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アリババからの輸入がおすすめ! 誰でもできる中国輸入の仕入れ方法

「アリババを使って中国から商品を仕入れてみたいけど、なんだかハードルが高そう……」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実はアリババを使った中国輸入は、副業初心者や個人のネットショップ運営者でも十分に始められるビジネスモデルです。しかも、うまく仕入れルートを確保できれば、安価な商品を日本で高利益で販売することも可能。このような背景から、近年はアリババ経由の輸入ビジネスに注目が集まっています。しかし一方で、

● サイトが中国語で読めない
● どんな商品を選べばいいかわからない
● 信頼できる業者を見極める自信がない
● 輸入手続きってなんだか難しそう

といった不安を抱えて、一歩踏み出せずにいる方が多いのも事実です。

そこで本記事では、中国輸入ビジネスの基本となる「アリババ」からの仕入れ方法を、初心者でもわかりやすいようにステップ形式で解説していきます。商品リサーチのコツから、優良業者の見極め方、代行業者の活用方法まで、実際に仕入れ・販売を行う際の流れをまるごとカバー。また、アリババを使うメリットだけでなく、注意点やリスクもしっかり押さえてお伝えします。

この記事を読み終える頃には、「アリババって難しそう」という印象が、「これなら自分にもできそう!」という前向きな気持ちに変わっているはずです。

それではさっそく、アリババで始める中国輸入の世界をのぞいてみましょう!

中国輸入の仕入れ先「アリババ」とは?

アリババは世界最大級のBtoBマーケットプレイス

「アリババ(Alibaba.com)」は、中国の大手IT企業「アリババグループ」が運営する法人・事業者向けの仕入れサイトです。
衣類や雑貨、家電、日用品など、ありとあらゆる商品を取り扱っており、中国国内のメーカーや工場と直接やり取りしながら、大量に仕入れることができるのが最大の特徴です。

現在、アリババには数千万点以上の商品が出品されており、その品揃えとスケール感は世界でもトップクラス。小売店やEC事業者にとっては、まさに「仕入れの宝庫」とも言える存在です。

なぜアリババの商品はこんなに安いのか?

アリババで見つかる商品は、日本国内で仕入れる価格の半額以下になることも少なくありません。
では、なぜここまで安くなるのでしょうか? その理由は主に以下の3つです。

① メーカーや工場と直接取引ができる

アリババは中間業者を介さず、製造元と直接やり取りができるのが大きな特徴です。
日本では問屋や商社を通すことで仕入れ価格が割高になりますが、アリババを利用すれば、こうした流通コストを抑えることができます。

② 大量ロットでの仕入れが前提

アリババでは、ほとんどの商品に**「最低注文数(MOQ)」が設定されており、たとえば「100個から」や「500個から」といったまとめ買いが基本**です。
そのぶん、1個あたりの単価は大きく下がるため、利益率の高いビジネスを実現しやすくなります。

③ 中国国内の製造コストが低い

中国は世界有数の「製造大国」として知られており、人件費や原材料費が日本と比べて安価に抑えられます。
そのため、同じ商品でも日本国内の仕入れ価格よりも圧倒的に安く調達できるケースが多いのです。

アリババから仕入れて中国輸入をはじめるメリット

アリババを活用して中国から商品を仕入れることで、どのようなメリットが得られるのでしょうか?
ここでは、コスト面・商品選定の自由度・ビジネス展開のしやすさといった観点から、主な利点を整理してご紹介します。

圧倒的に安く仕入れられる

アリババ最大の魅力は、商品の単価がとにかく安いという点です。

先ほども触れたとおり、アリババでは製造元から直接仕入れが可能で、かつ大量注文を前提とした取引が行われるため、中間マージンがカットされ、仕入れ価格が大きく抑えられます。
たとえば、日本で800円〜1,000円で販売されている雑貨が、アリババでは1個あたり100〜200円ほどで仕入れられることも珍しくありません。

仕入れコストを抑えることで、販売時の利益幅を大きく確保できるのがアリババ輸入の大きな強みです。

商品ジャンルや選択肢が豊富

アリババでは、アパレル・日用品・コスメ・ガジェット・アウトドア用品・キッチングッズなど、あらゆるジャンルの商品を探すことができます。
中には、日本ではまだ知られていないようなユニークな商品もあり、他社と差別化できるアイテムの発掘も可能です。

また、検索キーワードや画像から似た商品を探す機能も充実しており、自分の取り扱いたいジャンルの商品を効率よく探せる環境が整っています。

オリジナル商品(OEM)の制作も可能

アリババには、「既製品をそのまま仕入れる」だけでなく、自社ブランドとしてオリジナル商品を作る「OEM」にも対応している工場が多数登録されています。

たとえば、

・自分のロゴを印刷してもらう
・商品の色や仕様をカスタマイズする
・パッケージをオリジナルデザインにする

といったことも、工場との交渉次第で対応してもらえることが多く、自社ブランドを展開したい人にとっては非常に魅力的なプラットフォームとなっています。

アリババから仕入れるデメリット

アリババを使えば、安くて豊富な商品を手に入れることができますが、実際に仕入れを始めるとなると、いくつかの注意点やデメリットにも目を向けておく必要があります。
事前に理解しておくことで、トラブルを避け、スムーズにビジネスを進めることができます。

中国語や英語での対応が必要になる

アリババは主に中国の企業が出店しており、サイトも基本的には中国語(または英語)で構成されています。
商品説明の内容も、漢字や簡体字で表記されているため、はじめてサイトを訪れた人の中には戸惑ってしまう方も多いかもしれません。

また、実際に購入する際は、販売業者とチャットなどでやり取りをするケースが多く、その際には英語や中国語でのコミュニケーションが求められます。
翻訳ツールを使えば最低限のやり取りは可能ですが、細かい条件や納期、仕様の確認などを行う際には、言葉の壁がストレスに感じられることもあるでしょう。

商品の品質にバラつきがある

アリババで扱われている商品は膨大な数にのぼりますが、そのぶん品質にばらつきがあるのも事実です。
中には非常に丁寧なものづくりをしている工場もあれば、品質管理が行き届いていない業者が混ざっていることもあります。
日本国内の感覚で「新品だから問題ないだろう」と思っていても、実際には届いた商品に傷があったり、色やサイズが微妙に違っていたりというケースも見受けられます。

とくに初めての業者から仕入れる場合は、最初から大量発注するのではなく、少量でテスト注文をしてから本発注するのがおすすめです。

納期が読みにくいことがある

中国からの輸入では、注文から商品が手元に届くまでに時間がかかる場合があります。
製造・検品・発送のタイミングによっては、2〜3週間以上かかることも珍しくありません。
とくに旧正月や国慶節など、中国の大型連休の前後には物流がストップすることもあり、納期が予定よりも大幅に遅れるケースもあります。

ビジネスとして販売スケジュールを組んでいる場合、納期の遅れは売上や信用に直結するリスクになるため、ある程度の余裕を持った在庫管理が必要になります。

アリババから仕入れる前に商品をリサーチする

アリババでの仕入れは、商品を探して注文するだけのシンプルな流れに見えますが、実は最も重要なのがこの「仕入れ前のリサーチ」です。
どんな商品を選ぶかによって、その後の販売結果が大きく左右されるため、はじめの段階でどれだけ丁寧にリサーチできるかが成否のカギを握ります。

売れる商品には共通点がある

闇雲に「なんとなく良さそう」という理由で商品を選んでも、なかなか売上にはつながりません。実際に販売につながりやすい商品には、いくつかの共通点があります。
たとえば、すでに日本のEC市場で一定の売れ行きを見せていること。あるいは、ニッチでありながら明確なターゲット層が存在していること。

さらに、競合が少なく価格競争に巻き込まれにくいことなどが挙げられます。
こうしたポイントを見極めるためには、日本国内のマーケットをしっかり観察する必要があります。

Amazonや楽天、Yahoo!ショッピングなどで「売れている商品」「ランキング上位にある商品」をチェックしたり、メルカリやInstagramなどでトレンドを探ったりすることで、実際のニーズを把握することができます。

リサーチに役立つツールや考え方

初心者の方がよく使うリサーチ手法として、Amazonの売れ筋商品やレビュー数、検索ワードの人気度などを見る方法があります。
「どんなキーワードで検索されているのか」「どの商品がレビューを多く獲得しているか」などを調べるだけでも、市場の温度感が見えてきます。

また、ライバルがどのように価格設定しているか、どんな写真や説明文を使って販売しているかを見ることも、商品選定のヒントになります。
すでに販売されている商品と同じものをアリババで見つけられれば、それを仕入れて同じように販売する、という“成功パターンの再現”が可能になります。

もちろん、それだけでは価格競争に巻き込まれる可能性もあるため、少しだけ仕様を変える、セット販売にする、オリジナルのパッケージを付けるといった工夫を加えることで、他店との差別化にもつなげることができます。

販売先との相性も考慮する

リサーチをする際には、「自分がどこで売るか」という視点も非常に大切です。
たとえばAmazonでの販売を考えているなら、Amazonで検索して上位に表示される商品の傾向をチェックしましょう。
楽天やYahoo!ショッピングでは、見せ方や説明の仕方がAmazonとは異なるため、それぞれの販路に合わせた商品選びが必要になります。

また、自社ECサイトやSNSを活用した販売を予定している場合は、ターゲットユーザーの年齢層やライフスタイルに合った商品を意識することが重要です。
どんなに良い商品でも、売り方や届け方がマッチしていなければ、思うような結果にはつながりません。

アリババで仕入れる商品を検索しよう

商品リサーチの方向性が決まったら、次はいよいよアリババのサイト上で実際に商品を検索してみましょう。
はじめて利用する方にとっては、最初は「どこからどう見ればいいのかわからない」と感じるかもしれませんが、ポイントを押さえればスムーズに商品を探せるようになります。

中国語での検索が基本

アリババのサイトは中国語表記が基本です。そのため、検索も中国語(簡体字)で行うのが原則となります。

とはいえ、いきなり中国語で調べるのはハードルが高いと感じる方もいると思います。
そこでまずは、Google翻訳やDeepLなどを使って、日本語のキーワードを中国語に変換してみましょう。

たとえば「エコバッグ」を調べたい場合、翻訳で「环保袋(huán bǎo dài)」という単語を得たら、それをアリババの検索窓に入力して検索する、という流れになります。
もちろん、慣れてくれば直接ピンイン入力で検索しても構いません。

なお、英語での検索も一応可能ではありますが、ヒットする件数や質はやや限定される印象があります。
なるべく中国語で検索したほうが、より多くの商品や優良な工場に出会える可能性が高くなります。

画像検索も活用できる

もし調べたい商品がすでに手元にある、または参考にしたい写真がある場合は、アリババの「画像検索」機能を活用するのもおすすめです。

検索窓の横にあるカメラのアイコンをクリックして画像をアップロードすると、類似の商品が一覧で表示されます。
この方法は、特定の商品の型番や正式名称がわからないときや、日本で売られている商品と似たアイテムを見つけたいときに非常に便利です。

デザインが近い商品を一気に見比べられるので、価格や仕様の違いをチェックしながら比較検討もしやすくなります。

絞り込み検索を活用して無駄を減らす

商品を検索すると、膨大な数のアイテムが一覧表示されます。

その中から目的に合った商品を見つけるには、検索結果画面の絞り込み機能をうまく使うことが大切です。たとえば、以下のような条件で絞ることができます。

  • 最小ロット数(MOQ)の上限
  • 価格帯
  • 取引履歴の有無
  • 企業認証の有無(例:ゴールドサプライヤー)

とくに「最低ロット数(最小注文数量)」は重要なポイントです。
まだ試験的に販売したい段階であれば、少量でも対応してくれる業者を優先して探したほうがリスクを抑えられます。

また、評価や取引実績が豊富な業者を選ぶことで、品質や対応の面でも安心感が得られます。

アリババに出店する優良ショップから商品を仕入れる

アリババでは、非常に多くの工場や業者が出店しており、一見するとどのショップも同じように見えてしまうかもしれません。

ですが、実際には対応の良し悪いや品質管理の体制、納期の正確さなど、ショップごとにばらつきがあります。
つまり、どの業者を選ぶかによって、その後の輸入ビジネスの成功率は大きく変わってくるのです。

では、アリババで「信頼できる優良ショップ」を見極めるには、どのようなポイントに注目すれば良いのでしょうか?

取引実績や運営年数をチェックする

まず最初に確認したいのが、ショップの「取引実績」や「運営年数」です。
アリババでは、各ショップのページに取引回数や取引件数、売上金額などが表示されており、それらは信頼性を判断するうえでの大きなヒントになります。
運営年数が長く、過去の取引件数が多いショップであれば、それだけ多くの顧客から選ばれてきたという証でもあります。

新規のショップが悪いというわけではありませんが、最初はできるだけ実績があるところから仕入れるほうが、安心して取引を始めることができるでしょう。

ゴールドサプライヤー認証があるかどうか

アリババでは、一部の企業に「ゴールドサプライヤー」という認証が与えられています。

これは、アリババが定めた一定の審査基準をクリアした企業にのみ付与される認証で、サイト上では金色のバッジのようなマークで表示されています。
ゴールドサプライヤーであることは、「第三者の視点からある程度の信頼性が確認された業者である」というひとつの目安になります。

もちろん、この認証があるから絶対に安心というわけではありませんが、初めて取引する場合には、ひとつの判断材料として役立ちます。

チャットの反応や対応の丁寧さも重要

商品ページで気になる商品を見つけたら、実際に業者にコンタクトを取ってみましょう。

チャット機能を使って「最低ロット数の確認」「サンプル注文の可否」「納期やパッケージの仕様」などを問い合わせてみることで、相手の対応スピードや丁寧さを確認することができます。
質問に対してすぐに返信が来るか、内容がわかりやすいか、こちらの要望に柔軟に対応してくれるかといった点も、業者を選ぶうえで非常に大切なポイントです。
対応があいまいだったり、返答が極端に遅かったりする場合は、トラブル回避のためにも慎重に判断したほうが良いでしょう。

代行業者を通してアリババから商品を購入する

ここまで読み進めて、「アリババを使えば魅力的な商品を安く仕入れられそうだ」というイメージが湧いてきた方も多いかもしれません。

一方で、「実際に取引するには中国語でのやり取りが必要」「輸入手続きや国際配送って難しそう」という不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
そんなときに頼りになるのが、中国輸入に特化した代行業者の存在です。

代行業者は、初心者の心強い味方

輸入代行業者とは、商品選定や価格交渉、検品、支払い、輸送までをあなたに代わって対応してくれるサービスです。
アリババでの商品URLを伝えるだけで、その商品が仕入れ可能か、価格やロットはどうかといった情報を確認してくれる業者も多く、中国語ができない方でも安心して仕入れを進めることができます。

また、品質管理や検品にも対応してくれるため、万が一の商品不良や発送ミスといったトラブルのリスクも軽減できます。
まさに、初めてアリババを利用する方にとっての“右腕”的な存在といえるでしょう。

代行業者を使うメリット

代行業者を利用することで、言語の壁をクリアできるのはもちろん、商品ごとの細かい交渉や品質管理なども任せられるという安心感があります。
特に初めて中国輸入に挑戦する場合は、自分だけで全ての工程を管理しようとすると、想像以上に手間もリスクも大きくなりがちです。

また、業者によっては「写真付きの検品報告」や「不良品の返品対応」、「複数商品の一括梱包」などにも対応しており、単なる通訳以上の頼れる存在となってくれます。
初期費用を抑えたい人向けに、少量・少額から対応してくれる代行業者も増えてきており、副業としてのスモールスタートにも非常に相性が良いのが特徴です。

業者選びのポイントも押さえておこう

とはいえ、代行業者ならどこでも同じというわけではありません。

手数料体系や対応スピード、検品の丁寧さ、問い合わせ対応の質などには、業者ごとに差があります。最初のうちは、複数社を比較したり、実際に一度依頼してみてサービス内容を確認するのも一つの手です。

また、代行業者によっては、アリババ以外の中国サイト(例えば1688.com)にも対応していたり、独自の仕入れルートを持っている場合もあります。将来的に輸入ビジネスを本格化させたいと考えている方にとっては、そうしたスケーラビリティのある業者を選んでおくことも重要です。

アリババから商品を仕入れて中国輸入をはじめよう

ここまでご紹介してきたように、アリババを使った中国輸入は、商品選定から仕入れ、販売まで一連の流れをしっかり押さえれば、個人でも無理なく取り組めるビジネスモデルです。仕入れ価格の安さ、商品の豊富さ、そして自社ブランド展開の可能性など、多くのメリットがあります。

もちろん、言語や手続き、品質面などの不安もありますが、それらは代行業者の活用や信頼できるサポートサービス(たとえばCILEL)の利用によって、大きく軽減することができます。
副業で始めたい方も、本業としてしっかり展開したい方も、まずは小さくテストしながら進めてみるのが中国輸入成功への第一歩です。

最初の一歩に迷ったときは、ぜひCILELの無料相談も活用しながら、「自分に合った仕入れスタイル」を見つけてください。
誰でもできるアリババ仕入れ。あなたも今日から、中国輸入をはじめてみませんか?

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投稿者プロフィール

CiLEL編集部
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『中国仕入れをもっと簡単に。』
中国からの輸入仕入れ代行サービスCiLEL(シーレル)を運営しています。
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