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開始半年足らずで月商100万円へ!若手新人セラーの躍進|“成功のヒケツ” CASE8(前編)

『勝ち残るAmazonセラーが語る“成功のヒケツ”』は、CiLELが会員様限定でお届けしている特別対談企画です。

EC市場規模が拡大する反面、新たなプレイヤーも増加し、競争が激しさを増す一方の中国輸入Amazon販売。
新人プレイヤーはもとより、ベテランプレイヤーでさえ油断するとすぐシェアを奪われてしまう…。

現在の中国輸入Amazon販売は、過酷な生存競争の真っただ中であるといっても過言ではありません。

そんな中でも実績を出し続けるAmazonセラーをゲストに迎え、「今」知りたいリアルな話を、CiLEL会員様へお届けしています。

 

今回ゲストとしてご登壇いただいたのは、Amazon販売を始めて4ヶ月で月商50万円を達成した若手実力派セラーさん。
夜勤ありのお仕事をしながら、どんどん成果を出している方です。

市場が飽和状態とも言われている中国輸入×Amazon販売ですが、
今でもスピーディーにビジネスを拡大させているセラーさんはいらっしゃいます。

「今」中国輸入をやりたい方にピッタリの内容です。
ぜひ、楽しみながら最後までお読みください。

ゲストセラー
ゲストセラーA氏
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2022年夏に中国輸入ビジネスを始めて、4ヶ月で月商50万円を達成した新人若手セラー。
CiLEL主催のAmazon販売講座「manable+」(マナベルプラス)を修了。

一般企業で夜勤のある仕事をおこないながら、「自分で稼ぐ力を身に着けたい」という思いで、副業で中国輸入ビジネスに取り組んでいる。 社会人2年目の22歳。
インタビュアー
インタビュアー辻 知岳(つじ ともたけ)
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CiLELセミナー講師。元銀行員。

CiLELを運営するファーストトレード株式会社入社後は総務部(経理・総務・法務)を担当したのち、セミナー運営・講師、補助金/助成金取得サポートを担当。行政書士、日商簿記検定2級、貸金業取扱主任者、販売士2級、ITパスポート等の資格を保持し、自身も副業で不動産事業と物販事業をおこなっている。 理論と実践に基づいた、わかりやすい講義が人気。

副業を始めたのは「稼ぐ力」をつけるため

さっそくゲストの方をご紹介させていただきたいと思います。今回は、弊社のAmazon販売2ヶ月集中講座manable+(マナベルプラス)講座を受講いただき、開始4ヶ月で月商50万円まで到達しました若手セラーAさんにご登壇いただきます。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
事前にいただいた質問についてAさんにお答えいただく形で進めてまいります。さっそくひとつめの質問です。「中国輸入販売を始める前は、せどりなどの物販ビジネスを何かやっていたのですか?」というご質問なんですけれど、えっとその前に。まず社会人何年目でいらっしゃるのですか?
自分は今、社会人2年目の22歳です。
僕も何かその頃にちゃんとやっていれば良かった…。今も現役でお勤めでいらっしゃるんですよね?
そうですね、今も本業でサラリーマンをやってます。
そもそも副業を始めようって思われた経緯は何ですか?
そうですね。自分は車が元々ずっと好きでして。数年前から乗りたい車があったんですけど、社会人2年目だと車を買うのも厳しいというか。自分が乗りたいのは500〜600万円ぐらいするようなもので、まあローンも通らないし、通ったとしても月々厳しいかな、と。それなら、もう自分で稼ぐ力を身につけようと思って、物販を始めたっていうのがきっかけですね。
なるほど、ありがとうございます。ご質問に戻って、中国輸入に挑戦される前って、何かされてましたか?副業ですと、せどりに限らず、アフィリエイトとかFXとか、いろんなのがあるじゃないですか。
そうですね、アフィリエイトやFXも聞いたことはあったんですけど、何か先入観でめちゃめちゃ難しそうだなっていうのがあってですね。元々メルカリとかヤフオクでいらなくなったゲームとかは売ったことがあったので。
なるほど。
それなら本格的に物販ビジネスっていうのをやってみようと。一番再現性が高そうだと思いましたから。それで中国輸入ビジネスをやろうという考えになりましたね。

Shopifyで失敗してAmazon販売へ

最初はAmazon販売で考えていなかったですよね。
そうですね。最初はShopify(ショッピファイ)を使って、自分のサイトを持ってました。アパレルのサイトだったんですけど、服を売ってたんですね。まあ広告が結構…。Instagram広告やGoogleにも広告出したりしたんですけど、全く売れず。じゃあ、もうAmazonでやるしかないって思ってAmazonを始めたっていう感じですね。
そうだったんですね。じゃあShopifyで始めて、Amazon販売に入られたということですね。
はい、そうです。
Shopifyとかって自分でページを全部作らなきゃいけないじゃないですか。全部ご自身でされたんですか?
もう全部自分でやりましたね。
すごい!だってめっちゃ大変じゃないですか!そういうお仕事してたってわけでもないですよね。
そうですね。仕事は全く関係のない職種なので、もう1から勉強ですね。
時間はどれくらいかけていましたか?
いや、ほんと1日3時間とか。
お仕事から帰られてから?
そうですね。自分は夜勤というか、夜中の2時とかに仕事が終わったりするんですけど、そっから帰ってきて勉強して、朝5時とか6時ぐらいまでやって寝る…みたいな。2〜3ヶ月ぐらいの間かな。
今、パートナーの方と一緒にお住まいになられてるとお聞きしていますが、パートナーの方は大丈夫でしたか?夜中にパソコンを使って作業されるのは。
最初は反対されましたね。反対されたけど、それでも自分がやるって言ってやり続けて。 いつの間にか、反対されなくなりました。いつの間にか応援に変わっていってる感じでしたね。
素晴らしいですね!見ていて、こう、いつもAさんはとても楽しそうにされていらっしゃるんですよね。皆さんもAさんの人柄って感じてもらってると思うんですけれど、やっぱり楽しくやってらっしゃる方だと、周りも最初反対しても応援してくれるんですよ。私もAさんのファンです。皆さんも、そんな風に周りの環境を持って行っていただければと思います。

相乗りはせず、新規カタログ作成でAmazon販売

では次の質問です。「販売方法はAmazonの相乗りですか?新規カタログ作成ですか?」っていう形でいただいてるんですけど、Aさんはどちらですか?
自分は新規カタログ作成ですね。
相乗りも検討されたことはありますか?
ないですね。
相乗りされないというのは、どんなお考えで?
相乗りってこう、いろんな人が同じカタログページに出品するわけで、価格競争が起きやすいですから。
当然、そうですね。
この人が安くしたから、この人から買われて、自分からは買われないってことになると思うんで。自分がさらに相手よりも安くしたら、相手もさらに値下げする。そうしたら自分も…という繰り返しです。そうなればどうしてもね。利益としても低くなるし。やっぱり自分で1から商品ページを作る方がいいかなって思って、新規カタログ作成でやってますね。
ありがとうございます。CiLEL(シーレル)のお客様からも聞くのは、相乗りは一時的に手っ取り早く売り上げ作るにはいいんですけど、おっしゃったとおり利益が上がり出すと、結構嫌がらせもあるんですよね。相乗りした先のページから注文がドカッと入ったと思ったら、コンビニで止められてて、結局取りに来なくて戻ってくるとか。嫌がらせのメールが届くこともありますね。Aさんは新規カタログってことですが、Amazon販売って最初は結構大変だったでしょう?
そうですね。
1日、どれくらいやってました?
これもやっぱ1日に2〜3時間ぐらいやってましたね。manable+(マナベルプラス)講座で、いろいろと出品の仕方とかを全部教えてもらったんで。受講中は、なかなか自分はzoomセミナーにはライブで参加できなくて。
そうそう、お仕事とかでね。
帰ってきたら録画版を見つつ、メモを取りつつ、実践するみたいな感じでやってましたね。
いや〜当時はおつかれさまでした。
ありがとうございます。

とにかく売れるものを片っ端から売る

次は商品ジャンルのご質問です。「扱ってる商品はアパレルと雑貨どちらですか?出品数はどれくらいですか?また、商品カテゴリーは絞っていますか?」ということです。ひとつひとつ確認していこうと思うんですけれど、まず、扱ってる商品はアパレルと雑貨どちらですか?
今、自分は「どっちも」っていう状況です。バッグとか、雑貨でいえばスマホのケースだったり、とりあえずもう売れそうなものを見つけたら、片っ端から売ってくみたいな。そんな感じのスタイルでやってますね。
アパレルも雑貨も扱っていて、商品カテゴリーは絞っていないってことですよね。それが良いと思います。何か最初のうちってね、どうしても自分の興味あるものに絞りがちになることが多いんですが、そうすると広がらないんですよね。
そうですね。
出品数ですが、今のSKU、親でいうとSKUでいくつぐらいですか?
今で大体10商品ぐらいですね。
今回はAさんに、特別にセラーセントラルの画面を一部見せていただけるようにお願いしておりますので、この10商品ぐらいで売り上げの伸びとか、そういうところを拝見させていただきたいと思います。Aさん、画面共有お願いできますか。
この場限り、ということで。画面共有します。
これですね、Amazonの「売上ダッシュボード」ですね。5月ごろ始められて、6月にちょっと売り上げたっていう。そして7月から大きくきてますね!この垂直立ち上げ度合いがエグいですね。
そうですね。7月にmanable+(マナベルプラス)講座を受講して、8月から本格的に売り始めたっていう感じです。
9月にガツッと下がっているのはどういうことなんですか?
これはもう在庫切れですね。完全に。
想像以上に売れちゃったっていう。
そうなんですよね。もう納品が間に合わなくて。で、在庫切れ起こして、10月に追加して。
その上がり方もエグイ。
そういう感じですね。
今、実際のところ売り上げはどれくらいですか?
70万円くらいですね。
今も残り、まだ1週間、10日間程度ありますから。これからもガツッと売れるでしょうし、今月の売り上げはどれぐらい行きそうですか?
今月は100万円行くか行かないかのラインかなって感じですね。今1日で3〜4万円ぐらいの売り上げがあって。まあ計算上は100万円ちょうどになるかなーぐらいですね。100万目指したいなっていう感じです。
いいですね!

利益率の高い商品を残すことで効率良く稼ぐ

ありがとうございます。皆さんに特に注目していただきたいのが売り上げの傾きなんですね。特に10月から11月の、この商品点数って比較的緩やかじゃないですか。これが10月から11月は傾きが上になってるっていうことは、平均単価が上がってるっていうことなんですね。より効率良く稼げてるって感じなんです。
はい。
これ、どういう風にされたんですか?何か見直しとかされましたか?
10月までは、もう何でもとりあえず売れそうなものをやってたんですけど。1から計算した時に、この商品って思ったより売り上げ取れてないな、と。やっぱサイズ大きくて、国際送料とかの問題あって。
なるほど。
思ったより売れてはいるけど利益を取れてないなっていう商品は、そのまま在庫全部売っていって。そこで切っちゃったりした商品があったので、11月は利益率の高い商品が残って平均的に上がったんじゃないかなと思います。
ありがとうございます。利幅の高い理由は、利益を取れない商品を外されたってことですね。
そうですね。
どっちかというと、ちょっと売り上げがあって伸びてると利益っていうのは後回しになりがちなんですけど、10月、11月はだいぶ利益も残ってるっていう感じですね。これで今現在も、入れ替えもあって10商品くらいなんですね。
そうですね、だいたい10商品です。
ありがとうございます。皆さん、いかがでしたでしょうか。商品をただ増やせばいいっていうものでもなくて、ある程度は並べながら、Aさんくらいのポジションになってきますと、多少なりとも商品の入れ替えを行っていきます。どんどんSKUを増やせばいいっていうものではなくて、売れる商品を残しつつ、SKUを増やす時にダメな商品は切って絞る。これを繰り返しながら、売り上げを伸ばしつつ利益を確保していくっていう方法が大事になります。

売り上げの柱となる商品を次々出していく

ちなみに、やっぱり売り上げってそれぞれ幅がありますね。10商品まんべんなく売れてるわけではないと思います。最初の頃、スマホケースが結構ヒットしたなってイメージだったんですけど、今スマホケースはどうですか?
スマホケース、そうですね。最初、8月とか9月頃はスマホケースが一番売れてたんですけど、今はスマホケースがそこまで目立ったような売り上げではなくて。今は新しくバッグを出したんですけど、バッグがすごい。爆発的に売れてます。11月の実績ですけど、11月で今はだいたい200個売れています。
200ですか!
そうですね。今だいたい20日で200個なので、1日10個。
売れ方がすごい、爆発している。
売り上げの大半をバッグが占めているって言っても過言ではないかなっていうぐらい。
売り上げが高いお客様の中でも、一つの商品でただひたすら稼ぎ続けられる1本足打法のお客様もいらっしゃるんですけど、次のエースが揃ってきてるってのは素晴らしいですね。そういうところも意識して商品リサーチされてらっしゃるのですか?
そうですね。うん、やっぱり次から次に出さないと何か自分的にも焦るっていうか、この1商品だけでやってていいのかな、というか。ちょっと怖さがあるんで、売れる商品を何商品か作って、どれか一つが売れなくなっても、他の商品で利益を出してカバーできるっていう状態を作りたいので。
素晴らしいですね。何本も柱があると、それはすごく強くなりますからね。うん、素晴らしい。ありがとうございます。

ブランド登録をしなくても新規出品はできる

では次の質問にまいります。「ブランド登録無しでも、競合他社からの商標権などの権利違反とかの嫌がらせはないですか?」っていうことですが、Aさんは最初の頃からもう商標はお持ちでいらっしゃいましたよね。
そうですね。最初にShopifyでアパレルブランド、服を売り始めた時に商標を取ったんですよね。ネットで勉強してると、商標は絶対に取っておいた方がいいっていう風に結構言われてたので、それなら先に取っちゃおうって思って取りました。
取っちゃおうって思ったっていうのはすごいですね。ありがとうございます。ご質問者さんの意図に沿うかわからないですが、大事なところなのでキチっとお話をさせていただくんですけれど、基本的に、商標を取得しているロゴが入っているページに、そのロゴが入っていない商品で相乗りしてしまうと、知的財産権の侵害となってしまって、アカウントに悪影響を与える可能性が高いです。ただ、あくまでもAmazonで新規出品をしていくという目的だけで考えれば、商標ブランド登録は必須ではありません。
そうですね。
きちんと「ノーブランド」っていうカテゴリで新規ページを作って販売ができます。もちろんAさんみたいに、すでに商品をお持ちの方は商標を取っておくに越したことはないんですけれど、別になくても、きちんと売り上げを立てていくことは可能です。

<辻知岳のひとことメモ>

Aさんは最初から商標を取り、新規カタログ作成でAmazon販売を始められました。
ノーブランドでも新規カタログ作成はできるので、「相乗りで疲弊したくない」という方はぜひ参考にしてくださいね。
後編では商品画像や広告のお話を聞いています!お楽しみに!

【後編を見る】