『勝ち残るAmazonセラーが語る“成功のヒケツ”』は、CiLELが会員様限定でお届けしている特別対談企画です。
EC市場規模が拡大する反面、新たなプレイヤーも増加し、競争が激しさを増す一方の中国輸入Amazon販売。
新人プレイヤーはもとより、ベテランプレイヤーでさえ油断するとすぐシェアを奪われてしまう…。
現在の中国輸入Amazon販売は、過酷な生存競争の真っただ中であるといっても過言ではありません。
そんな中でも実績を出し続けるAmazonセラーをゲストに迎え、「今」知りたいリアルな話を、CiLEL会員様へお届けしています。
今回ゲストとしてご登壇いただいたのは、Amazon販売を始めて4ヶ月で月商50万円を達成した若手実力派セラーさん。
夜勤ありのお仕事をしながら、どんどん成果を出している方です。
市場が飽和状態とも言われている中国輸入×Amazon販売ですが、
今でもスピーディーにビジネスを拡大させているセラーさんはいらっしゃいます。
「今」中国輸入をやりたい方にピッタリの内容です。
ぜひ、楽しみながら最後までお読みください。
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2022年夏に中国輸入ビジネスを始めて、4ヶ月で月商50万円を達成した新人若手セラー。
CiLEL主催のAmazon販売講座「manable+」（マナベルプラス）を修了。
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CiLELセミナー講師。元銀行員。
CiLELを運営するファーストトレード株式会社入社後は総務部（経理・総務・法務）を担当したのち、セミナー運営・講師、補助金/助成金取得サポートを担当。行政書士、日商簿記検定2級、貸金業取扱主任者、販売士2級、ITパスポート等の資格を保持し、自身も副業で不動産事業と物販事業をおこなっている。 理論と実践に基づいた、わかりやすい講義が人気。画像を工夫して売り上げ月30万円
では次の質問です。これも結構多いですよね。「画像は外注していますか？それとも自分で作っていますか？」です。画像については、Aさんはどうされてらっしゃるんですか？
これはもう、自分で全部作ってますね。manable+（マナベルプラス）講座を受講した時に、商品ページは「まずは自分で作ってやってみよう」っていうのを教えてもらったので。やっぱ外注したらお金もかかりますし。あとは商品画像の構成のコツですかね。
そうですね、お願いします。
色を統一するとか、そういうのがいろいろあったと思うんですけど、そういうのを色々教えてもらいつつ、自分で作って今も使ってる。今もそれで売ってるって感じですね。
さきほどバッグが売れているって話がありましたが、それも自分で用意されているんですね。
全部自分でやってますね。クオリティはだいぶ低いと思うんですけど。
とてもすごいですよ。自分で作ったもので200個売れたら、たまらないですね。画像はアリババですか？
そうですね、アリババ画像を引っ張ってきて、背景を白抜きしてます。こういうスマホケースだったら女性向けっていうか。若い女性が結構好むようなデザインだと思うんで、そういう方に向けた色使いっていうか、そういうのを自分でちょっと考えてつくってます。
ターゲットとかニーズとかを考えてらっしゃるんですね。
そうですね。リサーチする上でトレンドを見ていくっていうのも面白いです。あと、自分が実際に工夫してこの商品を作ったってわけじゃないんですけど、テキストで「自分で工夫しました」っていう風にしてますね。
痒いところに手が届く感じですね。実際の商品がどんなものか、良く伝わりますね。
そうですね。一回サンプルを仕入れてみて、ここはこうだな、じゃあこうしよう、説明文をこう書こう、みたいな感じでやってますね。
ほかに工夫されてることはありますか？
統一感を出すのに背景の色を揃えるとか、ですかね。色のバリエーションがあるものは、最後の画像でバリエーションを紹介したりします。いくつかあると気分によって使い分けたりできますから。合わせて複数購入される方もいらっしゃいます。
まずトップの画像を見てもらって、その次にちょっと機能的な売りですね。機能的な売りが2〜4枚目で、そして最後に色のバリエーション。いやーポチっちゃいますね。これは画像のところでセッションを集めるっていう前提にはなりますけれど、画像だけでマーケティングしていくというか。今の若い方は特に商品説明とか読まないんですよね。
そうですね。
画像を見て、これなんとなくいいかも、お値段もこれだし、ポチみたいな。そういう感覚ですかね。
そういうのが多いと思います。
いやぁ、素晴らしい。勉強になります。ありがとうございます。画像は外注するっていうパターンもあります。これで一番売れてる時はあのスマホケースどのくらい売れましたか？
30万円くらいだと思いますね。
実際、さきほど見せていただいた画像で30万円売れるということです。
そうですね、売れましたね。
最初は赤字でも広告をかけていた
ありがとうございます。じゃあ次ですね。これも気になる方は多いと思うんですけれど、「Amazon販売では、広告とかクーポンなどは利用されていますか？」という質問です。
そうですね、広告は使ってますね。
これって確か、manable+（マナベルプラス）講座の面談のときに僕は「最初は広告まで出さなくていい」って言いましたが、広告かけてましたよね。
あれはもう自分の中で「広告をかけないと売れない」「商品って売れないもの」っていう先入観があったんですよ。なので、講座で広告かけないでって言われた時は「何を言ってんだ」って思って。（笑）
あはは、そうでしたか。（笑）
これはちょっと信じられないなって妙に自分の中で思い込んでいたんですね。ですので、広告には6万円ぐらい使いましたかね。
めっちゃ使ってました。商品ページの個別添削で拝見した時に、なんで広告使ってるのかなって。
もう、言ってることが信じられなくて。
確か広告に6万かけてらっしゃって、売り上げが3〜4万円程度で赤字でしたよね。クリック単価が高かったんですよね。
そうなんですよね。なので、そこで個別セッションやってもらった時にアドバイスもらって。で、結局アドバイス通りにやりました。広告の正しいかけ方っていうのを教えてもらって、今もその広告のかけ方を使ってやってます。
ありがとうございます。これから始める方へ、ですけど、スタートダッシュは広告いらないです。広告に頼らず確実に売れるページを目指しましょうね、と。Aさん、広告の画面も拝見することはできますか？
もちろんです。画面共有します。
ありがとうございます。基本的にまず見ていただきたいのが広告費です。ざっくり計算すると売り上げに対して1%未満、0.5%。これ、めちゃめちゃ優秀です。
ありがとうございます。
弊社のお客様からたまに聞く話ですけど、「売上100万円いきました」ってご報告をいただいて「すごいですね！」って話を聞いてたら「広告費50万使いました」みたいな。そういう方もたまにいらっしゃるので、非常にこの広告のかけ方は優秀です。Aさんのメインはスポンサープロダクト広告ですね。
こっちが商標登録してないと使えないんです。
そうですね。Amazonブランド登録をされて。
ですよね。動画広告なんで。ほぼメインがこっちの広告ですね。1日1,000円。1日300円とかでもいいと思うんですけど、売品数も多くなったし、1日に売れる量も多くなったので、今1日1,000円でかけてます。
ワンクリック単価は10円ですか。
10円ですね。最低の。
これはもう完全に、アドバイスさせていただいたものを今もオートでされていますね。
もう完全オートで10円です。
広告はきちんとキーワードを入れて効率よく
皆さん、広告っていうところだけに目が行きがちになっちゃうんですけど、Aさんがベースでちゃんと守っていただいてるのがキーワード。それぞれのページに対してバリエーションを組んで、それぞれのASIN（エーシン）に対してきちんとキーワードを入れていただいてます。で、このキーワードを入れていただいているから、広告をかけてちゃんとセッションが取れて、さらに相乗効果で売り上げが上がるんですね。
ですね。
特に何もせずに広告をかけてるだけだと、ダラダラ広告をかけるだけ、広告費を失うだけになっちゃいます。また、オートで取ってきたキーワードの中には、効果があるキーワード、効果がないキーワード、っていうのがあるので、それを商品カタログとかキーワードに入れることにより効率化しやすくなります。
なるほど、そうですよね。
この広告についてはオートで10円でやってらっしゃるということですが、クーポンのところはどうですか？
クーポンはまだ使ったことないですね。
サイバーマンデーとか、Amazonはやっぱり年末にグッと人が集まってくる感じになると思いますので、その時にクーポンを使うと良いですね。グッと注目度が集まって買われる時にクーポンをご活用いただくと、よりセッションが上がっていくかと思います。
なるほど。
これからされる時、ぜひ。
キーワードは売り上げに直結するので根気よく選ぶ
では次いきましょう。「キーワード選びはどのようにされていますか？」という質問ですね。このキーワードってね、お悩みの方が多いと思うんですよ。Aさんは、どのように選ばれてますか？
キーワードは、そうですね。やっぱめちゃめちゃ重要ですね。manable+（マナベルプラス）講座でキーワードの選び方を教えてもらえるじゃないですか。それを教えてもらった通りに、もうそれを忠実にっていうか、あの時のExcelをいまだに活用しつつやってます。
Aさんはバリエーションも多いから大変ですよね。
いや、めちゃめちゃ大変です。めちゃめちゃ大変ですけど、何とかね、耐えてずっと探して、キーワードを選んでます。
やっぱり売り上げに直結しますからね。
そうですね。やっぱりキーワードは売り上げに直に反映されてるっていうか。そういう気がしますね。
やっぱりキーワードは大事ですね。バックってちなみに今、バリエーションいくつですか？
バックは今、2バリエーションです。カラーで2つだけですね。
いいですね。できればもうちょっとバリエーションを増やしてもっともっとセッションを取っていきたいですね。
そうですね。ありがとうございます。
目標は月商1,000万円！アパレルでリベンジしたい
最後です。「今後の目標を教えてください」という質問ですね。ふわっとしたご質問なんで、具体的に聞きましょうか。まず売り上げですが、向こう1年ぐらいでどれぐらいになってたいなと思われますか？
1,000万円ですね。
1,000万円！月商で1,000万円ですね！
やっぱ夢を大きく、1,000万円目指して頑張りたいなって思ってますね。
月商ベースで1,000万といえば、もう法人になっていきたいですね。
そうですね、法人化したいですね。本業しつつだと、本業で忙しい時とかやっぱ大変な時があるじゃないですか。精神的にも辛い時があるので、やっぱりいつかは独立して法人化してやりたいな、社長になりたいなっていう気持ちはありますね。
なるほど。いかに売り上げを上げるかと、キャッシュを残していくかが大事ですね。法人化でいろんな節税対策をしてキャッシュを残していくっていう方法が非常に便利です。
はい。
極端にやりすぎると怒られますけど、経費にするみたいなね。減価償却で全部経費っていうこともできますので。
もちろんです。また、教えていただきながらやっていきたいです。
あと、商材とかどうですか？これから何かしていこうとか、思ってらっしゃいますか？何かジャンルとか、例えばOEMしたいとか、ここをいっぱい持っていきたいな、みたいな。
そうですね。やっぱ自分、元々アパレルを選んで失敗した過去があるので。リベンジしたいというか。もう一回洋服売って売り上げ作りたいなっていう気持ちはありますね。
うん、特にアパレルってタグ付けるだけでブランド化できますので、やっぱりここにも相性いいですしね。
確かに。
モデルもされてますもんね。
そうなんですよ。自分でモデルもやったりして。自分でShopifyでサイト作った時は、例えば商品のTシャツを自分が着て、何かポーズを決めたりして。
凄くいいっすね、それで様になるのがスゴいですよ。
いや、様になってたかどうか分からないですけど。自分的にはイケてたんじゃないかなって。
いや、社長兼オーナー兼モデルってすごい強い。最強の差別化ですね。
そうですね、やっぱ差別化していこうと。自分が独学で勉強してた時はYouTubeとか言われてたので、自分がもうモデルになるしかないだろうと思ってやってたんですけど…まだ売れなかったですね。
でも、もう今のAmazonなら多分いけるのでは。これは強いですね。
そうですね、今だったら売れるかもしれないです。
楽しみですね！
中国輸入ビジネスで大事なのは諦めないこと
いただいているご質問については以上になります。Aさん、今日はたくさんお話しいただきましたが、中国輸入ビジネスを始めてからこれまでで「これが一番ポイントだったな」って思うのは何ですか？
やっぱり諦めないことですかね。まあマインド的な問題でもありますけど、諦めないこと。自分は元々Shopifyでサイト作って始めたんですけど、最初の半年ぐらいはもう失敗だらけっていう。辛かったです。
最初は特に辛いですよね。
辛いですね。稼ぎはないけど、自分の貯金だけなくなっていって。
そうですよね。
何のためにやってるんだろうって思ったことはあります。だけど、諦めずに。あとは何だろう。やっぱ自分のやりたいことっていうか、そういうのを明確にするっていうのが大事かもしれない。
やりたいことを明確にする。
自分であれば欲しい車があるとか。それが明確な目標だったんです。やっぱみんな人それぞれ、そういうのってあると思うんで。「いつまでに欲しい」「いつまでに絶対買う」というのを決めたり、みたいな。
いいですね。ちなみにAさんは、いつまでに車を買われる予定ですか？
年内には買いたいですね。
具体的でいいですね！ありがとうございます。ご参加いただいた皆さんも、本日はお時間をいただきまして、ありがとうございました。今日の対談にはいろいろヒントが入っていたと思うので、学びとしてまた物販に取り組んでいただければと思います。Aさん、ありがとうございました。
ありがとうございました。
＜辻知岳のひとことメモ＞
Aさんが成功しているヒケツは、なんといっても「行動力」ですね。
manable+（マナベルプラス）講座での学びを実践し続けていらっしゃり、講師として、とても嬉しく思います。
「行動力」と「正しい方法」が組み合わさったときに結果は出ます。
Aさんのこれからがますます楽しみです！
