
・容積重量計算式は = 容積重量(kg)=縦(cm)× 横(cm)× 高さ(cm)÷ 6000
・圧縮マシーンを使って商品を圧縮し体積を減らせる
・圧縮することによって箱の入り数を増やすことができ、国際送料のコストが割安になる
国際送料の計算についてもっと詳しく知りたい方は、CiLELまでお問い合わせくださいませ。
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