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会社設立の注意点~決算時期はいつにする?~

こんにちは!
CiLELセミナー講師の辻知岳(つじ・ともたけ)です。

今日は私から、会社設立の注意点についてお話させていただきます。

まずは簡単に自己紹介を。

もともと私は、「ファーストトレードの創業当時からの銀行担当者」でした。
つまり元銀行マンです。

ある日、店内で事務仕事をしていると「インターネットで中国からの輸入を代行するビジネスを始めるからお金を貸してくれっていう人が来てるから対応してほしい」と言われ、そこでお会いしたのが弊社代表 三上でした。

その後、ご縁あってCiLELを運営するファーストトレード株式会社に入社することに。

入社してからは、銀行での経験を活かした資金調達や補助金・助成金申請とあわせ、総務・経理・人事・庶務・電話応対といわゆる「何でも屋」さんでした。
税関や税務署の対応をしたこともあります。

この中で得た経験を皆様と共有させていただくことで、皆様のビジネスが順調に成長していくようお手伝いさせていただくのが、今の私のミッションです。

経営、経理、資金繰り、資金調達、補助金などについての記事を書かせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、4月ですね!
弊社の会社設立は2011年4月27日で、おかげさまで8期目を迎えることができました。

CiLELをご利用のお客様にも「そろそろ会社設立を…」と考えていらっしゃる方も多いと思います。

実は私行政書士の資格をもっておりまして、総務経理を担当する中でに弊社の子会社を数社設立した経験があります。

というわけで、今回は「会社設立の注意点」というテーマで、特に「決算時期はいつにする?」ということについて書かせていただきますね。


会社設立を考えていらっしゃる皆さん、決算は何月にしようと考えていますか?

個人事業主は毎年12月に決算(確定申告)と決められていますが、法人は「1年を超えない範囲」で自由に決算月を決めることができます。

「1年を超えない範囲」なので、極端な話4月30日に会社設立、5月31日に決算、ということも可能です。

逆にいうと、4月30日に会社設立した場合、設定できる決算月は3月まで、ということになります。

4月以降にした場合は1期目が1年を超えてしまうため、設定できません。

「別に決算期なんて何月でもいいんじゃないの?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが今後の経営(主に資金繰り)に大きく影響してきます。

「4月に設立だから、長くとって3月決算!」という感じで設定すると、のちのち「なんであの時何も考えずに決算決めちゃたんだろう…」と後悔することにもなりかねません。

ちなみに、別途手続きは必要ですが、後から決算期の変更は可能です。

輸入販売を行う上で、一般的に何月がお勧めなのか?
消費税納付義務延期との関係はどうなるのか?

この点について、また次回に記載させていただきます。

続き:会社設立の注意点~決算月で避けるべきは○月!~

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