『勝ち残るAmazonセラーが語る“成功のヒケツ”』は、CiLELが会員様限定でお届けしている特別対談企画です。
EC市場規模が拡大する反面、新たなプレイヤーも増加し、競争が激しさを増す一方の中国輸入Amazon販売。
新人プレイヤーはもとより、ベテランプレイヤーでさえ油断するとすぐシェアを奪われてしまう…。
現在の中国輸入Amazon販売は、過酷な生存競争の真っただ中であるといっても過言ではありません。
そんな中でも実績を出し続けるAmazonセラーをゲストに迎え、「今」知りたいリアルな話を、CiLEL会員様へお届けしています。
こちらの記事では、その対談の一部をご紹介します。
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資金ゼロからたった2年で月商1,000万円を達成した凄腕セラー。
大学時代に中国輸入ビジネスに出会い、お金も、パソコンすらも持っていない状態から中国輸入ビジネスをスタート。資金繰りに苦労しながらもハイペースで最高月商を更新し続け、中国輸入ビジネス開始から半年で月商100万円を達成。 ビジネス開始後たった2年で月商1,000万円に到達し、現在は海外を飛び回りながら、時間と場所に縛られない働き方を実践している。Read More
株式会社レッドタートル代表取締役社長。
「在宅中国貿易」のエキスパートとして知られる。
ビジネスの流儀、これまでの苦難の人生を踏まえ、希望する人へ本当の意味での「自由」を獲得するための方法を広めている。地道に、着実に稼いでいく方法として在宅中国貿易を伝授し、その先の自由を掴むまでのあり方を伝える。全国の中学や高校含め講演、NHK特集、出版等精力的に活動。
「在宅中国貿易」のエキスパートとして知られる。
ビジネスの流儀、これまでの苦難の人生を踏まえ、希望する人へ本当の意味での「自由」を獲得するための方法を広めている。地道に、着実に稼いでいく方法として在宅中国貿易を伝授し、その先の自由を掴むまでのあり方を伝える。全国の中学や高校含め講演、NHK特集、出版等精力的に活動。
Amazon商品ページを作りこめば広告をかけずに売れる
次です。「Amazon商品ページ作成について重要なポイントを教えていただけないでしょうか?」ということですが、いかがでしょう。
とにかくサジェストキーワード、タイトル、仕様文を入れまくることですね。
ありがとうございます。Amazon関連の質問、続けていきましょう。「AmazonFBAにて中国輸入商品の販売を始めて3週間ほど経ちましたが、商品が売れません。日々、商品タイトルや検索キーワード、商品画面の見直しをしていますが、セッション数が少し上がるだけで、検索結果も殆ど5ページ目以降です。テスト販売商品ですが、広告も考えた方が良いでしょうか?」
まずは類似商品が少なければ、商品ページを作り込んでいれば広告はかける必要ないです。
広告の部分、大事ですね。
僕が思ったのは5ページ以降に表示されるってところなんですけど、中国輸入でリサーチしている段階で類似品が少ないものを選ぶことで、そもそも5ページ以降には絶対に来ないんですよ。必ず1ページ目に来てもいいって言えます。僕がリサーチしている商品は全部1ページ目に来ています。それは、類似品が少ないからです。なので、そこのリサーチができていないっていう点が大きいかな。
ありがとうございます。ページを直接見せていただけたりするとピンポイントで具体的なアドバイスができるので、ちょっともどかしいですが、リサーチ方法が根本的に間違っている可能性が高いですね。根本から商品リサーチ方法を確認していただくのが良いと思います。
リサーチはほんとに大事ですよ。
あと、サンプルの時から広告頼りでは、そのサンプルがもし売れたとしても、その後の仕入れでもずっと広告に頼らなければいけないという話になります。そんな広告ありきの商品を増やすと広告費が馬鹿にならないので、利益が取れなくなっていきます。広告がなくても売れる商品を開拓する必要がありますね。
そう思います。
富所さんもスクールやコミュニティに属して正しい方法を学んで来ているのですが、このあたりもCiLEL(シーレル)さんで教えてますね。
それはいいですね。
CiLEL(シーレル)さんには、2ヶ月でAmazon新規ページをゼロから作って販売していく講座があります。目標は、富所さんがおっしゃったように、ライバルの少ない商品を広告費をかけずに売れるようにするところ。こちらも気になる方はmanable(マナベル)講師の辻さんに問い合わせてみてください。
しかるべきタイミングで融資を受ける
次いきます。「資金が少ないのですが、最初は融資など利用されていましたか?その辺の知見が少ないのと、リスクがとれないのとで、少ない資金でしか回せておりませんが、最初どのようにされていましたか?」と、いただいております。
まず、僕は大学を辞めて親に大反対されていました。バイトをしながら小さなお金で仕入れを始めた感じだったんですけど、それを親が見ていて、100万円くらい貸してくれました。その100万を全部、仕入れ資金に回したんですよね。
親御さんが援助してくださったんですね。
はい。それで、大体仕入れが100万円ですと売り上げが100万円くらい上がります。 売り上げが100万円上がって仕入れ資金が0円になって、信用金庫に行きました。信用金庫で中国輸入ビジネスの100万円の実績、ビジネスの構造などを全て伝えました。大体売り上げ100万だったら100万円のお金が借りられます。売り上げ300万だったら300万円くらいです。
どこかのタイミングで融資を受けるのは、ビジネスの拡大には必要ですね。
そう思います。僕は信用金庫で100万円を借り、さらに売り上げを伸ばし300万円まで上げました。そこからまた信用金庫で300万円借りました。その300万円借りたお金で、一気に売り上げを1,000万円くらいまで上げることができました。
ありがとうございます!資金繰りはとても重要だと思います。
売り上げを飛躍的に伸ばしたのは融資とリサーチ
では、次の質問です。「売り上げが飛躍的に伸びたきっかけとなった印象的な出来事はありましたか?」
さきほどの話と重なりますが、間違いなく融資ですね。お金があればあるほどパワーがあるので。あとはリサーチの条件見直しですね。その2つが売り上げが上がったきっかけです。
そうですね。売り上げが上がるのに多くの方に共通している壁と言いますか、越えるべきひとつのステップが在庫を積んだ時ですね。みんな怖いんですよね。在庫が売れ残ったらどうしようって。最初のうちは、ギリギリ売れ残らないくらい仕入れて、売り切れたら販売できなくなる。これだと売り上げが止まるわけですよ。ここを、どのタイミングで、在庫を積むことができるか。ここができれば売り上げがドカっと上がりますね。
売り上げが伸びない時に変えたのはリサーチ
次の質問です。「売り上げの伸びが鈍化した時はありましたか?またその時はどのように乗り切れましたか?」とのことです。
鈍化したことありますね。それはリサーチの条件があまり精度が良くなかった時です。
さすが、原因分析ができている。
ありがとうございます。リサーチの精度が良くなかったので、リサーチの質を上げました。質を上げる前は10商品仕入れたら3、4商品しかヒットしなかったんですね。なので7、8商品はヒットしてリピート発注できるように、リサーチの条件をもっと厳しくしました。そうすることによって売り上げの鈍化を乗り越えました。
リサーチの基準を厳しくというのは、どういうことでしょうか。具体的にはどの数字をどう変えるかなど、教えていただけますか?
そうですね、例えば今までは月の売り上げが1商品2万円以上と決めていたものを、月の売り上げが、1商品4万円以上で探したり。レビューが20個以下で探したり。言ってもそれくらいです。ちょっと変えただけで結果が変わります。
ちょっと変えるだけで結果が変わったんですね。
はい。特に、売り上げ条件を上げることと、類似品が少ない商品を選ぶ、商品レビューが少ないっていうのは結構大事だと思います。
もっと厳しい条件にしたかったらレビュー15以下で探すなどとしていくんですね。
はい、そうです。
結果を出したいなら一点集中
ちなみにどのくらいの時に売り上げが鈍化したんですか?
月商500万円の時ですね。
まあ、あの頃はバイナリーとか他にもビジネスに興味持って勉強していたもんね。ちょっとブレてたのかな。
そうですね、色々中途半端な時期がありましたね…。やっぱり中国輸入を毎日やってると飽きちゃうんですよ。そういう時期もありました。半年間くらい、さまよってましたね。
ですが、富所さんは勇気ある撤退をしましたね。中途半端に手を出していた他のビジネスをやめて、中国輸入に注力し月商1,000万円を超えられた。やっぱり何かで結果を大きく出したい時は、一点集中が大事ですね。
結局のところ、そうなんだと思います。
結果を出さない人って、「リスクヘッジのためにビジネスを二つ同時に学びます」とか言ったりします。でも、そういう人は皆消えていきます。二足のワラジは、使える時間は二分の一になる。だけど覚えることは2倍になる。ビジネスの難易度が単純に増すことに直結するんですよ。たった一つのビジネスすら結果が出せていない時に、二つのビジネスで結果を得ようと思うことが、とてつもなく遠回りしているということです。ダブルワーク、トリプルワークにしていくと高難度になるので、まず一つ、結果を出してから次に行ったら良いなと思います。
誰よりも挑戦して、初めて成功した中国輸入
次です。「継続するためのコツ、ビジネスを行う上でご自身で決めている約束事など、今後の目標も教えてください。」これは私も聞きたいですね。
う〜ん、あんまりない…。あの、僕目標とか一応あるんですけど、それよりもやはり人生今まで失敗してきてばっかりなんで…。大学受験、高校受験もそうなんですけど、いろんなことに挑戦して失敗してきたんですよ。でも、挑戦したい性格なので。地元の友達からも、地元で一番失敗したやつみたいに言われたりします。同窓会とかいくとそんな感じですよ。
すごいな、地元で誰よりも失敗していたということは、地元でみんなが出来ることしかしていない中、誰よりも出来るかわからないことに挑戦していたってことだよね。
挑戦した数は間違いなく自分がダントツですね。
いや〜すごいな!高校とか大学とかだけでなく、普段から挑戦してきたんですね。
浪人中はLINE、Twitter、Instagramなど、一切シャットアウトしていて友達との交流などもありませんでした。
それはストイックすぎて、これを読んでいる人に共感されづらいですね。(笑)
なんで、こんなにやってんのに失敗するんだろうなって思ってました。でも、鈴木さんと出会って、中国輸入に挑戦して、初めて自分の中で成功と言えることができたんです。人生で成功と言えるのは、中国輸入が初めてです。
いいですね、すごくいい。
今までの失敗が悔しくて、そのコンプレックスがバネになって「見返してやろう」と頑張れたことが大きいですね。これからももっともっと飛躍して、周りの人を抜かしてやろうという気持ちが一番です。
ワクワクしてる!
はい!ワクワクしてますね!
原動力は「見返したい」という気持ち
富所さんはワクワクしてるけど、多分この質問をくれた人はまだそんなに売り上げていなく、ワクワクしていないんじゃないかと思います。継続するコツについて考えて質問するくらいだから、この人は途中で辞める可能性も考えているわけです。
確かに。
富所さんくらい稼げたら辞めることもないかなと思いますが、富所さんが始めたばっかりの頃ってどうだったんですか?
僕は中国輸入を辞めようと思ったことは一回もないですね。
やっぱりね。ほんと成功者の人たちって、なんで稼げたかって聞くと、多くの方がいうのが「決断」なんですよ。「決めて断つ」ってことで。だから、継続するためのコツとか、テンションモチベーションとかじゃなくて、この仕事以外全部捨ててるから。
そうかもしれないです。
辞めるとか考えすらしないという境地に入っちゃってんだよね。だからコツとか聞かれても困るという…。なんでこれからビジネスを始めるのに、辞める状況を同時に考えているのかって話です。
僕で言えば、「コンプレックスがあり見返したい」という気持ちだけです。
それ最高だな。俺もそうだよ。リストラされてこの業界に入っているから。下克上の精神、最高です。今さ、自分で決めてる約束事とかはあるんですか?
約束事ですか。一応、20代のうちに年収1億円です。
いいですね!それはステップの先に誰にでも存在するものなので、頑張ってください。
ありがとうございます!
「副業」という考え方を捨てる
みなさんもこのビジネスをされるのであれば、副業という考え方をしない方がいいです。「副業だから時間が空いてたらやろう」みたいに考えると、富所さんみたいには稼げないから。最短で稼ぎたかったら本業と考えてみてください。本業と考えた方があなたの収入は上がりやすくなりますよ。今も本業はあるけど、これから習うビジネスも本業なんです。
それはそう思いますね。副業とかじゃない。
だから、本業で9時間働いたなら、帰宅後このビジネスも本業なので9時間やる。これは極端だけど、「本業と同じ時間だけやる」と決めているような方は稀にいて、当たり前のようにそういう人は稼ぎますね。
そういう方、いらっしゃいますね。
どっちも本業なんですよ。中国輸入で稼いでいきたいんであればね。だから富所さんも、このビジネスを最初から本業と考えて始めたということですね。
はい、そうですね。
ちなみに富所さんは出会った最初から印象深くすごい子だなと思ったものですが、とあるビジネス書を富所さんが読んで、その中に私が紹介されていて、その情報から、直接私の携帯に電話して来られたんですよ。それがファーストコンタクトです。
そうでした。
書籍が10万部出版されていたとしても、その本の中の人に直接連絡しようとする人なんて本当にいないですよ。これを読んでいるあなたも本に載っている人に電話したことなんてないと思うんですよ。富所さんは、本を読んで、登場人物に電話をした。そっからしてもおかしいんですよ。
おかしいですね。(笑)
でも、そういうのって、いいと思います。色々な成功者の方もみんな生きてるんで、別に、怖がらずにコンタクト取ってみてもいいんじゃないかと。迷惑かけちゃいけないですけど「本読みました」「すごいですね」「稼ぎたいです」とか電話しても、それだけで迷惑ということはないですよ。逆にわざわざ電話してくるなんて嬉しいと、私は思います。連絡しちゃってみてもいいんじゃないかな〜と思いますね。誰もがやりませんが、誰でも出来ることです。
そうそう、誰でもできますよ。
富所さんはパイロットになりたかった。なれなかったけど。でも、人生ジェット機のように今まさに飛んでるっていうか、もはや自分自身でフライトしてるよね。
あはは、ありがとうございます!お陰様です。
ありがとうございます!あっという間のお時間でした。これからのご活躍も楽しみにしています!
<鈴木正行のひとことメモ>
富所さんが成功しているヒケツは、何と言ってもコンプレックスを見返したいという想い。私もリストラされてこの業界に来ましたが、下克上は人生を変えるエネルギーがある。これを読んでいるあなたがどのように辛い状況でも変えることができます。そうしてきた人たちを私はたくさんみてきました。状況のせいにして諦めたらそこで終わり。いつだって奇跡は起こせることを富所さんとの対談で感じていただけたら幸いです。楽しんで挑戦しましょう!