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タオバオとアリババは何が違う? 中国輸入初心者が使うべき仕入れ先を徹底解説

「中国輸入を始めたいと思って調べたら、『タオバオ』とか『アリババ』とか似たような名前のサイトが出てきて混乱してしまった……」
「結局、どっちを使えばいいの?」

そんなふうに悩んで、最初の一歩を踏み出せずにいませんか?
実は、中国輸入ビジネスで成功している人のほとんどは、この2つのサイトを「ある目的」に合わせて明確に使い分けています。

この違いを知らずにリサーチを始めてしまうと、「利益が出ない商品を仕入れてしまった」「テスト仕入れなのに大量に買うことになってしまった」という失敗につながりかねません。

そこでこの記事では、6,000社以上の中国輸入を支援してきたCiLEL(シーレル)が、初心者の方に向けて「タオバオ」と「アリババ」の違いと、賢い使い分け方をわかりやすく解説します。

専門用語は使わずに説明しますので、安心してくださいね。この記事を読み終える頃には、「まずはこっちのサイトを見ればいいんだ!」と迷わずリサーチを始められるようになっているはずです。

 

◆そもそも「タオバオ」と「アリババ」って何?

まずは、それぞれのサイトのキャラクター(性格)を簡単にイメージしてみましょう。

  • タオバオ(Taobao):中国版の「楽天市場」や「Amazon」
  • アリババ(1688.com):中国版の「問屋街」や「工場直売所」

日本の中国輸入ビジネスで「アリババ」と言うときは、通常「1688.com」という中国国内向けの卸売りサイトのことを指します。

タオバオ(Taobao)の特徴

タオバオは、一般の消費者向け(BtoC)の巨大ショッピングサイトです。 私たち日本人がAmazonで1個から買い物をするのと同じ感覚で、中国の一般の人たちが買い物を楽しむ場所です。そのため、商品は1個から購入できますし、サイトの作りも写真が多くて見やすいのが特徴です。

アリババ(1688.com)の特徴

一方、アリババは業者向け(BtoB)の卸売りサイトです。 ここに出店しているのは、商品を安く大量に売りたい「工場」や「卸業者」がメインです。そのため、「商品は安くするから、そのかわり最低○個以上買ってね」というルールがあることが多いのです。

◆決定的な3つの違い

初心者が知っておくべき違いは、大きく分けて3つだけです。これさえ押さえておけば大丈夫です。

1. 価格の違い

アリババの方が圧倒的に安いです。 タオバオは一般消費者向けなので、小売価格(利益が乗った価格)で販売されています。一方、アリババは業者向けの卸価格なので、原価に近い価格で販売されています。 ビジネスとして利益を出すなら、基本的にはアリババからの仕入れを目指すことになります。

2. 注文数の違い(MOQ)

ここで少し専門的な話になりますが、「MOQ(最低発注数量)」という言葉だけ覚えておいてください。

  • タオバオ: MOQなし。1個から買える。
  • アリババ: MOQあり。「3個から」「10個から」などの条件がある。

アリババは安い代わりに、「1個だけ欲しい」という注文は断られるか、単価が高くなってしまうことがあります。

3. 商品画像のクオリティ

意外かもしれませんが、商品ページの写真はタオバオの方が綺麗なことが多いです。 タオバオは一般のお客さんに「欲しい!」と思わせる必要があるので、モデルさんが着用した綺麗な写真が充実しています。アリババは業者間の取引なので、写真は簡易的なものであることも少なくありません。

初心者はどう使い分けるのが正解?

「じゃあ、安いアリババを使えばいいんですね!」 と思われるかもしれませんが、実はそうとも言い切れません。初心者の方におすすめの「黄金ルート」があります。

ステップ1:タオバオで「お試し仕入れ」

最初は、その商品が本当に売れるかどうかわかりませんよね。 いきなりアリババで「10個から」と言われて在庫を抱えるのはリスクが高すぎます。 まずはタオバオで1個だけ仕入れて、実物の品質を確認したり、メルカリなどでテスト販売してみたりするのがおすすめです。タオバオなら1個から買えるので、リスクを最小限に抑えられます。

ステップ2:アリババで「本仕入れ」

タオバオで仕入れた商品が売れて、「これはイケる!」と確信を持てたら、次は仕入れ先をアリババに切り替えます。 アリババでまとめて発注することで、仕入れ値を下げ、利益幅を大きく広げることができます。

◆アリババ仕入れのハードルと解決策

「よし、慣れてきたらアリババを使おう!」と決めたあなたに、ひとつだけ注意点があります。 アリババは基本的に「中国の業者同士」が取引する場所なので、お店の人とのやり取りが必要になるケースが多いのです。
「在庫はありますか?」 「ロゴを入れたいのですが可能ですか?」 「不良品があったので交換してください」
こういった交渉を、中国語で行わなければなりません。また、日本のクレジットカードが使えないお店も多く、支払いのハードルも少し高めです。 「中国語なんてできないし、交渉なんて怖くてできない……」と不安に思った方もいるかもしれませんね。
でも、安心してください。そのために私たちのような「輸入代行業者」がいます。

CiLELなら、アリババもタオバオも日本語でOK

CiLEL(シーレル)にご依頼いただければ、タオバオでの1個からの購入も、アリババでの工場との交渉も、すべて代行いたします。

    • 面倒な交渉はプロにお任せ: CiLELのスタッフがあなたに代わって中国語でショップとやり取りします。

 

    • 不良品リスクを軽減: 日本に送る前に、中国現地で商品を検品(チェック)します。「届いたら壊れていた」という中国輸入あるあるを防げます。

 

    • システムで簡単発注: 欲しい商品のURLをCiLELのシステムに貼り付けるだけで注文完了。難しい手続きは一切ありません。

 

特にCiLELは、日本人スタッフによる手厚いサポートが強みです。「アリババのこの商品の色が知りたい」「タオバオのこの店は信頼できる?」といったご質問も、日本語で気軽にご相談いただけます。

◆まとめ

今回の記事のポイントをまとめます。

  1. タオバオは「Amazon」のような小売サイト。1個から買えるが少し高い。
  2. アリババ(1688.com)は「問屋」のような卸サイト。まとめ買いが必要だが圧倒的に安い。
  3. 初心者は「タオバオでテスト販売」→「アリババで本格仕入れ」の順序がおすすめ。
  4. 中国語での交渉や支払いが不安な場合は、代行業者(CiLEL)を使うのが一番の近道。

 

中国輸入ビジネスは、仕入れ先をうまく使い分けることで、リスクを抑えながら大きく利益を伸ばすことができます。 「まずはタオバオで気になる商品を探してみたい」「アリババの見方をもっと知りたい」と思ったら、ぜひ一度CiLELの無料会員登録をしてみてください。
システムの使い方やリサーチのコツなど、日本人スタッフが親身にサポートさせていただきます。 あなたもCiLELと一緒に、安心・安全な中国輸入ビジネスを始めてみませんか?


投稿者プロフィール

山内 梨奈
山内 梨奈CiLEL マーケティング
入社6年目、年下の社員も増えてきましたが、気持ちは永遠の若手です。
中国輸入初心者でも分かりやすいブログを執筆します!
趣味:推し活、プロ野球観戦、旅行

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